Search Consoleの登録方法|WordPress・Wix・ジンドゥー別の手順と、登録後に最初にやること
公開日: / カテゴリ: 確認と設定 / 執筆: エラバレル

「Search Consoleに登録したほうがいいと言われたけれど、何から始めればいいのか分からない」「所有権の確認でつまずいて、途中であきらめた」。ホームページを自分で管理している方から、こうした声をよく聞きます。
先に結論をお伝えします。Search Consoleの登録は、①Googleアカウントでログイン ②サイトのURLを入れる ③「このサイトの持ち主です」と確認する ④サイトマップを送る、の4つで終わります。 つまずきやすいのは③の所有権の確認ですが、WordPressならSEOプラグイン、WixやジンドゥーならHTMLの頭の部分に1行を入れる方法で、多くの場合10〜20分で済みます。
Search Consoleは、Googleが自分のサイトをどう見ているかを確かめられる、無料の道具です。選ばれるAI診断が22業種・2,296件の公式サイトを診断したところ、サイトマップに不足があったサイトが17%ありました。サイトマップの送信も、Search Consoleでできる作業の一つです。
この記事では、登録の前に知っておきたいことから、作成サービス別の手順、登録後に最初に見る画面、うまくいかないときの直し方までを、順番に説明します。
この記事でわかること
- Search Consoleとは何か、登録すると何が分かるのか
- 「ドメイン」と「URLプレフィックス」のどちらを選ぶか
- WordPress・Wix・ジンドゥー別の所有権の確認のしかた
- サイトマップの送信のしかた
- 登録したら最初に見る3つの画面
- 所有権の確認ができないときの直し方
Search Consoleとは? 登録すると何が分かるのか
Google Search Console(サーチコンソール)は、自分のサイトが、Googleの検索でどう扱われているかを確かめられる、Googleの無料の道具です。登録すると、次のようなことが分かります。
- どんな言葉で検索されたときに、自分のサイトが表示されたか
- 検索結果に何回表示され、何回押されたか
- Googleに登録(インデックス)されているページと、されていないページ
- 登録されていない理由(エラーや、検索に載せない設定など)
- 構造化データにエラーがないか
- スマホで見やすいか、表示に問題がないか
アクセス解析のGoogleアナリティクスが「サイトに来た人が、サイトの中で何をしたか」を見る道具なのに対して、Search Consoleは「サイトに来る前、Googleの検索でどう見えているか」を見る道具です。
AI検索の時代にも、Search Consoleが大事な理由
GoogleのAIによる概要は、Googleの検索に登録されているページの中から情報を選んで答えを作ります。ChatGPTなどのAIも、検索の仕組みを使ってページを探します。つまり、検索エンジンに登録されていないページは、AIにも見つけてもらいにくいということです。
Search Consoleで「自分のページがGoogleに登録されているか」を確かめることは、AI検索対策の出発点でもあります。
Search Consoleは無料。広告とも関係ない
Search Consoleは、無料で使えるGoogleの公式の道具です。登録しても、検索の順位が上がるわけではありませんが、問題を見つけて直すための情報が手に入ります。広告の出稿とも関係ありません。
登録の前に準備するもの
登録の作業は、次のものがそろっていればすぐに始められます。
| 準備するもの | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| Googleアカウント | Gmailなどで使っているアカウント | 会社で使うなら、担当者個人ではなく会社用のアカウントがおすすめ |
| サイトのURL | https:// から始まる、サイトのトップページのURL | wwwの有無も確認しておく |
| サイトの管理画面に入れること | WordPress・Wix・ジンドゥーなどの管理画面 | 所有権の確認で、設定を書き換える |
| (ドメインで登録する場合)ドメインの管理画面 | お名前.com・ムームードメイン・レンタルサーバーなど | DNSの設定を書き換える |
担当者個人のアカウントで登録しない
担当者が個人のGoogleアカウントで登録すると、その人が辞めたときに、誰もSearch Consoleを見られなくなることがあります。会社やお店で管理するアカウントで登録し、担当者はあとから「ユーザー」として追加するのが安全です。
「ドメイン」と「URLプレフィックス」のどちらを選ぶか
Search Consoleに登録するとき、最初に「プロパティタイプの選択」という画面が出ます。プロパティとは、Search Consoleで管理するサイトの単位のことです。選べるのは2種類です。
| 種類 | まとめて見られる範囲 | 所有権の確認のしかた | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ドメイン | example.com のすべて(http・https、wwwあり・なし、サブドメインも) | DNSの設定に1行を足す | 独自ドメインを持っていて、DNSを書き換えられる |
| URLプレフィックス | 入力したURLから始まる範囲だけ(例:https://example.com/) | HTMLタグ、HTMLファイル、Googleアナリティクスなど、いくつかの方法 | WordPress・Wix・ジンドゥーなどの管理画面から設定したい |
迷ったら「URLプレフィックス」から
ドメインのほうが広い範囲をまとめて見られますが、DNSという、ドメインの住所録のような設定を書き換える必要があり、初めての方にはややハードルが高めです。
WordPress・Wix・ジンドゥーで作ったサイトなら、まずはURLプレフィックスで登録するのが手軽です。入力するURLは、ブラウザでトップページを開いたときに表示されるURLを、そのままコピーして使います。httpsかhttpか、wwwが付いているかどうかまで同じにしてください。
URLは「ブラウザで開いたときの形」をそのまま入れる
URLプレフィックスでは、https://example.com/ と https://www.example.com/ は別のサイトとして扱われます。トップページを開いて、アドレス欄に表示されるURLをそのままコピーして入れれば、間違いがありません。
登録の基本の流れ
どの作成サービスでも、基本の流れは同じです。
- Search Consoleのページを開き、Googleアカウントでログインする
- 「プロパティタイプの選択」で、「URLプレフィックス」の欄にサイトのURLを入れて「続行」を押す
- 所有権の確認の方法が表示されるので、使う方法を選ぶ(多くの場合「HTMLタグ」)
- 表示されたコード(
<meta name="google-site-verification" content="…">の形)をコピーする - サイトの管理画面で、そのコードを設定する(作成サービス別の手順は次の章)
- Search Consoleの画面に戻り、「確認」を押す
- 「所有権を証明しました」と表示されれば完了
HTMLタグの方法では、サイトの頭の部分(headという、画面には見えない部分)に、Googleが発行した1行を入れることで、「このサイトの持ち主です」と証明します。
WordPressの場合
WordPressには、所有権の確認の方法がいくつかあります。いちばん手軽なのは、SEOプラグインの設定欄を使う方法です。
方法1:SEOプラグインの設定欄に貼る
Yoast SEO、All in One SEO、SEO SIMPLE PACKなど、主なSEOプラグインには、Search Consoleの確認用のコードを入れる欄があります。欄の名前は「ウェブマスターツール」「サイト接続」「Google認証コード」などで、プラグインによって違います。
- WordPressの管理画面で、使っているSEOプラグインの設定を開く
- 「ウェブマスターツール」などの欄を探し、Googleの欄を見つける
- Search Consoleでコピーした
<meta …>のうち、content="…"の中の文字列だけを貼る(プラグインによっては、タグ全体を貼る形もある) - 設定を保存する
- Search Consoleに戻って「確認」を押す
どの欄に貼るかが分からないときは、プラグインのマニュアルで「Search Console」や「サイト認証」を調べてください。
方法2:Googleのプラグイン「Site Kit」を使う
Googleが公開しているWordPressのプラグイン「Site Kit by Google」を入れると、画面の案内に沿ってGoogleアカウントでログインするだけで、所有権の確認とSearch Consoleの接続ができます。コードを貼る作業がないので、初めての方にも分かりやすい方法です。Googleアナリティクスとの接続もまとめてできます。
方法3:テーマの「head内に挿入するコード」の欄に貼る
CocoonやSWELLなど、多くのテーマには、headに好きなコードを入れる欄があります。ここにSearch Consoleの <meta …> のタグを丸ごと貼る方法でも確認できます。
〇〇工務店(WordPress・SEO SIMPLE PACK)の場合
①Search Consoleで、URLプレフィックスに「https://example.com/」を入れ、HTMLタグの方法を選んでコードをコピーした。②WordPressの「SEO PACK」の「一般設定」から、ウェブマスターツールの設定を開き、Googleの欄に content の中の文字列を貼って保存した。③Search Consoleに戻って「確認」を押すと、所有権を証明できた。④続けてサイトマップのURLを送信した。作業時間は約15分。
WordPressのサイトマップ
WordPressは、5.5以降、標準でサイトマップ(/wp-sitemap.xml)を作ります。SEOプラグインを使っている場合は、プラグインが作るサイトマップ(/sitemap_index.xml や /sitemap.xml など)になっていることが多いので、プラグインの設定で場所を確かめてください。詳しくはWordPressのサイトマップの記事で説明しています。
Wixの場合
Wixには、Googleとの接続を管理画面から進められる仕組みがあります。
方法1:WixのSEOの設定から、Googleと接続する
Wixの管理画面のSEOの設定(SEOの設定やチェックリストのメニュー)には、Googleの検索にサイトを登録するための案内があります。案内に沿ってGoogleアカウントで接続すると、Search Consoleへの登録とサイトマップの送信が、まとめて行われる仕組みです。
方法2:確認用のタグを、Wixの設定に入れる
自分で作ったSearch Consoleのプロパティに確認用のタグを入れたい場合は、Wixの管理画面のSEOの設定の中にある、サイトの認証(確認用のメタタグを追加する)の欄に、Search Consoleでコピーした <meta …> のタグを貼ります。保存して、サイトを公開し直してから、Search Consoleで「確認」を押します。
メニューの名前や場所は、Wixの更新で変わることがあります。見つからないときは、Wixのヘルプセンターで「Google Search Console」を検索してください。
Wixのサイトマップ
Wixは、サイトマップを自動で作ります。多くの場合 https://(サイトのURL)/sitemap.xml で確認できます。
Wixは、独自ドメインに接続してから登録する
Wixの無料プランのURL(〇〇.wixsite.com のような形)のままだと、使える設定が限られることがあります。独自ドメインを使う予定なら、ドメインを接続してから、そのURLでSearch Consoleに登録するのがおすすめです。あとでURLが変わると、登録をやり直すことになります。
ジンドゥーの場合
ジンドゥーには、「ジンドゥークリエイター」と「ジンドゥーAIビルダー」の2種類があり、設定の場所が違います。自分のサイトがどちらで作られているかを、先に確かめてください。
ジンドゥークリエイターの場合
- Search Consoleで、URLプレフィックスにサイトのURLを入れ、HTMLタグの方法を選んでコードをコピーする
- ジンドゥークリエイターの管理メニューで、基本の設定の中にある、ヘッダーを編集する(headにコードを入れる)欄を開く
- コピーした
<meta …>のタグを貼って保存する - Search Consoleに戻って「確認」を押す
ジンドゥーAIビルダーの場合
ジンドゥーAIビルダーは、管理画面のSEOやサイトの設定の中に、Google Search Consoleの確認用の欄が用意されています。そこにSearch Consoleでコピーしたコード(またはコードの一部)を入れて保存し、Search Consoleで「確認」を押します。
どちらも、プランによって使える機能が違う場合があります。設定の欄が見当たらないときは、ジンドゥーのサポートページで「Search Console」を検索して、今の手順を確認してください。
ジンドゥーのサイトマップ
ジンドゥーも、サイトマップを自動で作ります。多くの場合 https://(サイトのURL)/sitemap.xml で確認できます。
サイトマップを送信する
所有権の確認ができたら、続けてサイトマップを送信します。サイトマップとは、サイトの中のページの一覧を、検索エンジン向けに書いたファイルです。送っておくと、Googleがページを見つけやすくなります。
- Search Consoleの左のメニューで「サイトマップ」を開く
- 「新しいサイトマップの追加」の欄に、サイトマップのURLの後半(例:
sitemap.xmlやwp-sitemap.xml)を入れる - 「送信」を押す
- 一覧の「ステータス」が「成功しました」になれば完了
| 作成サービス | サイトマップのURLの例 |
|---|---|
| WordPress(標準) | /wp-sitemap.xml |
| WordPress(SEOプラグイン) | /sitemap_index.xml、/sitemap.xml など(プラグインによる) |
| Wix | /sitemap.xml |
| ジンドゥー | /sitemap.xml |
サイトマップと検索の設定(22業種・2,296サイトの診断)
- サイトマップに不足があったサイトは17%
- 「検索に載せない設定」になっていたサイトは0%(2,296件で該当なし)
- WordPressで作られたサイト(1,134件)の平均点は58.9点、それ以外(1,162件)は49.5点
- 全体の平均は100点満点中54.1点
登録したら最初に見る3つの画面
登録してすぐは、データがまだ集まっていません。数日たってから、次の3つの画面を見てください。使い方の詳しい説明はSearch Consoleの使い方の記事にまとめています。
1. ページ(インデックス作成)
Googleに登録されているページの数と、登録されていないページの理由が分かります。会社概要やサービスのページなど、大事なページが「登録されていない」になっていないかを確かめます。原因と直し方はページがインデックスされない原因の記事で説明しています。
2. 検索パフォーマンス
どんな言葉で検索されて、何回表示され、何回押されたかが分かります。お店の名前や「地域名+業種」で表示されているかを確かめましょう。
3. URL検査
上の欄にページのURLを入れると、そのページがGoogleに登録されているか、最後にいつ読まれたかが分かります。ページを新しく作ったり、大きく直したりしたときは、ここから「インデックス登録をリクエスト」を押すと、読みに来てもらうきっかけになります。
所有権の確認ができないときの直し方
「確認」を押しても失敗するときは、次の点を確かめてください。
| 症状 | よくある原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 確認用のタグが見つからないと出る | 設定を保存したが、サイトに反映されていない | Wixやジンドゥーはサイトを公開し直し、WordPressはキャッシュを消してから、もう一度確認する |
| 確認用のタグが見つからないと出る | URLのhttps・wwwの有無が違う | ブラウザで開いたときのURLと、Search Consoleに入れたURLを同じにする |
| 確認に失敗したと出る | タグを貼る欄を間違えている(本文に貼った、など) | headに入る欄(SEOの設定、ヘッダー編集など)に貼り直す |
| 確認に失敗したと出る | content の中の文字列だけを貼る欄に、タグ全体を貼った(または逆) | 欄の説明を読み、求められている形で貼り直す |
| ドメインの確認に失敗する | DNSの設定がまだ反映されていない | 数時間〜1日待ってから、もう一度確認する |
登録が終わったあとのチェックリスト
- Search Consoleで「所有権を証明しました」と表示された
- 確認用のタグや設定を、あとで消していない(消すと所有権が外れる)
- サイトマップを送信し、「成功しました」と表示された
- 会社やお店で管理するアカウントで登録した(担当者は「ユーザー」として追加)
- 数日後に「ページ」の画面を開き、大事なページが登録されているかを確かめる予定を立てた
よくある質問
Search Consoleに登録すると、検索の順位が上がりますか?
登録しただけで順位が上がることはありません。Search Consoleは、Googleが自分のサイトをどう見ているかを確かめ、問題を見つけて直すための道具です。問題を直した結果として、検索に表示されやすくなることはあります。
確認用のタグは、登録したあと消してもいいですか?
消さないでください。Googleは定期的に所有権を確かめるため、タグを消すと、あとで所有権が外れてしまうことがあります。テーマやプラグインを変えるときも、確認用のタグを移し忘れないように注意してください。
Googleアナリティクスを入れていれば、Search Consoleはいりませんか?
役割が違うので、両方あると便利です。アナリティクスは「来た人の動き」、Search Consoleは「検索でどう見えているか」を見る道具です。なお、アナリティクスが入っているサイトでは、所有権の確認にアナリティクスを使える場合もあります。
登録してから、データが見られるまでどれくらいかかりますか?
登録した直後は、データがほとんど表示されません。数日から1週間ほどで、検索パフォーマンスやページの情報が見られるようになります。
Bingにも登録したほうがいいですか?
登録しておくのがおすすめです。ChatGPTなどのAIは、検索の材料としてBingを使うことがあるためです。Bingの登録は、Search Consoleの情報を取り込んで進めることもできます。手順はBing Webmaster Toolsの使い方の記事で説明しています。
複数の人で見るには、どうすればいいですか?
Search Consoleの「設定」から「ユーザーと権限」を開き、見る人のGoogleアカウントを追加します。権限は「オーナー」「フル」「制限付き」から選べます。外部の制作会社に見てもらうときは、必要な範囲の権限にとどめてください。
まとめ
Search Consoleの登録方法をまとめます。
この記事のまとめ
- Search Consoleは、Googleの検索で自分のサイトがどう見えているかを確かめる無料の道具。AI検索対策の出発点にもなる
- 登録は「ログイン→URLを入れる→所有権の確認→サイトマップの送信」の4つ
- WordPress・Wix・ジンドゥーなら、まずは「URLプレフィックス」で、HTMLタグの方法を使うのが手軽
- WordPressはSEOプラグインの設定欄かSite Kit、Wixは管理画面のSEOの設定、ジンドゥーはヘッダーの編集やSEOの設定で確認する
- 登録後は「ページ」「検索パフォーマンス」「URL検査」の3つの画面から見る
- 2,296サイトの診断では、サイトマップに不足があったサイトが17%あった
Search Consoleで「Googleにどう見えているか」を確かめたら、次は「AIにどう伝わっているか」も確かめてみてください。選ばれるAI診断なら、URLを入れるだけで、22項目の判定と理由を無料で確認できます。
自分のサイトを、無料で診断する参考にした資料
- Search Console について(Search Console ヘルプ)
- ウェブサイト プロパティを追加する(Search Console ヘルプ)
- サイトの所有権を確認する(Search Console ヘルプ)
- サイトマップの作成と送信(Google 検索セントラル)
調査の方法:2026年10月、選ばれるAI診断(2026年10月2日に見直した採点基準)で、22業種の公式サイト2,296件を診断した結果です。割合は、22項目のうち「不足」または「一部不足」と判定されたサイトの割合です。個別のサイト名と点数は公開していません。