LocalBusinessの構造化データの書き方|業種別のコピペ用コードと、473サイトで足りなかった項目
公開日: / 更新日: / カテゴリ: 構造化データ / 執筆: エラバレル

「構造化データを入れたほうがいいと言われたけれど、何を書けばいいのか分からない」「SEOプラグインを入れたから、もう入っているはず」。店や事務所のホームページを持つ方から、こうした声をよく聞きます。
先に結論をお伝えします。LocalBusiness(ローカルビジネス)の構造化データは、店や事務所の名前・住所・電話番号・営業時間などを、GoogleやAIが間違いなく読み取れる書式で伝えるためのコードです。書き方はシンプルで、JSON-LDという形式で、名前(name)と住所(address)を必ず、電話番号・営業時間・URL・説明文・公式SNSのリンクをできるだけ入れる、が基本です。
選ばれるAI診断が、税理士事務所・整体院・工務店・歯科医院・クリニックの公式サイト473件を調べたところ、運営者の情報が十分にそろっていたのは12%だけでした。多くのサイトは、名称とURLしか入っていない状態でした。
この記事では、書き方と設置方法を一通り説明したうえで、業種ごとにそのまま使えるコードを載せます。あわせて、473件で「実際にどの項目が足りていなかったか」もお伝えします。
この記事でわかること
- LocalBusinessの構造化データとは何か、入れると何が変わるか
- 473サイトで足りていなかった項目と、その原因
- 必須の項目・入れたい項目と、業種に合った型の選び方
- 税理士・整体院・工務店・歯科医院のコピペ用コード
- WordPress・Wix・手作りHTMLでの設置方法
- 設置したあとの確認の手順
LocalBusinessの構造化データとは?
構造化データは、ページの内容を機械向けに整理して伝える書式です。人間はホームページを見れば「これは岐阜市の税理士事務所で、電話番号はこれ」と分かりますが、GoogleやAIにとっては、文章のどこが店名でどこが住所なのかを推測するしかありません。構造化データを入れておくと、その推測が不要になります。
LocalBusinessは、構造化データの語彙(schema.org)の中で「実際の場所を持つ事業」を表す型です。店舗・医院・事務所・サロンなど、地域のお客さんを相手にする事業に使います。
入れると何が変わるか
- Googleが店や事務所の情報を正しく理解しやすくなる。 Googleは「LocalBusinessの構造化データは、営業時間や価格帯などをGoogleが理解するのに役立つ」と説明しています
- AIが「このサイトは誰のものか」を確定しやすくなる。 ChatGPTやGoogleのAIによる概要が回答を作るとき、運営者がはっきりしているサイトは出典として使いやすくなります
- ただし、入れれば必ず検索結果の見た目が変わるわけではない。 地図の枠(ローカル検索)に出る情報は、主にGoogleビジネスプロフィールの登録内容が使われます。構造化データは、ホームページ側の情報をそろえる役割です
Googleビジネスプロフィールとの違い
Googleビジネスプロフィールは、Googleマップや地図の枠に出る店の情報を、Googleの管理画面で登録するものです。LocalBusinessの構造化データは、自分のホームページの中に同じ情報を書いておくものです。両方の名前・住所・電話番号をそろえておくと、GoogleやAIが「同じ店の情報だ」と結びつけやすくなります。ビジネスプロフィールについてはGoogleビジネスプロフィールとAIによる概要の記事で説明しています。

473サイトで、何が足りていなかったか
選ばれるAI診断は、運営者の構造化データに次の6種類の情報がいくつ入っているかを確認しています。AIが「同じ名前の別の店ではなく、確かにこの店だ」と判断する材料になる情報です。
- 名称
- URL
- ロゴまたは画像
- 所在地または連絡先
- 説明文
- 公式SNSなどの外部リンク(sameAs)
2026年9月に、5業種の公式サイト473件のトップページを調べた結果です。
| 状態 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 構造化データがそもそもない | 210件 | 44% |
| 構造化データはあるが、運営者の情報がない | 38件 | 8% |
| 運営者の情報はあるが、6種類のうち4種類以下 | 167件 | 35% |
| 6種類のうち5種類以上そろっている | 58件 | 12% |
十分にそろっていたのは、473件中58件(12%)だけでした。
調査の結果
- 構造化データがそもそもないサイトが44%
- 運営者の構造化データがあっても、住所が入っていたのは42%、電話番号は45%
- 公式SNSなどのリンク(sameAs)が入っていたのは16%
- 6種類のうち5種類以上そろっていたのは12%
- 2026年10月2日に見直した採点基準で22業種2,296件を再診断すると、「運営者の情報が構造化データに十分入っているか」で不足・一部不足となったのは97%(税理士96%、整体院94%、工務店94%、歯科医院92%、クリニック98%)
入っていた項目、入っていなかった項目
運営者の構造化データがあった225件で、項目ごとに見ると、偏りがはっきりしています。
| 項目 | 入っていた割合 |
|---|---|
| 名称(name) | 97% |
| URL(url) | 96% |
| ロゴまたは画像(logo / image) | 55% |
| 電話番号(telephone) | 45% |
| 住所(address) | 42% |
| 説明文(description) | 38% |
| 営業時間(openingHours など) | 26% |
| 地図の座標(geo) | 23% |
| 公式SNSなどのリンク(sameAs) | 16% |
| 対応地域(areaServed) | 8% |
| 価格帯(priceRange) | 7% |

名称とURLはほぼ全部に入っているのに、住所・電話番号は半分以下、公式SNSのリンクは16%しかありませんでした。運営者の構造化データがあるサイトの半数以上は、名称・URL(・ロゴ)の2〜3項目だけでした。
これは、WordPressのSEOプラグインを入れただけの状態によく見られる形です。SEOプラグインは、設定画面で入力した項目しか出力しません。インストールしただけだと、サイト名とURLくらいしか入らないのです。
「プラグインを入れた」と「情報が入っている」は別のこと
SEOプラグインは、設定画面を埋めた分だけしか構造化データを出しません。住所・電話番号・ロゴ・SNSの欄が空のままなら、構造化データも空のままです。まずはプラグインの設定画面を開き、空欄がないか確かめてください。
使われていた型
| 型 | 件数 |
|---|---|
| Organization(一般の組織) | 127 |
| MedicalClinic(診療所) | 29 |
| LocalBusiness | 16 |
| Dentist(歯科) | 13 |
| MedicalBusiness(医療関係の事業) | 6 |
| Person(個人) | 5 |
| AccountingService(会計サービス) | 4 |
地域の店や事務所なのに、半数以上は一般的な Organization を使っていました。Organizationでも間違いではありませんが、LocalBusiness(または業種に合った型)にすると、営業時間や価格帯など店舗向けの項目を使えます。
LocalBusinessの書き方の基本
形式はJSON-LDで
構造化データの書き方には、JSON-LD・Microdata・RDFaの3種類があります。Googleが推奨していて、HTMLの本文に手を入れずに済むJSON-LDを使います。<script type="application/ld+json"> というタグの中に書いて、ページの <head> か <body> に貼ります。
必須の項目と、入れたい項目
| 項目 | 意味 | Googleの扱い | 書き方の例 |
|---|---|---|---|
| name | 店・事務所の名前 | 必須 | "山田税理士事務所" |
| address | 住所 | 必須 | 下のコード参照(PostalAddress) |
| telephone | 電話番号 | 推奨 | "+81-58-000-0000" |
| url | ホームページのURL | 推奨 | "https://example.com/" |
| openingHoursSpecification | 営業時間 | 推奨 | 下のコード参照 |
| geo | 緯度・経度 | 推奨 | 小数点以下5桁以上 |
| priceRange | 価格帯 | 推奨 | "5,000円〜30,000円" |
| image / logo | 写真・ロゴ | — | 画像のURL |
| description | 事業の説明 | — | 何を・誰に・どこで |
| sameAs | 公式SNS・Googleマップなどのリンク | — | URLの一覧 |
| areaServed | 対応地域 | — | "岐阜市" |
Googleの必須は name と address の2つだけですが、AIに運営者を確かめてもらうには、上の表の下半分(説明文・公式SNSのリンク)が効きます。
説明文(description)は、「何を」「誰に」「どこで」を1〜2文で書くのがコツです。宣伝の言葉を並べるより、事実を短く書いたほうが、AIが回答に使いやすくなります。
説明文(description)の文例
〇〇税理士事務所:「岐阜市の税理士事務所。個人事業主と中小企業の確定申告・記帳代行・会社設立を担当。代表は税理士の〇〇〇〇。」
〇〇整体院:「〇〇駅から徒歩3分の整体院。腰痛・肩こりの施術。完全予約制、土日も営業。」
〇〇工務店:「岐阜県の工務店。木造の注文住宅とリフォーム。自社大工による施工。」
避けたい例:「地域No.1の安心と信頼の〇〇です」のように、何の事業か分からない文。
公式SNSのリンク(sameAs)の入れ方はsameAsの書き方の記事、住所の書き方はPostalAddressの記事、営業時間は営業時間の構造化データの記事で、それぞれ詳しく説明しています。
業種に合った型を選ぶ
LocalBusinessには、業種ごとの細かい型があります。合うものがあればそちらを使います。
| 業種 | 使う型 |
|---|---|
| 税理士・会計事務所 | AccountingService |
| 行政書士・司法書士・弁護士 | LegalService |
| 整骨院・接骨院・鍼灸院 | MedicalBusiness |
| 整体院・リラクゼーション | HealthAndBeautyBusiness |
| 歯科医院 | Dentist |
| クリニック・診療所 | MedicalClinic |
| 工務店・リフォーム | HomeAndConstructionBusiness(GeneralContractor) |
| 美容室 | HairSalon |
| エステ・ネイル | BeautySalon / NailSalon |
| 飲食店 | Restaurant |
| 小売店 | Store |
| 合うものがない | LocalBusiness |
迷ったときは、LocalBusinessを使えば間違いではありません。型ごとの違いはLocalBusinessの型の選び方の記事にまとめています。
業種別のコピペ用コード
〇〇 の部分を自分の情報に書き換えて使ってください。入れられない項目(営業時間がないなど)は、その行ごと消します。
税理士事務所
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "AccountingService",
"@id": "https://example.com/#organization",
"name": "〇〇税理士事務所",
"url": "https://example.com/",
"logo": "https://example.com/logo.png",
"image": "https://example.com/office.jpg",
"description": "岐阜市の税理士事務所。個人事業主と中小企業の確定申告・記帳代行・会社設立を担当しています。代表は税理士の〇〇〇〇。",
"telephone": "+81-58-000-0000",
"email": "info@example.com",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"postalCode": "500-0000",
"addressRegion": "岐阜県",
"addressLocality": "岐阜市",
"streetAddress": "〇〇町1-2-3",
"addressCountry": "JP"
},
"openingHoursSpecification": [{
"@type": "OpeningHoursSpecification",
"dayOfWeek": ["Monday", "Tuesday", "Wednesday", "Thursday", "Friday"],
"opens": "09:00",
"closes": "18:00"
}],
"areaServed": ["岐阜市", "各務原市", "大垣市"],
"priceRange": "月額10,000円〜",
"sameAs": [
"https://www.instagram.com/〇〇/",
"https://x.com/〇〇",
"https://www.google.com/maps?cid=〇〇"
]
}
</script>
整体院・整骨院
@type を整骨院なら MedicalBusiness、整体院なら HealthAndBeautyBusiness にします。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "HealthAndBeautyBusiness",
"@id": "https://example.com/#organization",
"name": "〇〇整体院",
"url": "https://example.com/",
"logo": "https://example.com/logo.png",
"image": "https://example.com/salon.jpg",
"description": "〇〇駅から徒歩3分の整体院。腰痛・肩こり・骨盤の歪みの施術。完全予約制、土日も営業。",
"telephone": "+81-58-000-0000",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"postalCode": "500-0000",
"addressRegion": "岐阜県",
"addressLocality": "岐阜市",
"streetAddress": "〇〇町1-2-3 〇〇ビル2階",
"addressCountry": "JP"
},
"geo": {
"@type": "GeoCoordinates",
"latitude": 35.42312,
"longitude": 136.76061
},
"openingHoursSpecification": [
{
"@type": "OpeningHoursSpecification",
"dayOfWeek": ["Monday", "Tuesday", "Thursday", "Friday"],
"opens": "10:00",
"closes": "20:00"
},
{
"@type": "OpeningHoursSpecification",
"dayOfWeek": ["Saturday", "Sunday"],
"opens": "09:00",
"closes": "17:00"
}
],
"priceRange": "初回5,500円〜",
"sameAs": [
"https://www.instagram.com/〇〇/",
"https://page.line.me/〇〇"
]
}
</script>
工務店
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "HomeAndConstructionBusiness",
"@id": "https://example.com/#organization",
"name": "株式会社〇〇工務店",
"url": "https://example.com/",
"logo": "https://example.com/logo.png",
"description": "岐阜県で創業40年の工務店。木造の注文住宅とリフォーム。年間〇棟、自社大工による施工。",
"telephone": "+81-58-000-0000",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"postalCode": "500-0000",
"addressRegion": "岐阜県",
"addressLocality": "岐阜市",
"streetAddress": "〇〇町1-2-3",
"addressCountry": "JP"
},
"areaServed": ["岐阜市", "各務原市", "羽島市", "本巣市"],
"foundingDate": "1985",
"sameAs": [
"https://www.instagram.com/〇〇/",
"https://www.youtube.com/@〇〇"
]
}
</script>
歯科医院・クリニック
@type を歯科なら Dentist、内科・皮膚科などなら MedicalClinic にします。休診日がある場合は、診療する曜日だけを書きます。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Dentist",
"@id": "https://example.com/#organization",
"name": "〇〇歯科医院",
"url": "https://example.com/",
"logo": "https://example.com/logo.png",
"description": "〇〇駅前の歯科医院。一般歯科・小児歯科・矯正歯科。土曜も診療、駐車場10台。",
"telephone": "+81-58-000-0000",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"postalCode": "500-0000",
"addressRegion": "岐阜県",
"addressLocality": "岐阜市",
"streetAddress": "〇〇町1-2-3",
"addressCountry": "JP"
},
"openingHoursSpecification": [
{
"@type": "OpeningHoursSpecification",
"dayOfWeek": ["Monday", "Tuesday", "Wednesday", "Friday"],
"opens": "09:00",
"closes": "18:30"
},
{
"@type": "OpeningHoursSpecification",
"dayOfWeek": "Saturday",
"opens": "09:00",
"closes": "13:00"
}
],
"sameAs": ["https://www.instagram.com/〇〇/"]
}
</script>
美容室なら HairSalon、飲食店なら Restaurant にして、同じ形で書けます。
項目を書くときの注意
よくある書き間違い
- 電話番号は国番号つき(
+81-58-000-0000のように、最初の0を取って +81 を付ける)が推奨です。058-000-0000でも読まれますが、国番号つきが確実です - 曜日は英語(Monday〜Sunday)。24時間営業は
"opens": "00:00", "closes": "23:59" - 緯度・経度は小数点以下5桁以上。 Googleマップで場所を右クリックすると表示されます
- sameAs には、自分が管理している公式のアカウントだけを入れます。InstagramやX、LINE公式アカウント、YouTube、Googleマップの店舗のURLなど
- ホームページに書いてある内容と一致させる。 営業時間や住所が本文と違うと、どちらが正しいのか分からなくなります
- カンマの付け忘れ・付けすぎに注意。 項目の最後の行のあとにカンマを付けると、コード全体が読まれなくなります
入力欄に書き込むだけで、このコードを作れるツールも用意しています。書き間違いが心配な方は、こちらを使ってください。
構造化データ作成ツールを使う(無料)設置する場所と方法
コードは、トップページ(または会社概要のページ)に1つ入れれば十分です。全ページに入れる必要はありません。
| ホームページの種類 | 設置の方法 |
|---|---|
| WordPress(SEOプラグインあり) | まずプラグインの設定画面(「ナレッジグラフ」「サイトの運営者」「ソーシャルプロフィール」など)を全部埋める。プラグインの無料版では店舗向けの項目(営業時間など)が出せないことが多いので、その場合は下の方法で追加する |
| WordPress(コードを足す) | 「ヘッダーにコードを追加する」系のプラグイン(WPCode など)で、トップページの <head> に貼る。テーマの設定に「head内にコードを追加」の欄があれば、そこでも可 |
| Wix | ページのSEO設定の「構造化データマークアップ」に貼る |
| 手作りのHTML | トップページの </head> の直前に貼る |
WordPressでSEOプラグインを使っている場合は、プラグインが出している運営者の構造化データと、自分で足したコードが二重になることがあります。二重になると、どちらが正しいのかAIや検索エンジンが迷うので、@id を同じにするか、どちらか一方にまとめます。プラグインごとの設定方法は、Yoast SEOの構造化データ設定、Rank MathのローカルSEO設定、SEO SIMPLE PACKの構造化データ設定で説明しています。プラグインを使わずに入れる方法はWordPressに構造化データをプラグインなしで入れる方法をご覧ください。
設置したあとの確認
- Googleの「リッチリザルト テスト」にトップページのURLを入れる
- 「ローカルビジネス」または「組織」が検出され、エラーがないことを確認する
- 検出された項目を開き、住所・電話番号・営業時間などが入っているか見る
「エラーなし」でも、中身が名称とURLだけ、ということがよくあります。確認の方法と見落としやすい点は、構造化データの確認方法の記事で詳しく説明しています。入れたはずなのに反映されない場合は、構造化データが反映されないときの記事も参考にしてください。
設置したあとのチェックリスト
- リッチリザルト テストで「ローカルビジネス」または「組織」が検出される
- name と address が入っている
- 電話番号・営業時間が、ホームページの本文と同じ
- 説明文(description)に「何を・誰に・どこで」が書かれている
- sameAs に、自分が管理している公式SNSやGoogleマップのURLが入っている
- SEOプラグインのコードと二重になっていない
よくある質問
LocalBusinessとOrganization、どちらを使えばいいですか?
お客さんが来る場所(店舗・医院・事務所)があるならLocalBusiness(または業種の型)、場所を持たないネット中心の事業ならOrganizationです。個人で活動していて屋号を出していない場合はPersonも使えます。
自宅兼事務所で、住所を全部出したくない場合は?
addressの streetAddress(番地)を省いて、都道府県と市区町村だけにできます。ただし、Googleの地図の枠に出るためには、Googleビジネスプロフィール側で住所を非表示にする「サービス提供地域」の設定を使うのが本筋です。構造化データには、ホームページで公開している範囲の住所だけを書きます。
店舗が複数ある場合は?
店舗ごとにページを作り、それぞれのページにその店舗のLocalBusinessを入れます。トップページには会社全体のOrganizationを入れ、各店舗のLocalBusinessの parentOrganization で会社とつなぐと、関係が伝わります。
口コミの星(aggregateRating)も入れていいですか?
自分の店の口コミを、自分のサイトの構造化データに入れて星を表示させることは、Googleのガイドラインで認められていません(口コミを集約するサイト向けの項目です)。入れないでください。
入れたのに、検索結果の見た目が変わりません。
構造化データは「正しく理解してもらうため」のもので、見た目が変わるとは限りません。地図の枠に出る情報は、Googleビジネスプロフィールで管理します。ホームページの構造化データと、ビジネスプロフィールの情報(名前・住所・電話番号)をそろえておくのが大事です。
よくある質問(FAQ)の構造化データも一緒に入れたほうがいいですか?
LocalBusinessは「誰が運営しているか」を、FAQPageは「どんな質問に答えているか」を伝えるもので、役割が違います。よくある質問のページがあるなら、あわせて入れておくとよいでしょう。書き方はFAQの構造化データの記事で説明しています。
まとめ
店や事務所のホームページで、LocalBusinessの構造化データを整えるときのポイントをまとめます。
この記事のまとめ
- LocalBusinessの構造化データは、店や事務所の名前・住所・電話番号・営業時間などを、GoogleやAIに正確に伝えるためのコード
- 必須は name と address だけ。AIに運営者を確かめてもらうには、説明文と公式SNSのリンク(sameAs)まで入れる
- 473の公式サイトを調べると、運営者の情報が十分だったのは12%。名称とURLはほぼ全部に入っているが、住所・電話は半分以下、公式SNSのリンクは16%
- 原因の多くは、SEOプラグインを入れただけで、設定画面を埋めていないこと
- 業種に合った型を選び、トップページに1つ入れる
- 設置したら、リッチリザルト テストで「エラーなし」だけでなく中身まで確認する
運営者の情報が足りているかどうかは、自分で見るより診断で確かめるのが早道です。選ばれるAI診断なら、URLを入れるだけで、22項目の判定と理由を無料で確認できます。
自分のサイトを、無料で診断する参考にした資料
調査の方法:2026年9月、選ばれるAI診断で診断した税理士事務所・整体院・工務店・歯科医院・クリニックの公式サイト473件のトップページを取得し、JSON-LDの構造化データを解析しました。運営者の構造化データ(Organization・LocalBusiness・Personなど)に、名称・URL・ロゴまたは画像・所在地または連絡先・説明文・sameAsの6種類がいくつ入っているかを数えています。あわせて、2026年10月2日に見直した採点基準で再診断した22業種2,296件の結果から、「運営者の情報が構造化データに十分入っているか」の不足の割合を示しています。個別のサイト名は公開していません。