美容室のLLMO対策|78店のホームページを診断したら平均48.5点、22業種で下から2番目だった【今日からできる直し方】
公開日: / 更新日: / カテゴリ: 業種別の調査 / 執筆: エラバレル

「ChatGPTで美容室を探す人なんて、本当にいるの?」「ホットペッパーとInstagramがあれば、ホームページはいらないのでは?」。美容室のオーナーさんから、こうした声をよく聞きます。
けれども、「〇〇駅の近くで、くせ毛のカットが上手な美容室は?」のような質問を、ChatGPTやGoogleのAIによる概要に聞く人は確実に増えています。AIが答えるときに材料にするのは、Googleビジネスプロフィールと口コミ、予約サイト、そしてお店の公式ホームページです。
先に結論をお伝えします。美容室のホームページは、AIに「読まれる」状態にはなっていても、「どんな店か」が文章で伝わっていないことがほとんどです。 メニューと料金、得意な施術、よくある質問、店の基本情報を文章で書き、構造化データを入れるだけで、状況は大きく変わります。どれも費用をかけずに自分でできる作業です。
選ばれるAI診断は2026年10月、全国の美容室の公式ホームページ78店を診断しました。平均は100点満点中48.5点で、調べた22業種の中で下から2番目でした。この記事では、その結果をもとに、美容室のホームページがAIに選ばれにくい理由と、今日からできる直し方を順番に説明します。
この記事でわかること
- 美容室のLLMO対策とは何か(SEO・MEOとの違い)
- 78店を診断して分かった、美容室のホームページの点数と弱点
- トップページに金額がない店が81%、よくある質問がある店は17%という実態
- メニューと料金、悩みと得意な施術の書き方(文例つき)
- HairSalonの構造化データのコードと、入れるときの注意
- 直したあとに確認するチェックリスト
美容室のLLMO対策とは?
LLMO対策(AIO対策、AI検索対策とも呼ばれます)は、ChatGPTやGoogleのAIによる概要、Perplexityなどが回答を作るときに、自分の店を正しく読み取り、候補として挙げてもらえるようにするための対策です。LLMOは「Large Language Model Optimization(大規模言語モデル最適化)」の略です。
美容室の場合、AIに聞かれるのは次のような質問です。
- 「〇〇駅でくせ毛のカットが上手な美容室は?」
- 「ブリーチなしで透明感のあるカラーが得意なサロンは? 予算1万円くらい」
- 「40代向けの白髪ぼかしが評判のお店を3つ挙げて」
- 「〇〇(店名)の料金と営業時間は?」
AIは、こうした質問に「地域・得意な施術・料金・営業時間・予約の方法」をまとめて答えようとします。その材料がホームページに文章で書かれていないと、AIは口コミサイトや予約サイトの情報だけで判断するか、候補から外します。
SEO・MEOとの違い
| 対策 | 目的 | 主な場所 |
|---|---|---|
| SEO | Googleの検索結果で上位に出る | ホームページ |
| MEO | Googleマップ(地図の枠)で上位に出る | Googleビジネスプロフィール |
| LLMO | AIの回答で、候補や出典として挙げられる | ホームページ、Googleビジネスプロフィール、口コミ、SNS、予約サイト |
LLMO対策は、SEOとMEOで整えた情報を、AIが「読める・信頼できる・引用しやすい」形にそろえる対策です。まったく新しいことを始めるわけではありません。
「LLMO」「AIO」「AEO」は同じ意味?
呼び方は会社によって違いますが、指している取り組みはほぼ同じです。AIO(AI Optimization)、AEO(Answer Engine Optimization)、GEO(Generative Engine Optimization)も、「AIの回答に選ばれるための対策」という意味で使われています。この記事では「LLMO対策」で統一します。

78店を診断した結果【平均48.5点】
22業種の中で、下から2番目
選ばれるAI診断では、これまでに22業種・2,296件の公式ホームページを、同じ採点基準で診断しています。全体の平均は54.1点で、美容室の48.5点はそれより5.6点低い結果でした(下の表は、主な業種を抜き出したものです)。
| 業種 | 調べた数 | 平均点 |
|---|---|---|
| 工務店 | 63 | 62.6 |
| 歯科医院 | 52 | 62.1 |
| 税理士事務所 | 113 | 60.1 |
| クリニック | 133 | 59.2 |
| 整体院 | 108 | 58.7 |
| 行政書士事務所 | 279 | 56.7 |
| エステサロン | 63 | 49.6 |
| ネイルサロン | 148 | 49.3 |
| 美容室 | 78 | 48.5 |
| 旅館・ホテル | 119 | 45.7 |
| 22業種全体 | 2,296 | 54.1 |

エステサロン・ネイルサロンを含め、美容系の店は全体として点数が低めです。写真で雰囲気を伝えるデザインが多く、文章の情報が少ないことが共通しています。
美容室78店の調査結果
- 平均点は48.5点(中央値も48.5点)。22業種全体の平均は54.1点
- 判定の内訳は、A判定0%、B判定1%、C判定23%、D判定76%
- 運営者の情報が構造化データに十分入っていた店は、78店中1店だけ
- WordPressで作られた44店の平均は51.9点、それ以外の34店は44.1点
分野ごとの点数
診断の22項目を5つの分野に分けて、美容室の平均点を出しました。
| 分野 | 美容室の平均 | 意味 |
|---|---|---|
| AIに読んでもらえるか | 99点 | AIのクローラーを止めている店はなし |
| 技術の土台(HTTPS・速さ・サイトマップ) | 83点 | おおむね問題なし |
| 運営者の信頼性 | 44点 | 店舗情報・プライバシーポリシーが弱い |
| AIが引用しやすい書き方 | 40点 | 質問に答える形の文章が少ない |
| 構造化データ | 15点 | ほとんど入っていない |
AIに読まれる状態にはなっているのに、読んだAIに伝わる情報が少ない。これが美容室のホームページの典型です。
多かった不足
| 不足していた項目 | 美容室(78店) | 22業種全体(2,296件) |
|---|---|---|
| 運営者の情報が構造化データに十分入っていない | 99% | 97% |
| 質問に答える形の見出しが足りない | 97% | 91% |
| ページの内容の種類が、構造化データで伝わっていない | 97% | 91% |
| 見出しの直後に短い答えがない | 86% | 83% |
| 店舗情報(運営者情報)の中身が不十分 | 82% | 48% |
| 構造化データがない | 63% | 59% |
| プライバシーポリシーなどの表記がない | 63% | 50% |
| 共有用の情報(OGP)が足りない | 60% | 61% |
| タイトルと説明文が適切でない | 50% | 40% |
| 問い合わせ先が見つからない | 19% | 13% |
| HTTPS(鍵マーク)になっていない | 14% | 12% |
※割合は「不足」または「一部不足」と判定された店の割合です。
全体と比べて特に差が大きいのが、店舗情報の中身(82%、全体は48%)です。ホームページで見つからなかった情報を数えると、「事業内容・実績」が73%、「店名・代表者」が50%、「所在地」が27%、「連絡先」が24%の店で見つかりませんでした。店名や住所がデザインの中に画像で入っていて、文章として読めない店が多いと考えられます。
美容室ならではの特徴
トップページを1店ずつ確認して、美容室に特有の点も数えました(トップページを確認できた77店)。
| 状態 | 店の数 | 割合 |
|---|---|---|
| トップページに金額が1つも書かれていない | 62 / 77 | 81% |
| 本文の文字が少ない(写真中心で、文章が1,500字未満) | 42 / 77 | 55% |
| 予約ボタンがホットペッパービューティーに飛ぶ | 27 / 77 | 35% |
| 営業時間・定休日が文章で書かれている | 47 / 77 | 61% |
| Instagramへのリンクがある | 40 / 77 | 52% |
| スタッフ・スタイリストの紹介がある | 66 / 77 | 86% |
| よくある質問がある | 13 / 77 | 17% |

スタッフ紹介は86%の店にありました。人を大切にしている業種らしい結果です。一方で、料金とよくある質問という、お客さんが一番知りたい情報が文章で書かれていない店が大半でした。
なぜ美容室のホームページはAIに選ばれにくいのか
調査の数字から、美容室のホームページには3つの共通した傾向が見えてきます。
理由1:写真で伝える作りになっている
美容室のホームページは、写真で雰囲気を伝えることを重視した作りが多く、文章が少なめです。55%の店は、トップページの文章が1,500字未満でした。人間にはそれで十分伝わりますが、AIは写真の雰囲気を読み取れません。「どんな悩みに強いのか」「料金はいくらか」「予約はどうするか」が文章で書かれていないと、AIはその店を候補に入れる根拠を持てません。
理由2:大事な情報が予約サイトにしかない
予約をホットペッパービューティーに任せていること自体は問題ではありません。ただ、料金もメニューもホットペッパー側にしか書かれていないと、AIが参照するのはホットペッパーの情報になり、公式サイトが「出典」として選ばれる機会を失います。
理由3:店名・住所が画像の中にある
ロゴやデザインの中に店名や住所を入れていると、見た目は整いますが、AIには文字として読めません。店名・代表者が見つからなかった店が50%あったのは、このためだと考えられます。
美容室のLLMO対策は「文章を足す」が基本
デザインを作り直す必要はありません。写真はそのままに、メニュー・料金・得意な施術・よくある質問・店の基本情報を、文章で書き足すことが対策の中心です。WordPressのサイトとそれ以外で平均点に7.8点の差がありましたが、どちらでも文章を足すことはできます。
AIが美容室を選ぶときに見ているもの
| 情報源 | AIが読み取ること |
|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | 所在地、営業時間、カテゴリ、メニュー、写真、口コミの件数と評価 |
| Googleの口コミ | どんな施術で、どんな悩みが解決したか(具体的な口コミほど使われやすい) |
| 公式ホームページ | 得意な施術、料金、スタッフの専門、店のこだわり、よくある質問 |
| 予約サイト・SNS・地域のメディア | メニュー、クーポン、スタイル写真、紹介記事 |
このうち、お店が完全に自分で管理できるのは、Googleビジネスプロフィールと公式ホームページです。ここを整えるのが、LLMO対策の出発点です。Googleビジネスプロフィールの整え方は、GoogleビジネスプロフィールとAIによる概要の記事で詳しく説明しています。
今日からできる直し方
ここからは、調査で多かった不足を、直しやすい順に7つ紹介します。
1. メニューと料金を、文章で書く
調査では81%の店が、トップページに金額を1つも書いていませんでした。メニューのページがあっても、画像の料金表や、外部の予約サイトへのリンクだけのことがあります。
- メニューのページに、施術名・料金・所要時間を文字で書く(画像の料金表だけにしない)
- 「カット 4,400円(シャンプー・ブロー込み、約60分)」のように、含まれるものと時間まで書く
- トップページにも「カット 4,400円〜」のように、代表的なメニューの金額を1つ2つ載せる
- ロングの追加料金、指名料、学生料金など、お会計が変わる条件も書いておく
AIに「予算1万円くらい」と条件つきで聞かれたとき、金額が書かれていない店は候補から外れやすくなります。
メニューの書き方の例
(直す前)料金表の画像1枚だけ。
(直した後)
- カット 4,400円(シャンプー・ブロー込み、約60分)
- カット+カラー 9,900円〜(ブリーチなし、約2時間。ロングは+1,100円)
- 縮毛矯正 16,500円〜(カット別、約3時間)
- 白髪ぼかしハイライト 13,200円〜(カット込み、約2時間半)
2. 「悩み」と「得意な施術」を結びつけて書く
AIへの質問は「くせ毛」「白髪」「髪のダメージ」「ボブが似合うか」のような、悩みや目的から始まります。
- 「くせ毛でお悩みの方へ」「白髪ぼかしについて」のように、悩みごとに1ページ(または1つの見出し)を作る
- 得意な施術を、どんな髪質・年代・悩みの人に合うのかまで書く
- 施術の流れ、持ちの目安、向いていない髪質も正直に書く
「向いていない場合」まで書くのは、遠回りに見えて効果的です。AIは、条件をはっきり書いている情報を、質問に合わせて使いやすいからです。
3. よくある質問を作る(質問の見出し+すぐ下に答え)
よくある質問があった店は17%だけでした。診断でも、質問に答える形の見出しが足りない店が97%ありました。AIは、質問と答えの形の文章を、そのまま回答に使いやすい傾向があります。
- 「初めてでもハイライトは大丈夫ですか?」
- 「縮毛矯正はどれくらい持ちますか?」
- 「駐車場はありますか?」
- 「子ども連れでも行けますか?」
- 「予約なしでも入れますか?」
- 「カードやQRコード決済は使えますか?」
見出しを質問の形にして、すぐ下の1〜2文で答えるのがコツです。常連のお客さんからよく聞かれることを、そのまま質問にしてください。口コミで褒められている点を、質問と答えに書き直すのも効果的です。よくある質問の構造化データについては、FAQの構造化データの記事で説明しています。
よくある質問の書き方の例
見出し:縮毛矯正はどれくらい持ちますか?
答え:根元が伸びるまでの約3〜4か月が目安です。一度まっすぐにした部分は、基本的に元に戻りません。伸びてきた根元だけをかける「リタッチ」もご用意しています。
4. 店の基本情報を、画像ではなく文章で書く
店舗情報のページに、次の情報を文字で書きます。デザインの中に画像で入れている場合も、ページのどこかに文章で書き足してください。
- 正式な店名(読み方も)
- 住所(番地・建物名まで)と最寄り駅からの道順
- 電話番号、営業時間、定休日
- オーナー(代表者)の名前と経歴
- 開業年、席数、スタッフの人数
- 予約の方法(電話・ホットペッパー・LINEなど)
ロゴ画像を使う場合は、画像の代わりの文字(alt)に店名を入れておくと、AIにも伝わります。書き方は画像のaltの記事をご覧ください。
5. HairSalonの構造化データを入れる
構造化データは、店の情報をAIや検索エンジンが間違いなく読み取れる書式です。美容室には HairSalon という専用の型があります。調査では63%の店に構造化データがなく、運営者の情報が十分に入っていたのは78店中1店だけでした。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "HairSalon",
"@id": "https://example.com/#organization",
"name": "hair salon 〇〇",
"alternateName": "ヘアサロン〇〇",
"url": "https://example.com/",
"logo": "https://example.com/logo.png",
"image": "https://example.com/salon.jpg",
"description": "〇〇駅から徒歩2分の美容室。くせ毛を活かすカットと、ブリーチなしの透明感カラーが得意。完全予約制、全4席。",
"telephone": "+81-58-000-0000",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"postalCode": "500-0000",
"addressRegion": "岐阜県",
"addressLocality": "岐阜市",
"streetAddress": "〇〇町1-2-3 〇〇ビル1階",
"addressCountry": "JP"
},
"openingHoursSpecification": [{
"@type": "OpeningHoursSpecification",
"dayOfWeek": ["Monday", "Wednesday", "Thursday", "Friday", "Saturday", "Sunday"],
"opens": "10:00",
"closes": "19:00"
}],
"priceRange": "カット4,400円〜",
"sameAs": [
"https://www.instagram.com/〇〇/",
"https://beauty.hotpepper.jp/slnH000000000/"
]
}
</script>
sameAs には、Instagramやホットペッパービューティーの店舗ページなど、公式に管理しているページのURLを入れます。AIが「同じ名前の別の店」と区別する手がかりになります。項目ごとの意味は、LocalBusinessの構造化データの書き方の記事で詳しく説明しています。
口コミの星(aggregateRating)は入れない
自分の店の口コミの星(aggregateRating)を、自分のホームページの構造化データに入れることは、Googleのガイドラインで認められていません。予約サイトやGoogleの口コミの評価を書き写すのもやめてください。
入力欄に書き込むだけで、このコードを作れるツールもあります。
構造化データ作成ツールを使う(無料)6. Googleビジネスプロフィールと表記をそろえる
店名・住所・電話番号の表記を、ホームページ、Googleビジネスプロフィール、ホットペッパービューティー、Instagramのプロフィールで完全にそろえます。「hair salon 〇〇」と「ヘアサロン〇〇」が混在していると、AIが別の店として扱うことがあります。英語の店名なら、カタカナの読み方を alternateName に入れておくと安心です。
Googleビジネスプロフィールでは、カテゴリ、メニューと料金、営業時間、臨時休業、写真を最新にし、口コミには施術の内容にふれて返信すると、AIが読み取れる情報が増えます。
7. プライバシーポリシーを置く
63%の店にプライバシーポリシーなどの表記がありませんでした。予約フォームやLINEで個人情報を受け取るなら、本来必要なページです。AIや検索エンジンが「きちんとした運営者か」を判断する材料にもなります。予約・問い合わせで受け取る情報、使い道、問い合わせ先を書けば、小さな店なら十分です。
Instagramとホットペッパーだけで十分ではないの?
Instagramとホットペッパービューティーだけで集客している店も多いと思います。ただ、AI検索の目線では注意が必要です。
- Instagramは、多くのAIのクローラーの読み込みを制限しています。投稿の中身は、AIにほとんど読まれていません
- ホットペッパービューティーの情報はAIに読まれますが、そこでの紹介は「ホットペッパーに載っている多くの店のひとつ」になります
- 自分のホームページがあれば、得意な施術やこだわりを、自分の言葉で、制限なく書けます
ホームページは、AIに「この店はこういう店です」と伝えられる、いちばん自由な場所です。InstagramやホットペッパーのURLは、構造化データの sameAs でホームページとつなげておけば、同じ店の情報としてまとめて扱われやすくなります。
ネイルサロン・エステサロンも同じ傾向
同じ時期に調べたネイルサロン(平均49.3点)とエステサロン(平均49.6点)も、美容室と同じく写真中心で文章が少ない傾向がありました。業種ごとの結果はネイルサロンのLLMO対策とエステサロンのLLMO対策の記事にまとめています。
よくある失敗と、直したあとの確認
直すときによくある失敗は、次の3つです。
- 料金表を画像のまま差し替える:見た目は新しくなっても、AIには読めないままです。必ず文字で書いてください
- よくある質問を1ページに数個だけ置く:質問は10個前後あると、さまざまな聞き方に答えられます。常連さんの質問をメモしておくと集めやすくなります
- ホームページだけ直して、ほかを放置する:店名や営業時間がGoogleビジネスプロフィールや予約サイトと食い違うと、AIはどれが正しいか迷います
直したあとのチェックリスト
- メニューのページに、施術名・料金・所要時間が文字で書かれている
- トップページに、代表的なメニューの金額が1つ以上ある
- 悩みや得意な施術ごとの見出し(またはページ)がある
- よくある質問が、質問の見出し+すぐ下の答えの形で書かれている
- 店名・住所・電話番号・営業時間・定休日が、画像ではなく文字で書かれている
- HairSalonの構造化データがあり、住所・電話・営業時間・sameAsが入っている
- プライバシーポリシーのページがある
- ホームページ・Googleビジネスプロフィール・予約サイト・Instagramで店名の表記がそろっている
よくある質問
美容室のLLMO対策は、何から始めればいいですか?
メニューと料金を文章で書くこと、よくある質問を作ること、店の基本情報を文章で書くこと、の3つです。どれも費用はかからず、半日ほどでできます。そのあとで構造化データを入れると、AIに伝わる情報がさらに増えます。
写真中心のおしゃれなデザインを変えないといけませんか?
変える必要はありません。写真はそのままに、各ページの下のほうに文章を足す、メニューのページを文字で書く、よくある質問のページを追加する、で十分です。
口コミはAIに影響しますか?
影響します。特に、施術名や悩み、スタイリストの名前が入った具体的な口コミは、AIが「この店は何が得意か」を判断する材料になります。口コミを書いてもらうときに、施術の感想を具体的に書いてもらえるようお願いするとよいでしょう。
ホットペッパービューティーの掲載をやめるべきですか?
やめる必要はありません。予約の受け皿として使いながら、メニューや料金、得意な施術は、自分のホームページにも書いておく、という形がおすすめです。
ホームページを持っていない美容室は、どうすればいいですか?
まずはGoogleビジネスプロフィールを整えてください。そのうえで、数ページの小さなホームページでもよいので、店の基本情報・メニューと料金・よくある質問を文章で書いた場所を持つと、AIに伝えられる情報が大きく増えます。
構造化データは、WordPressでなくても入れられますか?
入れられます。多くのホームページ作成サービスには、ページの head にコードを貼る欄があります。貼る欄がない場合は、使っているサービスの設定画面やヘルプを確認してください。
まとめ
美容室のホームページは、AIに読まれる状態にはなっていても、伝わる情報が少ないことが最大の課題でした。
この記事のまとめ
- 美容室の公式ホームページ78店の平均は48.5点で、22業種の中で下から2番目。D判定が76%だった
- AIに読まれる状態にはなっているが、構造化データ(平均15点)と、文章での情報(店舗情報・質問の見出し)が大きく不足している
- トップページに金額がない店が81%、よくある質問がある店は17%。写真中心で文章が少ない作りが多い
- メニューと料金を文章で書き、悩みと得意な施術を結びつけ、よくある質問を作る。店の基本情報は画像ではなく文章で
- HairSalonの構造化データを入れ、Googleビジネスプロフィールやホットペッパーと表記をそろえる
- デザインを変える必要はなく、どれも自分で直せる
まずは、自分の店のホームページに何が足りないかを確かめてください。選ばれるAI診断なら、今回の78店と同じ方法で、URLを入れるだけで、22項目の判定と理由を無料で確認できます。
自分のサイトを、無料で診断する参考にした資料
- ローカル ビジネス(LocalBusiness)の構造化データ(Google 検索セントラル)
- HairSalon(schema.org)
- レビュー スニペット(Review、AggregateRating)の構造化データ(Google 検索セントラル)
調査の方法:2026年10月、美容室の紹介サイトに掲載されていた全国の美容室の公式ホームページ78店を、選ばれるAI診断で診断しました(予約サイト・SNSのページは除く)。点数・判定・項目ごとの割合は、2026年10月2日に見直した採点基準で再診断した結果です。他の業種の数字も、同じ基準で再診断した22業種・2,296件の結果です。料金・予約・よくある質問などの項目は、トップページのHTMLを確認して数えています(77店)。公開しているのは集計した数字だけで、個別の店の名前と点数は公開していません。