WordPressの「外部画像をアップロード」とは? 貼った画像が消える理由と、消える前にやること
公開日: / カテゴリ: WordPress入稿 / 執筆: エラバレル

「Googleドキュメントから記事を貼ったら、画像のブロックに『外部画像をアップロード』というボタンが出てきた。押したほうがいいの?」「公開したときは表示されていた画像が、しばらくしたら消えていた」。WordPressで記事を入稿している方から、こうした相談をよくいただきます。
先に結論をお伝えします。「外部画像をアップロード」は、ほかの場所にある画像を、自分のWordPressのメディアライブラリに取り込むためのボタンです。表示されたら、基本的には押しておくべきです。 ボタンが出ているということは、その画像が自分のサイトではなく、別の場所(Googleドキュメント、ほかのサイト、クラウドの保管場所など)を指したままだということです。そのままにしておくと、元の場所で画像が消えたり、見られなくなったりしたときに、記事の画像も表示されなくなります。
この記事では、「外部画像をアップロード」が出る理由と使い方、ボタンを押しても失敗するときの対処、そもそも外部の画像を貼らないための入稿の方法までを、順番に説明します。
この記事でわかること
- 「外部画像をアップロード」とは何か、なぜ表示されるのか
- 外部の画像のままにしておくと起きる4つの問題
- ボタンの使い方と、押したあとに確かめること
- ボタンが失敗するときの原因と対処
- Googleドキュメント・Notion・ほかのサイトから貼った画像の入れ直し方
- 外部の画像を貼らずに入稿する方法
「外部画像をアップロード」とは?
WordPressのブロックエディタでは、記事の中の画像は「画像」ブロックとして表示されます。画像ブロックには、画像がどこに置かれているかの情報(画像のURL)が入っています。
ふつう、WordPressで画像を使うときは、画像をメディアライブラリにアップロードします。こうすると、画像は自分のサイトのサーバーに保存され、URLも https://(自分のサイト)/wp-content/uploads/… の形になります。
一方、ほかの場所からコピーして貼った画像は、元の場所のURLを指したままになっていることがあります。画像は表示されていても、実際には自分のサイトではなく、元の場所から読み込んで表示しているだけです。
このように、画像ブロックが自分のサイトの外にある画像を指しているとき、ブロックのツールバー(ブロックを選んだときに上に出る操作の帯)に「外部画像をアップロード」というボタンが表示されます。押すと、その画像をメディアライブラリに取り込み、画像ブロックのURLを自分のサイトのものに置き換えてくれます。
| 画像の置き場所 | URLの例 | 「外部画像をアップロード」 |
|---|---|---|
| 自分のメディアライブラリ | https://example.com/wp-content/uploads/2026/10/photo.jpg | 表示されない |
| Googleドキュメントの一時的な場所 | https://lh〇.googleusercontent.com/… | 表示される |
| ほかのサイト | https://other-site.com/images/photo.jpg | 表示される |
| クラウドの保管場所(Notionなど) | 期限付きの長いURL | 表示される |
ボタンが見当たらないとき
「外部画像をアップロード」は、画像ブロックを選んだときのツールバーに表示されます。画像ブロックをクリックして選んでも見当たらない場合は、すでにメディアライブラリの画像になっているか、画像がクラシックブロックの中に入っていて、画像ブロックになっていない可能性があります。
外部の画像のままにしておくと起きる4つの問題
貼った直後は画像が表示されるので、問題がないように見えます。ところが、外部の画像のままにしておくと、次のような問題が起きます。
問題1:あとで画像が消える
Googleドキュメントの画像や、Notionの画像は、決まった時間だけ使える一時的なURLや、持ち主のアカウントにひもづいたURLで表示されていることがあります。時間がたったり、元のドキュメントが削除されたり、共有の設定が変わったりすると、URLが使えなくなり、記事の画像が表示されなくなります。
問題2:元のサイトの都合で表示が変わる
ほかのサイトの画像を指している場合、そのサイトが画像を差し替えたり、削除したり、サイトの引っ越しをしたりすると、記事の画像も変わったり消えたりします。自分ではどうすることもできません。
問題3:ほかのサイトに負担をかける
記事が読まれるたびに、元のサイトのサーバーから画像が読み込まれます。これは「直リンク」と呼ばれ、元のサイトに負担をかけるため、多くのサイトで嫌われています。直リンクを防ぐ設定をしているサイトでは、画像が表示されないこともあります。
問題4:著作権の問題になることがある
ほかのサイトの画像は、そのサイトの持ち主や撮影した人に権利があります。許可なく自分の記事に表示するのは、著作権の問題になることがあります。これは「外部画像をアップロード」で取り込んでも同じです。ほかの人の画像を使うときは、取り込む前に、使ってよいかを必ず確かめてください。
公開してから気づくことが多い
自分のパソコンでは、ブラウザが画像を覚えていて、しばらく表示され続けることがあります。公開してから数日〜数週間後に、別のスマホで見た人から「画像が出ていない」と言われて気づく、というのがよくある流れです。
「外部画像をアップロード」の使い方
手順
- 記事の編集画面で、外部の画像が入っている画像ブロックをクリックして選ぶ
- ブロックの上に出るツールバーで「外部画像をアップロード」を押す
- しばらく待つと、画像がメディアライブラリに取り込まれ、画像ブロックのURLが自分のサイトのものに変わる
- 記事を保存(下書き保存か更新)する
押したあとに確かめること
- 画像のURL:画像ブロックを選び、右側の設定の欄や、画像のリンクの設定で、URLが自分のサイトの
wp-content/uploadsになっているかを確かめる - 代替テキスト:右側の設定の欄で、代替テキスト(画像の説明)を入れる。取り込んだだけでは空のことが多い
- ファイル名:メディアライブラリで、取り込んだ画像のファイル名を確かめる。意味のない英数字の名前になることがある
- 画像の大きさ:元の画像がとても大きい場合、そのまま取り込まれて、ページの表示が遅くなることがある
画像がたくさんあるときは
「外部画像をアップロード」は、画像ブロックごとに押す必要があります。画像が10枚、20枚とある記事では、1枚ずつ押すのは手間です。外部の画像を自動でメディアライブラリに取り込むプラグインもありますが、プラグインを増やすと管理の手間も増えます。画像の多い記事を何本も入稿するなら、そもそも外部の画像を貼らない入稿の方法(このあとで説明します)を考えたほうが効率的です。
〇〇工務店の施工事例の記事
状況:Googleドキュメントで書いた施工事例(写真12枚)をコピーしてWordPressに貼った。すべての画像ブロックに「外部画像をアップロード」が表示された。
やったこと:①12枚の画像ブロックを1つずつ選んで「外部画像をアップロード」を押した ②2枚が失敗したので、ドキュメントから画像を保存し、画像ブロックの「置換」でアップロードし直した ③全部の画像に代替テキストを入れた ④公開後、スマホで全部の画像が表示されるかを確かめた。
かかった時間:画像の処理だけで約30分。
ボタンを押しても失敗するときの原因と対処
「外部画像をアップロード」を押しても、「画像をアップロードできませんでした」のような表示が出て、失敗することがあります。主な原因と対処をまとめます。
| 原因 | 何が起きているか | 対処 |
|---|---|---|
| 元の場所が、ほかのサイトからの読み込みを許していない | ブラウザが元の画像を取りに行けない | 画像を自分のパソコンに保存し、画像ブロックの「置換」からアップロードする |
| 一時的なURLの期限が切れている | 元の画像がもう見られない | 元のドキュメントやツールから、画像を保存し直してアップロードする |
| 元の画像がログインしないと見られない | 共有の設定で、ほかの人には見えない | 元のファイルから保存してアップロードする |
| 画像のファイルが大きすぎる | サーバーのアップロードの上限を超えている | 画像を小さくしてからアップロードする |
| WordPressで使えない形式 | 一部の画像の形式に対応していない | JPEGやPNGに変換してからアップロードする |
失敗したときのいちばん確実な方法は、元の画像を自分のパソコンに保存し、画像ブロックの「置換」からアップロードし直すことです。
なお、失敗した画像ブロックも、画面上では画像が表示されたままのことがあります。「失敗したけれど、表示されているから大丈夫」と思って公開すると、あとで消える原因になります。失敗の表示が出たブロックは、必ず差し替えてから保存してください。
「置換」で画像を差し替える手順
- 差し替えたい画像ブロックを選ぶ
- ツールバーの「置換」を押す
- 「アップロード」を選び、パソコンに保存した画像を選ぶ(すでにメディアライブラリにある画像なら「メディアライブラリを開く」から選ぶ)
- 代替テキストを入れ直す
- 記事を保存する
どこから貼ると、外部の画像になるのか
外部の画像になりやすいのは、次のような場所からコピーして貼った場合です。
Googleドキュメントから貼った場合
Googleドキュメントの本文をコピーしてWordPressに貼ると、画像は、Googleのサーバーにある画像のURLを指した状態で入ります。このURLは、ドキュメントの持ち主や共有の設定にひもづいていて、ずっと使えるとは限りません。貼ったら、すぐに「外部画像をアップロード」を押すか、画像を保存して入れ直してください。
Googleドキュメントの画像を、まとめてパソコンに保存する方法もあります。
- Googleドキュメントで、メニューの「ファイル」を開く
- 「ダウンロード」から「ウェブページ(.html、zip)」を選ぶ
- ダウンロードされたzipを開くと、中の画像のフォルダに、ドキュメントの画像がまとめて入っている
- 画像のファイル名は「image1.png」のような順番の名前になるので、どの画像かを確かめながら、メディアライブラリにアップロードする
画像の多い記事では、1枚ずつ右クリックで保存するより早く済みます。詳しい手順はGoogleドキュメントの画像をまとめて保存する方法の記事で説明しています。
Notionから貼った場合
Notionの画像は、期限付きの一時的なURLで表示されています。貼った直後は表示されても、時間がたつと見られなくなります。時間がたつと「外部画像をアップロード」でも取り込めなくなるので、Notionから画像を保存してアップロードするのが確実です。詳しくはNotionからWordPressに投稿する方法の記事で説明しています。
Wordから貼った場合
Wordの画像は、貼り方によっては入らなかったり、自分のパソコンの中の場所を指したままになったりします。Wordからの入稿の注意点は、WordからWordPressに貼り付けると崩れる理由の記事で説明しています。
ほかのサイトから貼った場合
ほかのサイトの記事をコピーすると、画像もそのサイトのURLのまま入ります。先に説明したとおり、権利の問題があるので、使ってよい画像かどうかを必ず確かめてください。
| 貼った元 | 画像の状態 | おすすめの対処 |
|---|---|---|
| Googleドキュメント | Googleのサーバーの画像を指している | 「外部画像をアップロード」を押す。失敗したら保存して入れ直す |
| Notion | 期限付きの一時的なURL | 画像を保存してアップロードする |
| Word | 入らない、またはパソコンの中の場所を指す | 画像を別に保存してアップロードする |
| ほかのサイト | そのサイトの画像を指している(直リンク) | 使ってよいかを確かめる。許可があれば、保存してアップロードする |
外部の画像を貼らずに入稿する方法
ここまで見てきたように、コピペで入稿すると、画像はほぼ必ず「外部の画像」の状態で入ります。毎回あとから直すより、最初から外部の画像を貼らない入稿の流れにしておくと、画像が消える心配がなくなります。
方法1:画像は、最初からメディアライブラリに入れる
文章だけをコピペし、画像は画像ブロックから1枚ずつアップロードする方法です。確実ですが、画像の多い記事では時間がかかります。
方法2:画像を先にまとめてアップロードしておく
メディアライブラリの「新規追加」から、記事に使う画像をまとめてアップロードしておき、記事の中では「メディアライブラリを開く」から選んで入れる方法です。アップロードの時間はまとめて済みます。
方法3:入稿のツールで、画像の取り込みまで自動にする
原稿をGoogleドキュメントで書いているなら、ドクポスで入稿する方法もあります。ドクポスは、GoogleドキュメントのURLを貼ると、WordPressに記事を作るウェブサービスです。
- ドキュメントの画像は、WordPressのメディアライブラリにアップロードした状態で入る(外部の画像のままにならない)
- 見出し・太字・リンク・箇条書き・表・蛍光ペンも、WordPressのブロックに変換される
- ドキュメントの先頭に「アイキャッチ:1枚目」と書くと、本文の1枚目の画像がアイキャッチになる
- 下書き・予約・公開から状態を選べる
「外部画像をアップロード」を1枚ずつ押す手間や、画像が消える心配をなくしたい方に向いています。手作業での入稿の流れと比べたい方は、GoogleドキュメントをWordPressの記事に変換する方法の記事もご覧ください。
入稿の流れを決めるときは「画像をどうするか」から考える
文章のコピペは、多少崩れても直すのはそれほど大変ではありません。一方、画像は、直し忘れると、あとで記事から消えてしまいます。入稿の流れを決めるときは、画像をどうやってメディアライブラリに入れるかを最初に決めておくと、あとで困りません。
画像を入れたら、代替テキストも忘れずに
メディアライブラリに入れた画像には、代替テキスト(alt)を入れておきましょう。代替テキストは、画像の内容を文字で説明したもので、目の不自由な人が使う読み上げソフトや、画像が表示されないときに使われます。検索エンジンやAIが、画像の内容を理解する手がかりにもなります。
写真と文章の調査(選ばれるAI診断の調査)
- トップページの文章が1,500字未満のサイトは、自動車整備・エステサロンで59%、美容室で55%、ネイルサロンで54%
- 22業種・2,296サイトの診断では、SNSで共有されたときの画像などの情報(OGP)が足りないサイトが61%
- 写真が中心のサイトほど、写真で見せている情報(料金表、営業時間など)が文字になっておらず、AIに伝わりにくい
料金表やメニュー、営業時間を画像で載せている場合は、画像の代替テキストだけで済ませず、本文にも文字で書いてください。書き方は画像の代替テキスト(alt)の記事で説明しています。
入稿した記事の画像のチェックリスト
- すべての画像ブロックで「外部画像をアップロード」が表示されていない
- 画像のURLが、自分のサイトの wp-content/uploads になっている
- すべての画像に代替テキストが入っている
- ほかのサイトの画像を、許可なく使っていない
- 大きすぎる画像をそのまま入れていない
- 公開後に、別のブラウザやスマホで、全部の画像が表示されるかを確かめた
よくある質問
「外部画像をアップロード」は、押さなくても問題ないですか?
すぐには問題が出なくても、元の場所で画像が消えたり、URLが使えなくなったりしたときに、記事の画像も表示されなくなります。自分で撮った写真や、使ってよい画像なら、押してメディアライブラリに取り込んでおくのがおすすめです。
押したら、画像の権利の問題はなくなりますか?
なくなりません。取り込むのは、画像の置き場所を自分のサイトに移すだけです。ほかの人が撮った写真や、ほかのサイトの画像は、使ってよいかを必ず確かめてください。
公開済みの記事で画像が消えていたら、どうすればいいですか?
元の画像ファイルが手元にあれば、記事の画像ブロックを選び、「置換」からアップロードし直してください。元のファイルがない場合は、元のドキュメントやツールから保存し直します。同じ時期に同じ方法で入稿したほかの記事にも、同じ問題がないか確かめましょう。
クラシックエディタでも「外部画像をアップロード」はありますか?
「外部画像をアップロード」は、ブロックエディタの画像ブロックのボタンです。クラシックエディタやクラシックブロックの中の画像には表示されません。クラシックブロックの中に画像がある場合は、ブロックへ変換してから画像ブロックで操作するか、画像を保存して入れ直してください。
取り込んだ画像のファイル名を変えたいときは?
メディアライブラリで、画像のタイトルや代替テキストは変えられますが、ファイル名そのものは標準では変えられません。ファイル名を整えたい場合は、パソコンでファイル名を変えてからアップロードし直すのが確実です。
アイキャッチ画像も、外部の画像のままになることはありますか?
アイキャッチ画像は、WordPressの仕組み上、メディアライブラリの画像から選ぶ形になっているので、外部の画像のままにはなりません。ただし、本文の中の画像は別です。アイキャッチを設定したからといって、本文の画像も取り込まれたわけではないので、本文の画像ブロックも1つずつ確かめてください。
画像を取り込むと、サーバーの容量は増えますか?
増えます。メディアライブラリにアップロードした画像は、自分のサーバーに保存されるためです。WordPressは、アップロードした画像から、いくつかの大きさの画像を自動で作るので、元の画像より多めに容量を使います。大きすぎる画像は、小さくしてからアップロードしましょう。
まとめ
WordPressの「外部画像をアップロード」についてまとめます。
この記事のまとめ
- 「外部画像をアップロード」は、ほかの場所にある画像を、自分のメディアライブラリに取り込むボタン
- ボタンが出ているのは、画像が外部の場所を指したままのしるし。そのままだと、あとで画像が消えることがある
- Googleドキュメント・Notion・ほかのサイトからコピペすると、画像は外部の画像の状態で入りやすい
- ボタンが失敗したら、画像を保存して、画像ブロックの「置換」からアップロードし直す
- ほかの人の画像は、取り込んでも権利の問題はなくならない。使ってよいかを確かめる
- 入稿の流れは、画像をどうやってメディアライブラリに入れるかから決める
Googleドキュメントで書いた原稿を、画像もメディアライブラリに入った状態でWordPressに入稿したい方は、ドクポスを試してみてください。5記事まで、カード登録なしで試せます。
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調査の方法:トップページの文章量は、2026年10月に選ばれるAI診断で診断した各業種の公式サイトのトップページのHTMLから数えたものです。OGPの割合は、2026年10月2日に見直した採点基準で、22業種の公式サイト2,296件を診断した結果です。個別のサイト名と点数は公開していません。