スマホからWordPressに投稿する方法|ブラウザ・アプリ・Googleドキュメント経由の3つを比較
公開日: / カテゴリ: WordPress入稿 / 執筆: エラバレル

「お店の新しいメニューを、その場でブログに載せたい」「パソコンを開く時間がなくて、ブログの更新が止まっている」。お店や事務所でWordPressのブログを書いている方から、スマホで投稿したいという相談をよくいただきます。
先に結論をお伝えします。スマホからWordPressに投稿する方法は、①スマホのブラウザで管理画面を開く ②WordPressのアプリを使う ③Googleドキュメントで書いて、あとで投稿する、の3つです。 短いお知らせなら①で十分です。写真や見出しのある記事をスマホで書き進めたいなら、③の「スマホでは書くことに集中し、投稿はあとでまとめて行う」方法が、いちばん続けやすい方法です。
この記事では、3つの方法の手順と向き不向き、スマホで撮った写真を入れるときの注意、公開前に確かめることを、順番に説明します。
この記事でわかること
- スマホからWordPressに投稿する3つの方法の比較
- 方法1:スマホのブラウザで管理画面から投稿する手順
- 方法2:WordPressのアプリを使う方法と、つながらないときの確認
- 方法3:Googleドキュメントで書いて、あとで投稿する手順
- スマホで撮った写真を入れるときの注意
- 公開前のチェックリスト
スマホからWordPressに投稿する3つの方法
まずは、3つの方法の違いを一覧で比べます。
| 方法 | 準備 | 書きやすさ | 写真 | 向いている記事 |
|---|---|---|---|---|
| 1. スマホのブラウザで管理画面を開く | いらない | ボタンが小さく、長い記事は大変 | 1枚ずつアップロード | 短いお知らせ、臨時休業の案内 |
| 2. WordPressのアプリを使う | アプリを入れて、サイトとつなぐ | ブラウザより打ちやすい | アプリから選べる | 写真の少ない日記やお知らせ |
| 3. Googleドキュメントで書いて、あとで投稿 | Googleアカウント | 文章を書くのに向いている。自動で保存 | その場で入れられる | 見出しや写真のあるブログ記事 |
どの方法がよいかは、記事の長さと、どれくらいの頻度で書くかで変わります。1回で終わる短いお知らせはブラウザ、続けて書くブログ記事はGoogleドキュメント、と使い分けるのが現実的です。
方法1:スマホのブラウザで管理画面から投稿する
いちばん手軽なのは、スマホのブラウザ(SafariやChromeなど)で、WordPressの管理画面をそのまま開く方法です。何も準備がいらないのが利点です。
手順
- スマホのブラウザで、自分のサイトの管理画面(多くの場合
https://(サイトのURL)/wp-admin/)を開き、ログインする - 左上のメニュー(三本線のマーク)を開き、「投稿」から「新規投稿を追加」を選ぶ
- 題名の欄に、記事の題名を入れる
- 本文の欄をタップして、文章を書く
- 見出しや画像を入れたいときは、画面の「+」のボタン(ブロックの追加)を押し、「見出し」や「画像」を選ぶ
- 画像は、「画像」のブロックで「アップロード」を選び、スマホの写真から選ぶ
- 右上の設定のボタンから、カテゴリやアイキャッチ画像を設定する
- まずは「下書き保存」を押し、プレビューで見え方を確かめてから「公開」を押す
画面の配置やボタンの名前は、WordPressの版やテーマによって少し違うことがあります。見つからないときは、スマホを横向きにするか、画面を少し広げてから探してみてください。
ブラウザで書くときのコツ
- 長い文章は、メモのアプリで書いてから貼る:管理画面で長い文章を打つと、途中で画面が切り替わったときに、書いた内容が消えてしまうことがあります
- こまめに下書き保存する:電波の悪い場所では、保存に失敗することがあります
- ホーム画面に管理画面を追加する:ブラウザの共有のメニューから、管理画面のページをスマホのホーム画面に追加しておくと、アプリのように1回のタップで開けます
- ログインの状態を保つ:毎回ログインするのが面倒な場合は、ログイン画面の「ログイン状態を保存する」にチェックを入れておきます(共用のスマホでは使わないでください)
管理画面は、もともとパソコン向けに作られている
WordPressの記事を書く画面(ブロックエディタ)は、スマホでも使えますが、パソコンの大きな画面を前提に作られています。見出しを付けたり、画像を並べ替えたりするたびに、小さなボタンを探すことになります。短いお知らせには十分ですが、長い記事を書くには向いていません。
方法2:WordPressのアプリを使う
WordPressには、スマホ用の公式アプリがあります(iPhone・Android)。運営しているのはWordPress.comの会社で、機能の一部は同じ会社のJetpackというアプリに移っています。
アプリのよいところ
- ブラウザより、文字を打つのが快適
- スマホの写真を、記事に入れやすい
- 下書きをスマホの中に保存しておき、あとで送ることができる
アプリを使うときの注意
自分でサーバーを借りて動かしているWordPress(WordPress.comではないもの)をアプリにつなぐには、サイトのURLとログインの情報を入れて接続する必要があります。このとき、次のような理由で、うまくつながらないことがあります。
| つながらない原因 | 確かめること |
|---|---|
| セキュリティのプラグインが、外からの接続を止めている | プラグインの設定で、アプリからの接続を止める機能がオンになっていないか |
| サーバーの設定で、外からの接続を止めている | レンタルサーバーの管理画面の、海外からのアクセスの制限やWAF(不正な通信を止める機能)の設定 |
| サイトがHTTPSになっていない | サイトのURLが https で始まっているか |
| ログインの画面のURLを変えている | ログインのURLを変えるプラグインを使っていないか |
アプリの画面や接続の方法は、アプリの更新で変わることがあります。つながらないときは、アプリのヘルプで、自分で動かしているWordPressの接続の方法を確認してください。
アプリで書いた記事は、WordPressの中にしか残らない
アプリで書いた記事は、WordPressの下書きとして保存されます。ほかの人に内容を確認してもらいたいときは、WordPressのアカウントを作ってもらうか、プレビューの共有の方法を使う必要があります。確認の流れはWordPressの下書きを公開前に共有する方法の記事で説明しています。
方法3:Googleドキュメントで書いて、あとで投稿する
スマホで見出しや写真のあるブログ記事を書くなら、Googleドキュメントで書いて、WordPressへの投稿はあとでまとめて行う方法がおすすめです。スマホでは「書くこと」に集中し、投稿の作業は別に分けるのがポイントです。
Googleドキュメントがスマホで書きやすい理由
- スマホのアプリが書きやすい:見出しや太字を、書式のメニューからすぐに付けられる
- 写真をその場で入れられる:スマホで撮った写真を、そのまま原稿に入れられる
- 自動で保存される:保存ボタンを押し忘れて、書いた内容が消える心配がない
- パソコンで続きが書ける:電車の中で書き始め、家のパソコンで続きを書く、ということがそのままできる
- ほかの人に確認してもらいやすい:共有のリンクを送れば、コメントで直してほしいところを書いてもらえる
スマホのGoogleドキュメントで書く手順
- スマホにGoogleドキュメントのアプリを入れ、Googleアカウントでログインする
- 右下の「+」のボタンから、新しいドキュメントを作る
- 1行目に記事の題名を書く
- 本文を書く。見出しにしたい行は、行をタップしてから、書式のメニュー(「A」のマーク)を開き、スタイルで「見出し2」「見出し3」を選ぶ
- 写真を入れたい場所で、「+」のメニューから画像を選び、スマホの写真から入れる
- 書き終わったら、そのまま閉じる(自動で保存されます)
見出しを「見出し2」から使うのは、WordPressでは記事の題名がいちばん大きな見出し(h1)になるためです。本文の大きな見出しは「見出し2」、小見出しは「見出し3」にしておくと、投稿したときに見出しのレベルがそろいます。
WordPressへの投稿は、あとでまとめて
書き終わった原稿は、あとでパソコンなどからWordPressに投稿します。方法は2つあります。
手作業で投稿する:Googleドキュメントの本文をコピーし、WordPressの記事の編集画面に貼り付けます。貼ったあと、見出しのレベル、画像、余計な空の段落などを確かめて直します。画像は、Googleドキュメントの場所を指したままになることがあるので、「外部画像をアップロード」のボタンが出ていたら押しておきます。詳しくはWordPressの「外部画像をアップロード」とは?の記事で説明しています。
ドクポスで投稿する:ドクポスは、GoogleドキュメントのURLを貼ると、WordPressの記事を作るウェブサービスです。見出し・太字・リンク・箇条書き・表・画像・蛍光ペンを、WordPressのブロックに変換します。画像はWordPressのメディアライブラリにアップロードした状態で入るので、貼ったあとに画像を入れ直す必要がありません。ドキュメントの先頭に「カテゴリ:」「タグ:」「アイキャッチ:1枚目」などを書いておけば、記事の設定まで一度に入ります。
〇〇カフェの週1回のブログ
書く:店主が、仕込みの合間にスマホのGoogleドキュメントで、新メニューの紹介を書く。写真はその場でスマホで撮って入れる。見出しは「見出し2」で3つ。
確認:スタッフにドキュメントのリンクを送り、値段や表記の間違いをコメントで指摘してもらう。
投稿:週末に、たまった原稿をまとめてWordPressに入れる。ドキュメントの先頭に「ステータス:下書き」と書いておき、下書きで入れてから、スマホとパソコンで見え方を確かめて公開する。
WordPressで作られたサイトの割合(22業種・2,296サイトの診断)
- 22業種・2,296件の公式サイトのうち、WordPressで作られていたのは1,134件(49%)
- WordPressのサイトの平均点は58.9点、それ以外のサイトは49.5点(100点満点)
- 質問に答える形の見出しが足りないサイトは、全体で91%
- 更新しやすい環境を作り、お客さんの質問に答える記事を増やすことが、AIに伝わるホームページへの近道
スマホで書きやすくなる、記事のひな形
スマホは画面が小さいので、白紙から長い記事を書き始めるのは大変です。よく書く記事の「ひな形」を、Googleドキュメントで1つ作っておくと、毎回それをコピーして穴を埋めるだけで書けるようになります。
ひな形の例(お店の新メニューの紹介)
- 1行目:題名(例:「〇〇(メニュー名)を始めました|〇〇市のカフェ〇〇」)
- 導入:2〜3文で、どんなメニューかを書く
- 見出し2:「〇〇はどんな料理ですか?」→すぐ下に1〜2文で答える
- 見出し2:「値段はいくらですか?」→税込の値段と、セットの有無
- 見出し2:「いつまで食べられますか?」→提供の期間、数量限定かどうか
- 写真:2〜3枚
- 最後:営業時間・場所・予約の方法へのひと言
見出しを「〜ですか?」の質問の形にしておくと、読む人が知りたいことにすぐたどり着けます。質問の見出しと、すぐ下の短い答えは、AIが答えを作るときにも使いやすい形です。22業種・2,296件の公式サイトのうち、質問に答える形の見出しが足りないサイトは91%でした。ひな形で質問の見出しを決めておけば、毎回の記事が自然にこの形になります。
スマホで書くときのコツ
- 1つの段落は2〜3文まで:スマホの画面では、長い段落は読みにくくなります
- 音声入力を使う:スマホの音声入力で話して、あとで直すと、打つより早く書けることがあります
- 写真は先に撮っておく:書きながら撮るより、先に撮ってから文章を考えるほうが、記事の流れを作りやすくなります
- 完成させようとしない:すき間の時間では、見出しと要点だけを書いておき、続きはあとで書く、と割り切ります
Googleドキュメントで書いた原稿を、手作業でWordPressに入れるときの細かい手順は、GoogleドキュメントをWordPressの記事に変換する方法の記事で説明しています。
スマホで撮った写真を入れるときの注意
スマホで撮った写真は、そのままだとファイルが大きく、形式もさまざまです。記事に入れる前に、次の点に気をつけてください。
写真の大きさ
最近のスマホの写真は、1枚で数MBになることがあります。そのまま入れると、記事の表示が遅くなります。WordPressは、とても大きな画像をアップロードすると、自動で小さくした画像も作りますが、元の大きな画像もサーバーに残ります。スマホの写真の設定で少し小さめに撮るか、写真を小さくするアプリで縮めてから入れると、サーバーの容量も節約できます。
写真の形式
iPhoneの写真は、HEICという形式で保存されていることがあります。アップロードの方法やサーバーによっては、うまく表示されないことがあります。表示されないときは、写真をJPEGで保存し直すか、iPhoneのカメラの設定で、互換性の高い形式で撮るように変えてください。
写真に写り込むもの
お客さんの顔、車のナンバー、書類、自宅の場所が分かる景色などが写り込んでいないかを、入れる前に確かめましょう。スマホの写真には、撮った場所の情報(位置情報)が含まれていることもあります。
代替テキスト(画像の説明)
写真には、代替テキスト(alt)を入れておきます。「新メニューの季節のパフェ」のように、何の写真かを短く書きます。目の不自由な人の読み上げソフトや、検索エンジン・AIが画像の内容を理解する手がかりになります。
| 気をつけること | なぜか | どうするか |
|---|---|---|
| 写真の大きさ | 大きいと表示が遅くなり、容量も使う | 小さめに撮る、または縮めてから入れる |
| 写真の形式(HEIC) | 表示されないことがある | JPEGで保存し直す |
| 写り込み | 個人情報や場所が分かることがある | 入れる前に確かめる。位置情報にも注意 |
| 代替テキスト | 画像の内容を文字で伝える | 何の写真かを短く書く |
公開する前に、見え方を確かめる
どの方法で投稿しても、公開する前に見え方を確かめることが大切です。スマホで書いた記事は、パソコンで見ると、写真が大きすぎたり、改行が多すぎたりすることがあります。
- まずは「下書き」として保存する
- プレビューで、スマホとパソコンの両方で表示を確かめる
- 見出し・写真・リンクが正しく表示されているかを確かめる
- 問題がなければ「公開」を押す
公開前のチェックリスト
- 記事の題名が入っていて、本文に同じ題名を重ねて書いていない
- 本文の見出しが「見出し2」「見出し3」になっている
- 写真がすべて表示され、大きすぎない
- 写真に代替テキストが入っている
- 写真に、写ってはいけないものが写り込んでいない
- カテゴリとアイキャッチ画像が設定されている
- スマホとパソコンの両方で、見え方を確かめた
続けるためには「書く」と「投稿する」を分ける
ブログの更新が止まる原因の多くは、「パソコンを開く時間がない」ことです。スマホでは書くことだけに集中し、投稿は週に1回まとめて行う、と分けておくと、すき間の時間で記事を進められます。投稿の時間を短くするほかの工夫は、WordPressの投稿にかかる時間を短縮する方法の記事でも紹介しています。
よくある質問
スマホだけで、WordPressのブログを続けることはできますか?
できます。短いお知らせならスマホのブラウザで、長い記事はGoogleドキュメントで書いて投稿する、と使い分ければ、スマホだけでも続けられます。ただ、プラグインの更新やテーマの設定などの管理の作業は、パソコンのほうが安全で確実です。
スマホのブラウザで管理画面が見づらいときは、どうすればいいですか?
スマホを横向きにすると、画面が広くなって操作しやすくなることがあります。文字が小さすぎる場合は、ブラウザの表示の倍率を変えてみてください。長い文章は、メモのアプリやGoogleドキュメントで書いてから貼るほうが楽です。
WordPressのアプリがサイトにつながりません。
セキュリティのプラグインやサーバーの設定で、外からの接続が止められていることが多いです。プラグインの設定、サーバーのWAFや海外からのアクセスの制限、サイトがHTTPSになっているかを確かめてください。どうしてもつながらない場合は、ブラウザかGoogleドキュメントの方法に切り替えるのが早道です。
スマホから予約投稿はできますか?
できます。スマホのブラウザの管理画面でも、公開の日時を未来に設定すれば、予約投稿になります。Googleドキュメントで書く場合も、ドクポスなら、ドキュメントの先頭に「ステータス:予約」「公開日:」を書いておけば、予約投稿として入れられます。
Googleドキュメントの写真は、WordPressで画質が落ちますか?
Googleドキュメントに入れた写真は、ドキュメントの中で表示に合わせた大きさで扱われます。画質を特に大事にしたい写真(商品の写真など)は、元の写真をWordPressのメディアライブラリに直接アップロードして、差し替える方法もあります。
スマホからアイキャッチ画像は設定できますか?
できます。スマホのブラウザの管理画面なら、記事の設定(右上の設定のボタン)を開き、アイキャッチ画像の欄から写真を選びます。アイキャッチは、ブログの一覧やSNSで共有されたときに表示される大事な画像なので、横長で、文字が小さくなりすぎない写真を選びましょう。サイズの目安や設定の方法はWordPressのアイキャッチ画像の設定方法の記事で説明しています。
書いた記事を、パソコンで続きから直せますか?
どの方法でも直せます。ブラウザやアプリで書いた記事は、WordPressの下書きとして残るので、パソコンの管理画面から開けます。Googleドキュメントで書いた原稿は、同じGoogleアカウントでパソコンから開けば、続きを書けます。
まとめ
スマホからWordPressに投稿する方法をまとめます。
この記事のまとめ
- スマホからの投稿は「ブラウザで管理画面」「WordPressのアプリ」「Googleドキュメントで書いてあとで投稿」の3つ
- 短いお知らせはブラウザで十分。長い記事は、管理画面のボタンが小さく大変
- アプリは打ちやすいが、セキュリティやサーバーの設定でつながらないことがある
- 見出しや写真のある記事は、スマホのGoogleドキュメントで書き、投稿はあとでまとめて行うと続けやすい
- スマホの写真は、大きさ・形式・写り込み・代替テキストに気をつける
- どの方法でも、下書きで保存し、スマホとパソコンの両方で見え方を確かめてから公開する
スマホのGoogleドキュメントで書いた原稿を、見出しも写真もそのままWordPressの記事にしたい方は、ドクポスを試してみてください。5記事まで、カード登録なしで試せます。
ドクポスを無料で試す参考にした資料
- WordPress Mobile Apps(WordPress.org)
- ブロックエディター(WordPress.org Documentation)
- Google ドキュメントの使い方(Google ドキュメント エディタ ヘルプ)
調査の方法:WordPressの利用割合と平均点は、2026年10月に選ばれるAI診断(2026年10月2日に見直した採点基準)で、22業種の公式サイト2,296件を診断した結果です。個別のサイト名と点数は公開していません。