noindexとは? 使う場面と、入れてはいけないページ|AI検索への影響まで解説
公開日: / カテゴリ: 確認と設定 / 執筆: エラバレル

「noindexという言葉を聞いたが、何のための設定なのか分からない」「SEOのプラグインに『noindex』の項目があるけれど、チェックを入れるべきか迷う」。ホームページを自分で管理していると、こうした場面に出会います。
先に結論をお伝えします。noindex(ノーインデックス)は、「このページを検索結果に載せないでください」と検索エンジンに伝える指定です。 お問い合わせの送信完了ページや会員専用のページなど、検索で見つけてもらう必要のないページに使います。反対に、トップページ・サービス・料金・会社概要・よくある質問のページには、絶対に入れてはいけません。 入れると、Googleの検索にも、GoogleのAIによる概要にも出なくなります。
選ばれるAI診断が22業種・2,296の公式サイトを診断したところ、検索に載せない設定になっていたサイトは1%未満でした。めったに起きませんが、起きると集客がほぼ止まる設定です。正しく理解して、必要な場面だけで使いましょう。
この記事では、noindexの意味と仕組み、使ってよい場面と入れてはいけないページ、設定の方法、似た指定との違い、AI検索への影響までを説明します。入っていないかを確かめる手順は、noindexの確認方法で詳しく説明しています。
この記事でわかること
- noindexとは何か、検索エンジンにどう伝わるのか
- noindexを使ってよい場面と、その理由
- noindexを入れてはいけないページ
- WordPressやホームページ作成サービスでの設定の方法
- robots.txt・canonical・パスワード保護との違い
- noindexとAI検索(AIによる概要・ChatGPT)の関係
noindexとは?
noindexは、検索エンジンに対して「このページは、検索結果に載せないでください」と伝える指定です。「index(インデックス)」は、検索エンジンがページを登録しておくデータベースのことで、「no」をつけて「登録しないで」という意味になります。
noindexは、ページの <head>(画面には表示されない、ページの設定を書く部分)に、次のようなタグを書いて指定します。
<meta name="robots" content="noindex">
Googleだけに伝えたい場合は、name="robots" の代わりに name="googlebot" と書くこともできます。また、ページの中身ではなく、サーバーから送られる付帯情報(HTTPのヘッダー)で X-Robots-Tag: noindex と伝える方法もあります。PDFや画像のように、HTMLのタグを書けないファイルを検索から外したいときに使われます。
noindexが働く仕組み
noindexは、次の流れで働きます。
- 検索エンジンのクローラー(ページを読みに来るプログラム)が、ページを読む
- ページの中に noindex の指定を見つける
- そのページを、検索結果に載せない(すでに載っていれば、外す)
ここで大事なのは、検索エンジンがページを読まないと、noindexに気づけないということです。ページを読むこと自体を止めてしまう robots.txt の指定と組み合わせると、noindexが働かないことがあります(後の「似た指定との違い」で説明します)。
noindexは「命令」として扱われる
Googleは、noindexの指定を、守るべき指示として扱うと説明しています。つまり、noindexが入っているページは、どんなに中身がよくても検索結果に出ません。「念のため」「なんとなく」で入れてよい設定ではありません。
noindexを使ってよい場面
noindexは、「検索で見つけてもらっても、訪れた人の役に立たないページ」や「検索で見つかると困るページ」に使います。小さな会社のホームページでは、noindexが必要なページはそれほど多くありません。多くの場合、送信完了のページと、テスト用のページくらいです。代表的なものは次のとおりです。
| ページ | noindexにする理由 |
|---|---|
| お問い合わせ・申し込みの送信完了ページ | 検索から直接来ても意味がない。送信した人だけが見ればよい |
| 会員専用・お客さま専用のページ | 関係のない人に見つけられたくない |
| サイト内の検索結果のページ | 中身が自動で作られ、検索結果のページとして価値が低い |
| 中身の少ないタグ・日付の一覧ページ | 記事の一覧が並ぶだけで、同じ内容がくり返される |
| テスト用・作成途中のページ | 未完成の情報を見られたくない |
| 社内向けの資料のページ | 外部の人に見られる必要がない |
| キャンペーンが終わったページ(残しておきたい場合) | 古い情報が検索に出ないようにする |
判断の基準は「お客さんが検索でたどり着いてほしいか」
迷ったときは、「このページに、検索から直接たどり着いた人は、役に立つ情報を得られるか」を考えてください。役に立つなら noindex にしない、役に立たない・見られると困るなら noindex にする、という基準で判断できます。判断がつかないページは、noindex にせず、そのままにしておくのが安全です。
「見られると困る」ページは、noindexだけでは足りない
noindexは「検索結果に載せない」指定であって、「見られないようにする」指定ではありません。URLを知っている人は、noindexのページも普通に開けます。会員専用のページや、個人情報を含むページのように、本当に見られては困るページは、パスワードで保護する、ログインしないと見られないようにする、といった対策が必要です。
noindexを入れてはいけないページ
次のページには、noindexを入れてはいけません。お客さんが検索やAIで探して、たどり着いてほしいページだからです。
- トップページ:会社名・店名で検索した人が、最初にたどり着くページ
- サービス・商品のページ:「地域名+業種」などで探す新しいお客さんの入り口
- 料金のページ:比べている人が必ず見るページ
- 会社概要・店舗情報・アクセスのページ:信頼の材料になり、AIが運営者を確かめる手がかりにもなる
- よくある質問のページ:AIが答えを探すときに、いちばん使いやすいページ
- ブログやお知らせの記事:お客さんの疑問に答える記事は、検索からの入り口になる
- お問い合わせのページ(入力フォームのページ):「会社名+問い合わせ」で探す人がいる
いちばん多い事故は「サイト全体のnoindex」の外し忘れ
WordPressには「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」という設定があります。ここにチェックを入れると、サイトの全ページにnoindexが入ります。作り直しの作業中に入れて、公開のときに外し忘れるのが、いちばん多い事故です。選ばれるAI診断が7業種814の公式サイトを調べたところ、トップページにnoindexが入っていたサイトが2件ありました。設定の場所はWordPressの「検索エンジンでの表示」設定の記事で説明しています。
SEOプラグインの「まとめてnoindex」にも注意
WordPressのSEOプラグインには、「固定ページ」「投稿」「カテゴリー」などの種類ごとに、まとめてnoindexにできる設定があります。小さな会社のホームページでは、サービス・料金・会社概要などの大事なページの多くが「固定ページ」です。固定ページをまとめてnoindexにすると、大事なページがまとめて検索から消えます。 種類ごとの設定を変えるときは、どのページが含まれるかを必ず確かめてください。
noindexの設定の方法
noindexを入れたいページが決まったら、使っている仕組みに合わせて設定します。
WordPress(SEOプラグインを使っている場合)
多くのSEOプラグインでは、ページごとの編集画面で設定できます。
- 管理画面で、noindexにしたいページ(固定ページや投稿)の編集画面を開く
- 画面の下か右側にある、SEOプラグインの設定欄を開く
- 「高度な設定」「ロボット設定」などの項目を開く
- 「検索結果に表示しない」「noindex」などの選択肢を選ぶ
- ページを更新する
| SEOプラグイン | ページごとの設定の場所(目安) |
|---|---|
| Yoast SEO | 編集画面の Yoast SEO の欄 →「高度な設定」 |
| All in One SEO | 編集画面の AIOSEO の欄 →「高度な設定」→「ロボット設定」 |
| Rank Math | 編集画面の Rank Math の欄 →「高度な設定」→「ロボットメタ」 |
| SEO SIMPLE PACK | 編集画面の SEO SIMPLE PACK の欄(robots の設定) |
画面の名前は、プラグインの版や日本語訳によって違うことがあります。「robots」「インデックス」「検索結果に表示」といった言葉の入った項目を探してください。
WordPress(SEOプラグインを使っていない場合)
テーマによっては、ページごとに「noindex」を設定できる欄があります。どちらもない場合は、noindexにしたいページだけSEOプラグインで設定するのが手軽です。テーマのファイルを直接書き換える方法もありますが、テーマの更新で消えることがあるので、慣れていない方にはおすすめしません。
ホームページ作成サービス
Wix・ジンドゥー・ペライチなどのサービスでも、多くの場合、ページごとのSEOの設定に「検索結果に表示する」「検索エンジンに表示させない」などの項目があります。オンにするかオフにするかで、noindexの有無が切り替わります。サービスによっては、公開前のサイト全体を検索に出さない設定もあるので、サイトを公開したときに、その設定が外れているかも確かめてください。
設定したら確かめる
設定が終わったら、ページを開いて右クリック →「ページのソースを表示」(Windowsなら Ctrl + U)を選び、Ctrl + F で noindex を検索します。見つかれば、設定ができています。同時に、noindexを入れてはいけないページで、noindex が見つからないことも確かめてください。キャッシュ(表示を速くするために、ページを一時的に保存しておく仕組み)のプラグインを使っている場合は、キャッシュを消してから確かめないと、古い状態が表示されることがあります。
noindexと似た指定の違い
noindexと混同しやすい指定があります。目的に合ったものを選ぶことが大切です。
| 指定 | 何をするか | 使う場面 |
|---|---|---|
| noindex | ページは読んでよいが、検索結果に載せない | 送信完了・会員専用・タグ一覧など |
| robots.txt の Disallow | ページを読むこと自体を止める | 管理画面など、読ませる必要のない場所。検索から外す目的には向かない |
| canonical | 同じ内容のページが複数あるとき、正式なURLを指定する | 並び替えや印刷用など、URLだけ違う同じページ |
| nofollow | ページの中のリンクをたどらないようにする | 信頼できないリンク、広告のリンク |
| nosnippet | 検索結果やAIによる概要で、内容を引用しない | 説明文を出したくないページ |
| パスワード保護 | ログインしないと見られないようにする | 本当に見られては困るページ |
noindexとrobots.txtを一緒に使うと、noindexが働かないことがある
よくある間違いが、「検索から外したいので、robots.txtで止めて、noindexも入れておく」という組み合わせです。robots.txtで読むことを止めると、検索エンジンはページの中のnoindexを読めません。その結果、ほかのページからリンクされていると、URLだけが検索結果に出てしまうことがあります。
検索から確実に外したいページは、robots.txtでは止めずに、noindexで指定してください。robots.txtの書き方はrobots.txtとは?で説明しています。
noindexとcanonicalは、目的が違う
canonicalは「このページと同じ内容の、正式なページはこちらです」と伝える指定で、noindexは「このページは検索に載せないで」という指定です。同じ内容のページが複数あるときは、noindexではなく canonical を使うのが基本です。canonicalについてはcanonicalタグとは?で詳しく説明しています。
noindexとAI検索の関係
noindexは、Googleの検索だけでなく、AIによる検索にも影響します。
GoogleのAIによる概要・AIモード
GoogleのAIによる概要やAIモードは、Googleの検索に登録されているページを材料にして答えを作ります。Googleは、AIの機能に表示されるためには、ページが検索に登録されていて、説明文(スニペット)を出せる状態であることが必要だと説明しています。noindexのページは検索に登録されないので、AIによる概要の出典にもなりません。
ChatGPT・Copilotなど
ChatGPTのウェブ検索やMicrosoftのCopilotは、Bingの検索結果と関係が深いことが知られています。Bingもnoindexの指定に従うため、noindexのページは、こうしたAIの回答でも出典として選ばれにくくなります。
「AIにだけ使われたくない」ときは、noindexではない
「検索には出したいが、AIによる概要には引用されたくない」という場合、noindexを使うと検索からも消えてしまいます。Googleの場合、引用を止めたいなら nosnippet や max-snippet の指定、またはページの一部分を data-nosnippet という属性で囲む方法があります。ただし、通常の検索結果の説明文にも影響するので、慎重に使ってください。
22業種・2,296サイトの診断結果
- 検索に載せない設定になっていたサイト:1%未満
- AI検索のクローラーを塞いでいたサイト:約1%
- 7業種814サイトの調査では、トップページにnoindexが入っていたのは2件
多くのサイトは心配いりませんが、作り直しの直後や、SEOプラグインの設定を変えたあとは、一度確かめておくと安心です。
料金ページを誤ってnoindexにしていた例
よくある状態:〇〇行政書士事務所が、ホームページの「料金表」のページを作り直した。古い料金表を残したまま新しいページを作り、古いほうを検索に出さないつもりで noindex を設定したが、間違えて新しいほうのページに設定していた。
起きること:「〇〇市 行政書士 料金」で検索しても、料金のページが出てこない。AIに料金を聞かれても、事務所の料金ページが出典として使われない。
直すこと:①新しい料金ページの noindex を外す ②古い料金ページは削除し、新しいページへ転送する ③Search Consoleで新しい料金ページの登録をリクエストする。
noindexを使う前のチェックリスト
- 入れようとしているページは、検索から来た人の役に立たないページか
- トップ・サービス・料金・会社概要・よくある質問のページではないか
- 本当に見られて困るページなら、パスワード保護もしたか
- robots.txt で同じページを止めていないか
- 同じ内容のページの整理なら、canonical のほうが合っていないか
- 設定後に、ページのソースで noindex を確かめたか
よくある質問
noindexを入れると、すぐに検索から消えますか?
すぐには消えません。検索エンジンがページを読み直して、noindexに気づいたときに外れます。数日から数週間かかることがあります。急ぐ場合は、Search Consoleの「削除」の機能で、一時的に検索結果から外すこともできます。
noindexを外したら、すぐに検索に戻りますか?
検索エンジンがページを読み直すまで、時間がかかります。Search ConsoleのURL検査で「インデックス登録をリクエスト」を押し、数日〜数週間待ってください。使い方はSearch Consoleの使い方で説明しています。
noindexのページからのリンクは、評価されますか?
noindexのページの中のリンクも、検索エンジンはたどることができます。ただし、noindexの状態が長く続くと、そのページのリンクもたどられにくくなる場合があるとされています。大事なページへのリンクは、検索に載っているページから張っておくのが確実です。
ブログのカテゴリーやタグのページは、noindexにすべきですか?
一概には言えません。カテゴリーのページに説明文があり、記事がまとまっていて役に立つなら、検索に載せておいてかまいません。記事が1〜2本しかないタグのページや、同じ記事が並ぶだけのページなら、noindexにする選択肢もあります。
noindexを入れたページを、サイトマップに入れてもいいですか?
入れないのが基本です。サイトマップは「検索に載せてほしいページの一覧」なので、noindexのページを入れると、指定が矛盾します。WordPressのSEOプラグインの多くは、noindexにしたページを自動でサイトマップから外します。
同じような内容のページがたくさんあります。noindexで整理すべきですか?
まずは、ページをまとめられないかを考えてください。似た内容のページが複数あると、検索エンジンもAIも、どのページを使えばよいか迷います。1つのページにまとめて、古いページから新しいページへ転送(リダイレクト)するのが、いちばんすっきりした方法です。URLだけが違う同じ中身のページなら、canonicalで正式なページを指定します。noindexは、まとめることも転送することもできない場合に使う方法だと考えてください。
プライバシーポリシーのページは、noindexにしてもいいですか?
noindexにする必要はありません。プライバシーポリシーは、運営者がきちんと個人情報を扱っていることを示すページで、信頼の材料になります。検索に載っていても困ることはないので、そのままにしておくのがおすすめです。
まとめ
noindexの意味と使い方をまとめます。
この記事のまとめ
- noindexは、ページを検索結果に載せないための指定。入っているページは、検索にもAIによる概要にも出ない
- 使ってよいのは、送信完了・会員専用・サイト内検索・中身の少ない一覧・テスト用などのページ
- トップ・サービス・料金・会社概要・よくある質問・ブログ記事には入れない
- 見られて困るページは、noindexだけでなく、パスワード保護も必要
- 検索から外したいページを robots.txt で止めると、noindexが働かないことがある
- 設定したら、ページのソースで noindex の有無を確かめる
noindexのほかにも、AIや検索に読まれない原因がないかを、まとめて確かめておきましょう。選ばれるAI診断なら、URLを入れるだけで、22項目の判定と理由を無料で確認できます。
自分のサイトを、無料で診断する参考にした資料
- noindex を使用して検索インデックス登録をブロックする(Google 検索セントラル)
- robots メタタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tag の設定(Google 検索セントラル)
- AI 機能とウェブサイト(Google 検索セントラル)
調査の方法:2026年10月、選ばれるAI診断で、2026年10月2日に見直した採点基準により、22業種の公式サイト2,296件を再診断した結果です。トップページのnoindexの件数は、2026年9〜10月に7業種の公式サイト814件のトップページを取得し、robotsメタタグの中身を集計したものです。個別のサイト名は公開していません。