選ばれるAI診断

Googleドキュメントの画像をまとめて保存する方法|ウェブページ形式でのダウンロード手順と注意点

公開日: / カテゴリ: WordPress入稿 / 執筆: エラバレル

Googleドキュメントの画像をまとめて保存する方法|ウェブページ形式でのダウンロード手順と注意点

「ライターから届いたGoogleドキュメントの原稿に画像が20枚。1枚ずつ保存する方法が分からない」「右クリックしても『画像を保存』が出てこない」。ブログやメディアの入稿を担当していると、こうした場面によく出会います。

先に結論をお伝えします。Googleドキュメントの画像をまとめて保存するには、「ファイル」→「ダウンロード」→「ウェブページ(.html、zip)」を選ぶのがいちばん簡単です。 ダウンロードしたzipファイルを展開すると、ドキュメントに入っているすべての画像が、1つのフォルダにまとまって出てきます。

この記事では、この方法の手順をくわしく説明したうえで、Word形式から取り出す方法、1枚だけ保存したいときの方法も比べます。保存した画像のファイル名や順番の整え方、WordPressにアップロードするときの注意、入稿そのものを楽にする方法までまとめました。

この記事でわかること

  • Googleドキュメントで、画像を右クリックしても保存できない理由
  • 「ウェブページ(.html、zip)」でまとめて保存する手順
  • Word形式(.docx)から画像を取り出す方法
  • 1枚だけ保存したいときの方法
  • 保存した画像の、ファイル名と順番の整え方
  • WordPressへのアップロードと、入稿を楽にする方法

Googleドキュメントでは、画像を右クリックで保存できない

ウェブページの画像なら、右クリックして「名前を付けて画像を保存」を選べば保存できます。ところが、Googleドキュメントの中の画像を右クリックすると、ドキュメント用のメニューが表示され、画像を保存する項目は出てきません。

これは、Googleドキュメントが、ブラウザの中で動く「文書を編集するためのアプリ」だからです。右クリックのメニューも、ブラウザのものではなく、ドキュメントの編集のためのメニューに置き換わっています。

そのため、Googleドキュメントの画像を保存するには、ドキュメントを別の形式でダウンロードして、その中から画像を取り出すのが基本の考え方になります。

ダウンロードの形式には、PDF、Word、テキスト、ウェブページなどがあります。このうち、画像をファイルのまま取り出しやすいのが「ウェブページ」と「Word」の2つです。PDFでダウンロードすると、画像は文書の一部として埋め込まれるため、1枚ずつの画像ファイルとして取り出すには別のソフトが必要になります。テキストでは、画像は保存されません。

画像の保存が必要になる場面

ブログの入稿では、Googleドキュメントの画像を、WordPressのメディアライブラリにアップロードし直す必要があります。原稿をコピペしたときに画像が入ったように見えても、WordPress側に保存されておらず、Google側の画像を参照したままになっていることがあるためです。元の画像が見られなくなると、記事の画像も表示されなくなるおそれがあります。

方法1:ウェブページ(.html、zip)でまとめて保存する

いちばんおすすめの方法です。ドキュメントの中のすべての画像を、一度に取り出せます。

手順

  1. 画像を保存したいGoogleドキュメントを開きます
  2. 画面の左上のメニューから「ファイル」を押します
  3. 「ダウンロード」にマウスを合わせます
  4. 表示された一覧から「ウェブページ(.html、zip)」を選びます
  5. zipファイルがパソコンにダウンロードされます(ふつうは「ダウンロード」のフォルダに入ります)
  6. zipファイルを展開します。Windowsなら、zipファイルを右クリックして「すべて展開」を選びます。Macなら、zipファイルをダブルクリックします
  7. 展開したフォルダの中にある「images」というフォルダを開くと、画像がまとめて入っています

展開したフォルダには、HTMLファイル(ドキュメントの本文をウェブページの形にしたもの)と、images フォルダが入っています。画像だけが必要なら、images フォルダの中身を使います。

zipを「展開」してから使う

zipファイルをダブルクリックして中をのぞいただけの状態では、画像をうまくアップロードできないことがあります。必ず「すべて展開」などで、ふつうのフォルダに取り出してから使ってください。

画像のファイル名と順番

images フォルダの中の画像は、「image1.png」「image2.jpg」のような、番号の付いた名前になります。元の画像のファイル名は残りません。

また、この番号は、本文に出てくる順番と、必ずしも一致するとは限りません。どの画像が本文のどこに入っていたかを確かめるには、一緒に入っているHTMLファイルをブラウザで開き、画像の上で右クリックして画像のアドレスを確かめるか、本文と見比べてください。

画像の形式と大きさ

保存される画像の形式(PNGやJPEG)や大きさが、ドキュメントに貼ったときの元の画像と同じになるとは限りません。ドキュメントの中で画像を小さく縮めていたり、切り抜いていたりすると、その状態に近い形で書き出されることがあります。

高い画質の元の画像が必要な場合は、ライターに元の画像ファイルも一緒に送ってもらうのが確実です。商品の写真や作品の写真など、細かいところまで見せたい画像は、特に元のファイルを使うことをおすすめします。

方法2:Word形式(.docx)から取り出す

もう1つ、Word形式でダウンロードして、その中から画像を取り出す方法があります。

手順

  1. Googleドキュメントで「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Word(.docx)」を選びます
  2. ダウンロードした .docx ファイルをコピーして、コピーしたほうのファイル名の最後を「.docx」から「.zip」に変えます(拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラーの「表示」の設定で、ファイル名の拡張子を表示させます)
  3. 名前を変えたzipファイルを展開します
  4. 展開したフォルダの中の「word」→「media」のフォルダに、画像が入っています

Word形式のファイルは、中身が複数のファイルをまとめたzipと同じ仕組みになっているため、この方法で画像を取り出せます。

元のファイルは、名前を変えずに残しておく

拡張子を変えるのは、必ずコピーしたほうのファイルにしてください。元の .docx の名前を変えてしまうと、Wordで開けなくなります(名前を戻せば開けます)。

方法1とのちがい

比べる点ウェブページ(.html、zip)Word形式(.docx)から取り出す
手順の多さ少ない(ダウンロードして展開するだけ)多い(拡張子の変更が必要)
画像の場所images フォルダword → media フォルダ
ファイル名image1、image2 …image1、image2 …
向いている人ほとんどの人Word形式の原稿も一緒に必要な人

ほとんどの場合は、方法1で十分です。Word形式の原稿も必要な場合に、方法2を使うとよいでしょう。どちらの方法でも、取り出した画像のファイル名は番号になるので、このあと説明する「名前の付け直し」は同じように必要です。

方法3:1枚だけ保存したいとき

画像が1〜2枚だけなら、まとめてダウンロードするより、次の方法が早いこともあります。

画像をコピーして、画像を編集するソフトに貼る

  1. Googleドキュメントで、保存したい画像をクリックして選びます
  2. 「Ctrl+C」(Macは「command+C」)でコピーします
  3. Windowsの「ペイント」など、画像を編集するソフトを開き、「Ctrl+V」で貼り付けます
  4. 画像として保存します

ブラウザやソフトの組み合わせによっては、うまく貼り付けられないことがあります。その場合は、方法1を使ってください。

スクリーンショットは最終手段

画面のスクリーンショットを撮って画像にする方法もありますが、画質が落ちたり、余白が入ったりします。記事に使う画像としては、あまりおすすめできません。

「ウェブに公開」は使わない

Googleドキュメントには、ドキュメントをウェブページとして公開する機能もあります。公開したページからなら、ブラウザの右クリックで画像を保存できます。ただし、この機能を使うと、ドキュメントの内容がインターネット上で誰でも見られる状態になります。公開前の原稿で使うのは避け、画像の保存には方法1を使ってください。

3つの方法の比べ方

まとめると、画像の枚数と目的で選ぶのが分かりやすくなります。画像が3枚以上ならウェブページ形式でのダウンロード、Word形式の原稿も必要ならWord形式から取り出す方法、1〜2枚だけならコピーして貼る方法、という使い分けです。どの方法でも保存できない場合は、ドキュメントのダウンロードが禁止されていないかを確かめてください。

保存した画像を整えるコツ

まとめて保存した画像は、そのままWordPressにアップロードする前に、少し整えておくと、あとの作業が楽になります。

ファイル名を内容の分かる名前にする

「image1.png」のままアップロードすると、メディアライブラリで探すときに、どれが何の画像か分かりません。「docs-download-menu.png」のように、記事の内容と画像の中身が分かる名前に変えておきます。ファイル名は、半角の英数字とハイフンにしておくと、どのサーバーでも問題が起きにくくなります。

大きさと容量を確かめる

スマホで撮った写真などは、1枚で数MBになることがあります。容量の大きい画像は、ページの表示を遅くします。ブログの本文に使う画像なら、横幅を1,200〜1,600ピクセル程度に縮め、圧縮ツールで容量を減らしておくと安心です。

代わりの文章(alt)を用意しておく

画像には、画像の内容を説明する代わりの文章(alt属性)を付けます。目の見えにくい人の読み上げソフトや、検索エンジン・AIが、画像の内容を知る手がかりになります。書き方は画像のaltの書き方の記事で説明しています。

整える前と整えたあと

整える前:image1.png(3.2MB、横4,000ピクセル)/altなし

整えたあと:docs-file-download.png(180KB、横1,400ピクセル)/alt「Googleドキュメントのファイルのメニューから、ダウンロードのウェブページを選ぶ画面」

WordPressにアップロードする手順

保存した画像を、WordPressのメディアライブラリにまとめてアップロードする手順です。

  1. WordPressの管理画面で、左のメニューから「メディア」→「新しいメディアファイルを追加」(表示はバージョンによって「新規追加」など)を開きます
  2. 保存した画像を、まとめて画面に引っぱって落とします(ドラッグ&ドロップ)。ファイルを選ぶボタンから、複数の画像を選ぶこともできます
  3. アップロードが終わったら、「メディア」→「ライブラリ」で、画像が入っているか確かめます
  4. 画像ごとに、代わりの文章(alt)を入れます
  5. 記事の編集画面で、画像ブロックを追加し、「メディアライブラリ」から画像を選んで入れます

画像が多い記事では、手順5の「本文の正しい場所に、正しい画像を入れる」作業に時間がかかります。images フォルダの番号と本文の順番が合っていないこともあるので、HTMLファイルや元のドキュメントと見比べながら進めてください。

アップロードしたあとに確かめること

記事に画像を入れ終わったら、プレビューで次の点を確かめます。

まず、画像が本文の正しい場所に入っているかです。手順の説明の画像が1つずれているだけで、読む人は混乱します。次に、スマホの幅で見たときに、画像の中の文字が小さすぎて読めなくなっていないかを見ます。最後に、画像ブロックを選んで、代わりの文章(alt)が入っているかを確かめます。

公開したあとは、記事のURLをスマホでも開いて、画像の表示が遅くないかを確認しておくと安心です。画像の容量が大きすぎると、ページを開くのに時間がかかり、途中で読むのをやめられてしまうことがあります。

アップロード前のチェックリスト

  • zipファイルを展開して、ふつうのフォルダに画像を取り出した
  • 画像のファイル名を、内容の分かる半角英数字の名前に変えた
  • 大きすぎる画像は、横幅を縮めて圧縮した
  • 本文のどこにどの画像が入るか、順番を確かめた
  • 画像ごとの代わりの文章(alt)を用意した
  • 画質が足りない画像は、ライターに元のファイルを頼んだ

ライターに画像を入れてもらうときの決めごと

外注のライターに画像も用意してもらう場合は、原稿の段階で決めごとを伝えておくと、保存やアップロードの手間が大きく減ります。執筆マニュアルに、次のような項目を入れておくのがおすすめです。

決めごと内容の例理由
画像の入れ方本文の中に、1枚ずつそのまま挿入する図形描画や表の中の画像は、書き出しで扱いにくい
画像の横幅横1,200ピクセル以上の元画像を使う書き出したときに画質が落ちにくい
説明の文画像のすぐ下に「画像の説明:〇〇」と書くalt を入れるときに、そのまま使える
出典他から借りた画像は、出典とライセンスを書く使ってよい画像か、入稿の前に確かめられる
元のファイル画質が大事な画像は、元のファイルも共有フォルダに入れる書き出した画像の画質が足りないときに使える
文字入れ画像の上に文字を重ねない(文字は本文に書く)書き出しで文字と画像が分かれることがある

特に「画像のすぐ下に説明を書く」決めごとは効果があります。入稿する人が、どの画像が何を表しているかを本文から判断でき、alt の文章を考える手間も省けます。

使ってよい画像かを確かめる

ブログに使う画像は、自分たちで撮った写真や作った図、または使ってよい条件がはっきりしている素材に限ります。ほかのサイトの画像を、許可なく保存して使うことはできません。

ライターから届いた画像の出どころが分からない場合は、入稿の前に確認してください。素材サイトの画像を使う場合も、商用での利用ができるか、出典の表示が必要か、といった条件はサイトごとに違います。「保存できる」ことと「使ってよい」ことは別だと覚えておきましょう。

画像の保存そのものをなくす方法

ここまでの作業は、画像が少ないうちは問題ありません。けれども、画像の多い記事を毎週何本も入稿していると、「ダウンロード→展開→名前の変更→アップロード→本文に入れ直す」の繰り返しに、かなりの時間がかかります。

この作業を省きたい場合は、Googleドキュメントの画像を、そのままWordPressに入れてくれるツールを使う方法があります。

エラバレルの「ドクポス」は、GoogleドキュメントのURLを貼ると、WordPressに記事を作るウェブサービスです。ドキュメントの画像は、WordPressのメディアライブラリにアップロードされた状態で、本文の正しい場所に入ります。コピペのときのように、Google側の画像を借りている状態にはなりません。

ほかにも、見出し・表・リンク・箇条書き・蛍光ペンをWordPressのブロックに変換し、ドキュメントの先頭に「アイキャッチ:1枚目」と書いておけば、1枚目の画像をアイキャッチに設定できます。記事は下書き・予約・公開から選んで作れます。

手作業とツールの使い分け

画像が数枚の記事を月に数本なら、この記事で紹介した方法1で十分です。画像の保存と入れ直しに毎週何時間もかかっているなら、ツールで自動にすることを検討する価値があります。GoogleドキュメントからWordPressへの入稿方法の比較は、GoogleドキュメントをWordPressの記事に変換する方法で説明しています。

よくある質問

「ウェブページ(.html、zip)」が見当たりません。

「ファイル」→「ダウンロード」の中にあります。「ダウンロード」にマウスを合わせると、PDF、Word、テキストなどの形式が一覧で表示され、その中にあります。スマホのアプリでは表示されないことがあるので、パソコンのブラウザで操作してください。

スマホでGoogleドキュメントの画像を保存できますか?

スマホのアプリでは、画像をまとめて保存する操作は難しいため、パソコンでの作業をおすすめします。どうしてもスマホで行う場合は、ブラウザでパソコン版の表示に切り替えて、同じ「ファイル」のメニューを使います。

保存した画像の画質が落ちています。元の画像を取り出せませんか?

ドキュメントに貼ったときに縮めたり切り抜いたりしていると、その状態に近い形で書き出されることがあります。元の画質が必要な場合は、画像を貼った人に、元の画像ファイルを送ってもらうのが確実です。

画像のファイル名が image1、image2 になってしまいます。元の名前にできますか?

ダウンロードの方法では、元のファイル名は残りません。保存したあとに、内容の分かる名前に付け直してください。

他の人のドキュメントでも、画像を保存できますか?

ダウンロードできる権限があれば保存できます。ドキュメントの持ち主が、閲覧者のダウンロードを禁止する設定にしている場合は、「ダウンロード」のメニューが使えません。持ち主に権限を変えてもらうか、画像を送ってもらってください。

画像を保存せずに、WordPressに入稿する方法はありますか?

コピペで貼ると、画像がWordPressに保存されないまま入ることがあるため、おすすめしません。GoogleドキュメントからWordPressに記事を作るツールの中には、画像をメディアライブラリにアップロードしてくれるものもあります。

ドキュメントの中の図形描画も、画像として保存できますか?

「挿入」→「描画」で作った図形描画は、ふつうの画像とは扱いが違い、書き出しの方法によっては、思ったとおりの画像にならないことがあります。記事に使う図は、図形描画ではなく、画像のファイルとして作ってからドキュメントに挿入しておくと確実です。

まとめ

Googleドキュメントの画像は、右クリックでは保存できませんが、ダウンロードの形式を選べばまとめて取り出せます。

この記事のまとめ

  • Googleドキュメントの画像は、右クリックの「画像を保存」が使えない
  • 「ファイル」→「ダウンロード」→「ウェブページ(.html、zip)」で、すべての画像をまとめて保存できる
  • zipを展開すると、images フォルダに image1、image2 … の名前で入っている。番号と本文の順番は一致しないことがある
  • Word形式(.docx)を zip に変えて、word → media から取り出す方法もある
  • アップロードの前に、ファイル名・大きさ・altを整えておく
  • 画像の多い記事を毎週入稿するなら、ツールで自動にする方法もある

画像の保存と入れ直しの作業をなくしたい人は、GoogleドキュメントのURLを貼るだけで、画像ごとWordPressに記事を作れるドクポスを試してみてください。5記事まで、カード登録なしで試せます。

ドクポスを無料で試す

あわせて読みたい記事:

参考にした資料