Docswriteの日本語版はある? 日本語の記事で使うときの注意と、代わりのツールの選び方
公開日: / カテゴリ: WordPress入稿 / 執筆: エラバレル

「GoogleドキュメントからWordPressに投稿できるDocswriteが気になるけれど、日本語で使えるのか分からない」「英語の画面だと、設定を間違えそうで不安」。入稿の手間を減らそうとツールを探している人から、こうした声を聞きます。
先に結論をお伝えします。2026年10月に公式サイト(docswrite.com)を確認した時点では、サイトの表示は英語で、日本語に切り替える表示や日本語のページは見当たりませんでした。ツールそのものは、GoogleドキュメントからWordPressなどへの投稿を自動にする、機能の多いサービスです。英語の画面に抵抗がなければ候補になりますが、日本語の記事・日本のWordPressテーマで使う場合は、事前に確かめておきたい点があります。
この記事では、Docswriteで公式サイトに書かれていることを整理したうえで、日本語版の有無を確かめた結果、日本語の記事で使う前に確認したいこと、国内向けの代わりのツールを選ぶときの観点を順番に解説します。
この記事でわかること
- Docswriteとはどんなツールか(公式サイトで確認できたこと)
- 日本語版があるかどうか、確かめた結果
- 日本語の記事で使う前に確認したい5つのこと
- CocoonやSWELLなど、国内テーマの装飾の扱い
- 代わりのツールを選ぶときの比べ方
- ツールを使わずに入稿する方法
Docswriteとは? 公式サイトで確認できたこと
Docswriteは、Googleドキュメントで書いた原稿を、WordPressなどのサイトに投稿するためのウェブサービスです。2026年10月に公式サイトと公式のヘルプを確認したところ、次のような機能が案内されていました。
- 投稿先:WordPressのほか、Shopify・Webflow・Contentful・Ghost・Mediumなど、複数のサービスに投稿できる
- 書式:見出し・リスト・表・リンク・画像を、投稿先の形式に合わせて変換する
- 画像:ドキュメントの画像を投稿先にアップロードし、1枚目をアイキャッチ(記事の代表画像)にできる
- SEOの欄:WordPressでは、Yoast SEO・Rank Math・Newspackの欄を、ドキュメントの中の指定から設定できる
- 記事の設定:タイトル・スラッグ・タグ・カテゴリなどを、ドキュメントの中から指定できる
- まとめて投稿:Googleドライブのフォルダーや、スプレッドシート・Zapierなどとの連携で、複数の記事を投稿できる
- WordPressとのつなぎ方:プラグインを入れなくても、REST API(外部からWordPressを操作するための標準の仕組み)で投稿できると説明されている。ヘルプでは、プラグインで接続する方法も案内されている
- Googleドキュメントのアドオン:ドキュメントの画面から投稿できるアドオンが案内されている
Googleドキュメントで原稿を書き、それをWordPressにコピーして貼り付け、画像を入れ直し、カテゴリやアイキャッチを設定する。こうした入稿の作業をまとめて自動にするのが、この種のツールの役割です。記事の本数が多い人ほど、1本あたりの数分の差が、月に何時間もの差になります。
その中でもDocswriteは、投稿先の多さや、ほかのサービスとの連携の幅広さが特徴です。WordPress以外のサービスにも同じ原稿を出したい人や、英語のサイトを運営している人には、選びやすいツールだといえます。
「REST API」と「アプリケーションパスワード」
REST APIは、外部のサービスがWordPressに記事を作ったり読み取ったりするための、WordPressに標準で入っている仕組みです。外部のサービスから使うときは、WordPress 5.6以降に標準で入っている「アプリケーションパスワード」という、連携専用のパスワードを使うのが一般的です。ふだんのログインパスワードとは別に発行でき、いつでも取り消せます。詳しくはWordPressのアプリケーションパスワードの記事で説明しています。
Docswriteの日本語版はある? 確かめた結果
日本語版があるかどうかを、2026年10月に次の方法で確かめました。
| 確かめたこと | 結果 |
|---|---|
| 公式サイト(docswrite.com)のトップページの表示 | 英語で表示された |
| 言語を切り替えるボタンやメニュー | 見当たらなかった |
| 日本語のページのURL(/ja) | ページが見つからなかった |
| 日本語での検索(「Docswrite 日本語」) | 公式の日本語の案内は見つからなかった |
この範囲では、公式サイトの表示は英語で、日本語版の案内は確認できませんでした。ただし、これは「日本語の記事を投稿できない」という意味ではありません。画面や説明が英語であることと、投稿する記事の中身が日本語であることは、別の話です。日本語の記事がどのように変換されるかは、実際に試して確かめるのが確実です。
ツールの情報は変わる
海外のツールは、機能や画面、対応する言語が更新されることがあります。この記事の内容は2026年10月に確認した時点のものです。使う前に、必ず公式サイトで最新の情報を確かめてください。料金やプランも、公式サイトで確認してください。
日本語の記事で使う前に確認したい5つのこと
英語のツールで日本語の記事を投稿する場合、次の5つを事前に確かめておくと、公開してから慌てずに済みます。どれも、Docswriteに限らず、海外の入稿ツールを使うときに共通する確認です。
1. スラッグ(記事のURLの末尾)がどうなるか
日本語のタイトルの記事を投稿したとき、スラッグが日本語のまま入るのか、自動で別の文字になるのかを確かめます。日本語のスラッグは、URLにしたときに「%E3%81%82…」のような長い文字列になるため、英数字のスラッグを自分で指定したい人が多いはずです。ドキュメントの中でスラッグを指定できるかどうか、指定したとおりに入るかを確認しましょう。
2. 見出し・太字・表が、意図どおりに変換されるか
見出し2・見出し3の階層、太字、表、箇条書きが、WordPressのブロックとしてどう入るかを確かめます。特に表は、セルを結合していると崩れやすいので、簡単な表と複雑な表の両方で試すと安心です。表の作り方はGoogleドキュメントの表をWordPressに貼る方法の記事で説明しています。
3. 日本語の文字や記号が、正しく表示されるか
全角のかっこ・中黒(・)・波ダッシュ(〜)などの記号や、ルビのような特殊な書き方が、投稿後にどう表示されるかを確かめます。多くの場合は問題ありませんが、念のため、記号の多い原稿で1本試しておくと安心です。
4. 使っているテーマの装飾が、どう扱われるか
日本で人気のWordPressテーマ(CocoonやSWELLなど)には、吹き出しやボックスなど、テーマ独自の装飾があります。ツールがそれらに対応しているかどうかで、入稿後の手直しの量が大きく変わります(次の章で詳しく説明します)。
5. 困ったときに、何語で問い合わせることになるか
設定でつまずいたときに読むヘルプや、問い合わせの言語を確かめておきます。英語でのやり取りに抵抗がなければ問題ありませんが、チームで使う場合は、英語が苦手なメンバーでも使えるかを考えておく必要があります。
試すときのチェックリスト
- 本番ではなく、テスト用のサイトか、下書きで試す
- 日本語のタイトルの記事で、スラッグがどうなるかを見る
- 見出し・太字・表・画像を含む原稿で試す
- 記号の多い文章が、正しく表示されるかを見る
- テーマの装飾(吹き出し・ボックス)がどう入るかを見る
- アイキャッチとカテゴリが、意図どおりに入るかを見る
CocoonやSWELLの装飾は、どう扱われるか
日本のWordPressでは、CocoonやSWELLのような国内のテーマが広く使われています。これらのテーマには、会話風の「吹き出し」や、注意・補足を囲む「ボックス」など、テーマ独自の装飾が用意されています。
こうした装飾は、テーマごとに作りが違うため、一般的な入稿ツールでは、ふつうの段落や引用として入るのが一般的です。その場合、入稿したあとにWordPressの編集画面で、吹き出しやボックスを1つずつ作り直すことになります。
2026年10月に確認した範囲では、Docswriteの公式サイトの案内の中に、CocoonやSWELLの吹き出し・ボックスへの変換についての記載は見当たりませんでした。国内テーマの装飾を多く使う記事を入稿する場合は、試すときにこの点を必ず確かめてください。
吹き出しの多い記事を入稿する場合
よくある状態:原稿の中に「(読者)〇〇」「(筆者)△△」のような会話が10か所あり、WordPressではCocoonの吹き出しで表示したい。
手作業の場合:入稿したあと、編集画面で吹き出しのブロックを10個追加し、人物を選んでセリフを貼り直す。
確認すること:使うツールが、テーマの吹き出しに変換できるかどうか。できない場合は、作り直しの時間を見込んでおく。
Cocoonの吹き出しの登録や使い方は、Cocoonの吹き出しの使い方の記事で説明しています。
代わりのツールを選ぶときの比べ方
「英語の画面は避けたい」「国内テーマの装飾をそのまま入れたい」という場合は、ほかのツールも比べてみると安心です。比べるときは、次の観点で見ていくと、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。
| 比べる観点 | 確かめ方 | 大事になる人 |
|---|---|---|
| 画面と説明の言語 | 公式サイト・ヘルプが日本語か | 英語が苦手な人、チームで使う人 |
| 投稿先 | WordPressだけか、ほかのサービスにも出せるか | 複数のサービスに同じ記事を出す人 |
| テーマの装飾 | Cocoon・SWELLの吹き出し・ボックスに変換できるか | 国内テーマを使う人 |
| 画像の扱い | メディアライブラリにアップロードされるか | 画像の多い記事を書く人 |
| まとめて投稿 | 何本まで一度に投稿できるか | 記事を量産する人 |
| WordPressとのつなぎ方 | ログインパスワードを渡さずに済むか | セキュリティを気にする人 |
| 試し方 | 無料で何本試せるか、カード登録が要るか | まず試したい人 |
ツールにはそれぞれ得意なことがあります。投稿先の多さや外部サービスとの連携を重視するなら、Docswriteのような海外のツールが向いています。日本語の画面や国内テーマへの対応を重視するなら、国内向けのツールのほうが合う場合があります。
国内向けの選択肢:ドクポス
国内向けの選択肢の1つとして、エラバレルが提供しているドクポスを紹介します。GoogleドキュメントのURLを貼ると、WordPressに記事を作るウェブサービスで、画面と説明は日本語です。
- 見出し・太字・斜体・下線・取り消し線・リンク・箇条書き・表・画像・蛍光ペンを、WordPressのブロックに変換します
- 本文に
[吹き出し 名前=太郎 位置=右]〜[/吹き出し]や[ボックス 種類=注意 タイトル=…]〜[/ボックス]と書くと、Cocoon・SWELLの吹き出し・ボックスになります - ドキュメントの先頭に「タイトル:」「スラッグ:」「カテゴリ:」「タグ:」「アイキャッチ:」「メタディスクリプション:」「ステータス:」「公開日:」「テーマ:cocoon/swell」と書くと、記事の設定に入ります
- 画像はWordPressのメディアライブラリにアップロードした状態で入ります
- 状態は下書き・予約・公開から選べ、1回で最大50本までまとめて投稿できます。複数のWordPressサイトも登録できます
- WordPressとはアプリケーションパスワードで接続するので、ログインパスワードを渡す必要はありません
- AIは使っておらず、文章を書き換えません。ドキュメントのとおりに変換します
一方で、ドクポスの投稿先はWordPressです。ShopifyやWebflowなど、WordPress以外のサービスにも投稿したい場合は、Docswriteのように投稿先の多いツールのほうが向いています。自分が何を重視するかで選ぶのがいちばんです。
迷ったら、同じ原稿で両方を試す
ツール選びで迷ったら、見出し・表・画像・吹き出しを含む同じ原稿を1本用意し、それぞれのツールで下書きとして投稿してみてください。入稿後にどれだけ手直しが要るかを比べると、自分のサイトに合うツールがはっきりします。
入稿ツールを使い始めるときの手順
Docswriteでも、ほかのツールでも、GoogleドキュメントからWordPressに投稿するツールを使い始める流れは、おおむね共通しています。初めて使うときは、次の順番で進めると安全です。
- WordPressのバージョンを確かめる:管理画面の「ダッシュボード」などで、WordPressのバージョンを確認します。アプリケーションパスワードは5.6以降の標準機能です。
- アプリケーションパスワードを発行する:管理画面の「ユーザー」から自分のプロフィールを開き、アプリケーションパスワードの欄で、名前(例:入稿ツール)を入れて発行します。表示されたパスワードは、その場で控えておきます。
- ツールにサイトを登録する:サイトのURL、ユーザー名、発行したアプリケーションパスワードを、ツールの画面で入力します。
- テスト用の原稿で、下書きとして投稿する:見出し・表・画像を含む短い原稿で試します。
- WordPressで下書きを開いて確かめる:ブロックの種類、画像の場所、スラッグ、カテゴリを見ます。
- 問題がなければ、本番の原稿で使う:最初の数本は下書きで投稿し、確認してから公開に切り替えると安心です。
発行したパスワードの扱いに注意
アプリケーションパスワードは、発行した画面でしか全体が表示されないのが一般的です。控えたパスワードは、チャットやメールにそのまま貼らず、パスワード管理の仕組みなどで安全に保管してください。ツールの利用をやめたときは、同じ画面から個別に取り消しておきましょう。
アプリケーションパスワードの欄が表示されない場合は、セキュリティ系のプラグインやサーバーの設定で無効になっていることがあります。つまずきやすい点は、WordPressのアプリケーションパスワードの記事にまとめています。
入稿ツールが向いている人・向いていない人
入稿ツールは、使う人によって効果が大きく違います。導入する前に、自分に合うかどうかを考えておきましょう。
向いているのは、次のような人です。
- 毎週何本も記事を入稿している
- 外部のライターからGoogleドキュメントで原稿を受け取っている
- 画像や表の多い記事が多く、貼り付け後の手直しに時間がかかっている
- 複数のサイトを運営している
一方で、月に1〜2本しか記事を書かない場合や、WordPressの編集画面で直接書くほうが早い場合は、手作業の入稿でも十分です。ツールを選ぶ前に、今の入稿にどれくらい時間がかかっているかを1本分測ってみると、導入するかどうかを判断しやすくなります。
ツールを使わずに入稿する方法
ツールを使わなくても、GoogleドキュメントからWordPressへの入稿はできます。記事の数が少ないうちは、次の手作業の方法で十分なこともあります。
- Googleドキュメントで、本文をすべて選んでコピーします。
- WordPressの投稿の編集画面(ブロックエディタ)で、本文の最初の段落に貼り付けます。
- 見出し・箇条書き・表が、それぞれのブロックになっているかを確かめます。
- 画像は、貼り付けただけでは外部の画像のままになることがあるため、メディアライブラリにアップロードし直します。
- タイトル・スラッグ・カテゴリ・アイキャッチを、右側の設定欄で入れます。
- 吹き出しやボックスなどテーマの装飾は、編集画面で作り直します。
- プレビューで確認してから、下書き保存・予約・公開を選びます。
コピーして貼る方法の詳しい手順や、HTMLに変換する方法との違いは、GoogleドキュメントをWordPressの記事に変換する方法の記事で比べています。海外ツールの別の選択肢を探している人は、Wordableの代わりになるツールの記事もあわせてご覧ください。
よくある質問
Docswriteに日本語版はありますか?
2026年10月に公式サイトを確認した時点では、サイトの表示は英語で、日本語に切り替える表示や日本語のページは見当たりませんでした。最新の状況は、公式サイトで確かめてください。
Docswriteで日本語の記事は投稿できますか?
画面や説明が英語であることと、投稿する記事が日本語であることは別の話です。日本語の記事がどのように変換されるかは、テスト用のサイトや下書きで、実際に1本投稿して確かめるのが確実です。特に、スラッグと表と記号の表示を確認してください。
DocswriteはCocoonやSWELLの吹き出しに対応していますか?
2026年10月に確認した範囲では、公式サイトの案内の中に、CocoonやSWELLの吹き出し・ボックスへの変換についての記載は見当たりませんでした。国内テーマの装飾を使う場合は、試すときに必ず確かめてください。
英語のツールを使うときに、いちばん注意することは何ですか?
いきなり本番の記事を公開しないことです。まずは下書きとして投稿し、見出し・表・画像・スラッグ・カテゴリが意図どおりに入っているかを確かめてから、公開の設定に進んでください。
Docswriteとドクポスは、どちらがいいですか?
重視することによって変わります。WordPress以外のサービスにも投稿したい、外部サービスとの連携を使いたい、という場合はDocswriteのように投稿先の多いツールが向いています。日本語の画面で使いたい、Cocoon・SWELLの吹き出しやボックスをそのまま入れたい、という場合はドクポスが合います。
WordPressのログインパスワードを、入稿ツールに渡しても大丈夫ですか?
ログインパスワードは渡さず、WordPress 5.6以降に標準で入っている「アプリケーションパスワード」を使うのが一般的です。連携専用のパスワードなので、使わなくなったら個別に取り消せます。ツールを選ぶときは、どの方法でWordPressとつなぐのかも確かめましょう。
まとめ
Docswriteの日本語版の有無と、日本語の記事で使うときの注意をまとめます。
この記事のまとめ
- Docswriteは、GoogleドキュメントからWordPressなど複数のサービスへ投稿できる海外のツール
- 2026年10月に確認した時点では、公式サイトの表示は英語で、日本語版の案内は見当たらなかった
- 日本語の記事で使う前に、スラッグ・表・記号・テーマの装飾・問い合わせの言語を確かめる
- CocoonやSWELLの吹き出し・ボックスへの変換は、公式サイトの案内では確認できなかった
- ツールは、言語・投稿先・装飾・画像・まとめて投稿・つなぎ方・試し方で比べる
- 迷ったら、同じ原稿で下書きとして投稿し、手直しの量を比べる
日本語の画面で、Cocoon・SWELLの吹き出しやボックスまでまとめて入稿したい人は、ドクポスを試してみてください。GoogleドキュメントのURLを貼るだけで、WordPressに記事を作れます。5記事まで、カード登録なしで試せます。
ドクポスを無料で試す参考にした資料
- Docswrite(公式サイト)
- Google Docs to WordPress(Docswrite Documentation)
- Application Passwords(WordPress.org Developer Resources)
確認の方法:2026年10月に、Docswriteの公式サイトのトップページ、日本語のページのURL(/ja)、公式のヘルプを確認し、日本語での検索も行いました。機能の説明は、公式サイトと公式ヘルプに書かれている範囲に限っています。料金やプランは記載していません。