選ばれるAI診断

自分のホームページが検索に出てこない原因と確認の順番|まず「登録されているか」から調べる

公開日: / カテゴリ: 確認と設定 / 執筆: エラバレル

自分のホームページが検索に出てこない原因と確認の順番|まず「登録されているか」から調べる

「お店の名前で検索しても、自分のホームページが出てこない」「ホームページを作ってもらって3か月たつのに、Googleで見つからない」。お店や事務所を営む方から、こうした相談をよく受けます。

先に結論をお伝えします。検索に出てこないときは、まず「Googleに登録されているか(インデックスされているか)」を確かめ、そのあとで「登録されているのに上に出ないのか」を分けて考えます。 登録されていないなら、検索に載せない設定や robots.txt などの「止めている設定」を探します。登録されているなら、題名の付け方や、狙っている言葉の広さを見直します。

選ばれるAI診断が22業種・2,296件の公式サイトを診断したところ、検索に載せない設定になっていたサイトは1%未満、AIのクローラーを robots.txt で止めていたサイトは約1%でした。数は少ないものの、当てはまると検索にまったく出なくなる、影響の大きい設定です。一方で、正規URLの指定に不足があるサイトは41%、題名と説明文が適切でないサイトは40%ありました。この記事では、原因を確かめる順番と、原因ごとの直し方を説明します。

この記事でわかること

  • 「検索に出てこない」の2つのパターン
  • 1分でできる最初の確認(site: 検索)
  • 登録されていないときに確かめる5つの設定
  • 登録されているのに出てこないときの見直し方
  • 新しいサイトの場合に知っておきたいこと
  • 原因が分かったあとの直し方と、再確認の方法

「検索に出てこない」には2つのパターンがある

検索に出てこないといっても、原因は大きく2つに分かれます。

パターン状態主な原因
A:登録されていないGoogleがページを知らない、または検索に載せないと判断している検索に載せない設定、robots.txt、新しすぎる、リンクがない
B:登録されているのに上に出ないGoogleは知っているが、その言葉では上位に出ない題名や本文に言葉がない、狙う言葉が広すぎる、競争が激しい

Aなら「止めている設定を外す」、Bなら「ページの中身を見直す」というように、直し方がまったく違います。まず、どちらのパターンかを見分けることが、遠回りしないためのいちばんのコツです。

「インデックス」とは

Googleは、ウェブ上のページをクローラー(ページを読みに来るプログラム)で集め、検索に使うための大きな目録に登録しています。この目録に登録されることを「インデックスされる」といいます。目録に入っていないページは、どんな言葉で検索しても出てきません。

最初の確認:「site:」で登録されているかを調べる

1分でできる確認です。

  1. Googleの検索窓に、site: に続けて自分のホームページのドメインを入れます(例:site:example.com)
  2. 検索します
  3. 自分のサイトのページが一覧で出てくれば、少なくとも一部のページは登録されています
  4. 何も出てこなければ、サイト全体が登録されていない可能性があります

特定のページだけを調べたい場合は、site:example.com/menu/ のように、ページのURLを入れます。「site:」と、そのうしろのドメインの間には、空白を入れないでください。

「site:」の結果は目安

「site:」で出てくる件数は、正確な登録数ではありません。また、登録されたばかりのページは、すぐには出てこないことがあります。正確に確かめるには、このあと説明する Search Console の「URL検査」を使います。

お店の名前で検索しても出ない場合

「site:」では出てくるのに、お店の名前で検索すると出てこない場合は、パターンBです。同じ名前や似た名前の会社・お店が多い、ページの題名にお店の名前が入っていない、といった原因が考えられます。後半の「登録されているのに出てこないとき」に進んでください。

登録されていないときに確かめる5つの設定

「site:」で何も出てこない場合は、次の順番で確かめます。上から順に、影響が大きく、確かめるのが簡単なものです。

確認1:検索に載せない設定(noindex)になっていないか

ページに「検索に載せないでください」という指示(noindex)が入っていると、Googleはそのページを登録しません。制作中のサイトに入れておいた設定を、公開のときに外し忘れるのが典型的なパターンです。

WordPressなら、管理画面の「設定」→「表示設定」にある「検索エンジンでの表示」の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないかを見てください。チェックが入っていると、サイト全体が検索に載らなくなります。詳しくはWordPressの「検索エンジンでの表示」の記事で説明しています。

WordPress以外の場合や、ページごとに確かめたい場合は、noindexの確認方法の記事を参考にしてください。

確認2:robots.txt でクローラーを止めていないか

robots.txt は、サイトのどのページをクローラーに読ませるかを指示するファイルです。ブラウザで https://example.com/robots.txt のように、ドメインのうしろに /robots.txt を付けて開くと、中身を見られます。

次のように書かれていたら、すべてのクローラーに、サイト全体を読ませない指示になっています。

User-agent: *
Disallow: /

この場合は、Disallow: / の行を消すか、制作会社に相談してください。書き方の確認方法はrobots.txtの確認方法の記事で説明しています。

確認3:Search Consoleで、登録の状況を確かめる

Google Search Console(サーチコンソール)は、自分のサイトがGoogleにどう見えているかを確かめられる、Googleの無料のツールです。登録がまだなら、まず登録します。手順はSearch Consoleの登録方法で説明しています。

登録したら、次の2つを見ます。

  1. URL検査:画面の上の検索窓に、ページのURLを入れます。「URLはGoogleに登録されています」と出れば登録済み、「URLがGoogleに登録されていません」と出れば未登録です。未登録の場合は、その理由も表示されます
  2. ページのインデックス登録:左のメニューの「インデックス作成」→「ページ」で、登録されていないページの数と、その理由(「noindex タグによって除外されました」「robots.txt によりブロックされました」など)が一覧で分かります

URL検査で未登録だったページは、問題を直したあとに「インデックス登録をリクエスト」を押すと、Googleにもう一度読みに来てもらうよう頼めます。

確認4:正規URLの指定が間違っていないか

正規URL(canonical)とは、「同じ内容のページが複数あるとき、こちらを正式なページとして扱ってください」という指示です。この指示が、間違って別のページや古いドメインを指していると、Googleは指示された先のページを登録し、自分のページは登録しないことがあります。

サイトのリニューアルでドメインを変えたときや、「http」から「https」に変えたときに、正規URLが古いまま残っていることがあります。確かめ方はcanonicalの確認方法の記事で説明しています。

確認5:本文が、プログラムで後から表示される作りになっていないか

ページを開いた最初のHTMLにはほとんど文字がなく、JavaScriptというプログラムで後から本文を表示する作りのサイトがあります。Googleはこうしたページも読めるように工夫していますが、読むのに時間がかかったり、うまく読めなかったりすることがあります。AIのクローラーの多くは、プログラムを動かさずにページを読むため、本文がほとんど伝わりません。

この作りは、自分で直すのが難しい部分です。詳しくはJavaScriptで表示するサイトとAIの記事をご覧ください。

22業種・2,296サイトの診断結果(不足または一部不足の割合)

  • 検索に載せない設定になっている:1%未満
  • AIのクローラーを robots.txt で塞いでいる:約1%
  • 本文がプログラムで後から表示され、読めない・読みにくい:8%
  • サイトマップが見つからない:17%
  • 言語と正規URLの指定に不足がある:41%
  • 題名と説明文が適切でない:40%

検索に載せない設定や robots.txt の事故は、100件に1件ほどでした。数は少ないものの、当てはまれば検索にまったく出なくなります。「まさか」と思わずに、一度は確かめておく価値があります。

新しいサイトの場合に知っておきたいこと

公開したばかりのサイトは、Googleがまだ見つけていないだけ、ということもあります。

Googleにサイトの存在を知らせる

Googleのクローラーは、ほかのページからのリンクをたどって新しいページを見つけます。公開したばかりで、どこからもリンクされていないサイトは、見つけてもらうまでに時間がかかります。次のことをしておくと、見つけてもらいやすくなります。

  • Search Consoleにサイトを登録し、サイトマップを送る
  • トップページのURLを「URL検査」で調べ、「インデックス登録をリクエスト」を押す
  • Googleビジネスプロフィールや、SNSのプロフィールに、ホームページのURLを載せる
  • 所属する団体や、取引先のサイトで紹介してもらえるなら、リンクを張ってもらう

サイトマップは、サイトにあるページの一覧を、Googleに知らせるためのファイルです。WordPressなら標準の機能やSEOプラグインで自動で作られます。詳しくはWordPressのサイトマップの記事で説明しています。

どれくらいで登録されるか

Googleは、ページを読みに来て登録するまでの期間を約束していません。数日で登録されることもあれば、数週間かかることもあります。サイトマップを送り、URL検査でリクエストしたあとは、しばらく待ってから、もう一度「site:」で確かめてください。

登録されているのに出てこないとき

「site:」では出てくるのに、お店の名前やサービスの言葉で検索すると出てこない場合は、ページの中身を見直します。

ページの題名に、お店の名前と仕事が入っているか

ページの題名(titleタグ)は、検索結果にいちばん大きく表示される部分で、Googleがページの内容を知る大きな手がかりです。トップページの題名が「ホーム」「トップページ」「Welcome」だけになっていないか確かめてください。

トップページの題名の例

直す前:ホーム
直したあと:〇〇整体院|〇〇市〇〇駅前の整体・骨盤矯正

直す前:Welcome to our website
直したあと:〇〇税理士事務所|〇〇市の創業・相続の相談

22業種の診断では、題名と説明文が適切でないサイトが40%ありました。題名と説明文の両方を、お店の名前と仕事の内容が分かる文に整えてください。

狙っている言葉が広すぎないか

「整体」「税理士」「リフォーム」のような1語だけの言葉は、全国の大きなサイトや比較サイトと競うことになり、小さなお店が上に出るのは難しくなります。「〇〇市 整体」「〇〇駅 税理士 相続」のように、地域や得意分野を組み合わせた言葉で出ているかを確かめてください。

言葉の広さ例小さなお店が上に出る見込み
広い(1語)整体、税理士、リフォーム低い。全国の大きなサイトと競う
中くらい(地域+業種)〇〇市 整体、〇〇駅 税理士中くらい。地域のお店どうしで競う
狭い(地域+業種+悩みや条件)〇〇市 整体 産後の骨盤、〇〇駅 税理士 相続 相談高い。条件に合うページが少ない

お客さんが実際に検索しそうな、具体的な言葉で確かめることが大切です。自分のお客さんに「どんな言葉で探して見つけてくれたか」を聞いてみると、確かめるべき言葉が見えてきます。

お店の名前が、ほかと重なっていないか

よくある言葉や地名だけのお店の名前は、同じ名前の別の会社や、まったく関係のないページと重なることがあります。その場合は、「お店の名前+地域」「お店の名前+業種」で検索して、出てくるかを確かめます。ホームページの題名や会社概要に、地域と業種をはっきり書いておくと、区別されやすくなります。

中身が少なすぎないか

写真と短い文だけのページは、Googleが「何についてのページか」を判断する材料が少なくなります。サービスの内容、料金の目安、対応する地域、よくある質問などを、文字で書き足してください。

特に、営業時間やメニュー、料金表を画像だけで載せているサイトは要注意です。人の目には読めても、検索エンジンやAIは画像の中の文字を確実には読めません。大事な情報は、画像のほかに文字でも書いておきましょう。

Googleのガイドラインに反していないか

まれに、Googleのスパムに関するポリシーに反していると判断され、検索の結果から外されたり、順位を大きく下げられたりすることがあります。Search Console の「セキュリティと手動による対策」の欄に、何か表示されていないかも確かめておきます。サイトが第三者に書き換えられ、知らないうちに関係のないページが作られていた、というケースもあります。

検索に出ることと、AIに紹介されること

検索に登録されることは、ChatGPTやGoogleのAIによる概要に紹介されるための前提でもあります。AIの検索も、検索エンジンやクローラーが読めるページを材料にするからです。検索に出てこない原因を直すことは、そのままAI検索対策の土台づくりになります。

確認の順番のまとめ

ここまでの確認を、順番にまとめます。

検索に出てこないときの確認リスト

  • 「site:ドメイン」で検索して、ページが出てくるか
  • WordPressの「検索エンジンでの表示」にチェックが入っていないか
  • ページに noindex が入っていないか
  • robots.txt に「Disallow: /」がないか
  • Search Console の「URL検査」で、登録されているか、されていない理由は何か
  • 正規URL(canonical)が、正しいページを指しているか
  • 本文が、ページを開いた最初のHTMLに文字で入っているか
  • サイトマップを Search Console に送っているか
  • トップページの題名に、お店の名前と仕事が入っているか
  • 地域や得意分野を組み合わせた言葉で、検索して確かめたか

原因を直したあとにやること

原因が見つかって直したら、次の手順でGoogleに知らせます。

  1. Search Console の「URL検査」で、直したページのURLを調べます
  2. 「公開URLをテスト」を押して、今のページが登録できる状態になっているかを確かめます
  3. 問題がなければ、「インデックス登録をリクエスト」を押します
  4. サイト全体の設定(検索に載せない設定、robots.txt)を直した場合は、サイトマップも送り直します
  5. 数日から数週間たったら、もう一度「site:」と Search Console で確かめます

制作会社に作ってもらったサイトで、自分では設定を確かめられない場合は、この記事の確認リストを見せて、確認を頼むとスムーズです。リニューアルの直後は、こうした設定の事故が起きやすい時期なので、サイトリニューアルとAI検索の記事も参考にしてください。

よくある質問

ホームページを公開したばかりです。何日くらいで検索に出ますか?

Googleは期間を約束していません。数日で出ることもあれば、数週間かかることもあります。Search Consoleにサイトを登録してサイトマップを送り、トップページのURLで「インデックス登録をリクエスト」をしておくと、見つけてもらいやすくなります。

「site:」で出てくるのに、お店の名前で検索すると出ません。なぜですか?

Googleに登録はされているものの、その言葉では上に出ていない状態です。トップページの題名にお店の名前が入っているか、同じ名前のほかの会社やお店がないかを確かめてください。

お金を払えば、検索に出るようになりますか?

Googleの通常の検索結果(広告ではない部分)に、お金を払って載せてもらうことはできません。検索広告を出せば広告の枠には表示されますが、通常の検索結果に出るためには、ここで説明した確認と改善が必要です。

以前は出ていたのに、急に出なくなりました。

まず、最近サイトに手を入れていないか(リニューアル、プラグインの変更、サーバーの移転など)を思い出してください。その時期に、検索に載せない設定や robots.txt、正規URLが変わってしまったことが多くあります。Search Console の「ページ」のレポートで、登録されなくなった理由を確かめてください。

Search Consoleに登録しないと、検索に出ませんか?

登録しなくても、Googleがページを見つければ検索に出ます。ただ、Search Consoleを使うと、登録されていない理由が分かり、直したあとにもう一度読みに来てもらうよう頼めるので、登録しておくことをおすすめします。

一部のページだけが検索に出ません。

そのページのURLを Search Console の「URL検査」で調べてください。ページごとに noindex が入っている、正規URLが別のページを指している、ほかのページからリンクされていない、といった原因が考えられます。

スマホで検索したときだけ出てきません。

パソコンとスマホで、検索結果の並びが少し違うことはあります。ただ、片方でまったく出ない場合は、スマホで見たときに本文が表示されない、スマホ用のページが別にあって設定が違う、といった原因も考えられます。Search Console の「URL検査」で、Googleがスマホ用のクローラーで読んだときのページを確かめてください。

まとめ

検索に出てこないときは、原因を順番に切り分けることが、いちばんの近道です。

この記事のまとめ

  • 「登録されていない」のか「登録されているのに上に出ない」のかを、まず「site:」で見分ける
  • 登録されていないなら、noindex、robots.txt、Search Console、正規URL、本文の作りの順に確かめる
  • 22業種の診断では、noindexの事故は1%未満、robots.txt は約1%。少ないが、当てはまると致命的
  • 正規URLの不足は41%、題名と説明文の不足は40%。登録されていても上に出ない原因になる
  • 新しいサイトは、Search Consoleでサイトマップを送り、登録をリクエストする
  • 直したら「URL検査」で確かめ、数日から数週間後にもう一度確認する

ここで紹介した設定の多くは、まとめて確かめることもできます。選ばれるAI診断なら、URLを入れるだけで、検索に載せない設定やクローラーの扱い、正規URL、題名と説明文などを含む22項目の判定と理由を、無料で確認できます。

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参考にした資料

調査の方法:2026年10月、選ばれるAI診断で、22業種の公式サイト2,296件を診断しました。割合は、2026年10月2日に見直した採点基準で再診断した結果のうち、「不足」または「一部不足」と判定されたサイトの割合です。個別のサイト名は公開していません。