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WordPressで記事をまとめて予約投稿する方法|1週間分を一度に仕込む手順と、予約が失敗するときの直し方

公開日: / カテゴリ: WordPress入稿 / 執筆: エラバレル

WordPressで記事をまとめて予約投稿する方法|1週間分を一度に仕込む手順と、予約が失敗するときの直し方

「毎朝ブログを更新したいけれど、毎日WordPressを開くのがつらい」「書きためた記事を、1週間分まとめて予約したい」。ブログやオウンドメディアを続けていると、こうした悩みが出てきます。

先に結論をお伝えします。WordPressの予約投稿は、1記事ずつなら標準の機能だけでできます。 数記事なら、記事ごとに公開日時を決めて「予約」にするだけです。一方で、10記事を超えるような量をまとめて予約したいときは、入稿の段階で公開日時まで一緒に入れてしまう方法のほうが、手間もミスも減らせます。

この記事では、標準機能で予約投稿する手順、1週間分を一度に仕込むための段取り、CSVやプラグインを使う方法、Googleドキュメントの原稿から予約まで一度に入れる方法を比べながら説明します。予約が失敗するときの原因と直し方もまとめました。初めて予約投稿を使う方でも、この記事の順番どおりに進めれば、1週間分の記事を迷わず仕込めます。

この記事でわかること

  • WordPressの予約投稿の仕組みと、始める前の確認(タイムゾーン)
  • ブロックエディタで1記事ずつ予約する手順
  • 投稿一覧の「クイック編集」で日時を入れ直す手順
  • 1週間分をまとめて仕込むための段取りと、公開日時の決め方
  • CSV・プラグイン・Googleドキュメント連携の3つの方法の比較
  • 予約が失敗する原因と、確かめ方・直し方

WordPressの予約投稿とは?

予約投稿とは、記事を書き終えた状態で保存しておき、決めた日時になったら自動で公開されるようにする機能です。WordPressには最初から入っている機能で、プラグインを足さなくても使えます。

予約した記事は、投稿一覧で「予約済み」と表示され、指定した日時になると「公開済み」に変わります。

予約投稿を使うと、次のような良いことがあります。

  • 書く日と公開する日を分けられる:週末にまとめて書いて、平日に1本ずつ公開できる
  • 公開の時間をそろえられる:毎朝8時、お昼の12時など、読まれやすい時間に合わせて公開できる
  • 更新が途切れない:出張や休みの間も、決めた日に記事が公開される
  • 公開前の確認がしやすい:予約済みの記事は、公開前ならいつでも直せる

予約投稿で決めること

予約投稿は、次の3つを決めれば使えます。

  • 公開日時:記事を公開する日と時刻(例:2026年10月13日 8:00)
  • 記事の状態:下書きのままにするか、予約にするか
  • 記事の設定:カテゴリ・タグ・アイキャッチ画像・スラッグ(URLの末尾)・説明文など

予約した時点で、記事の設定まで終わっている必要があります。 公開されてからアイキャッチやカテゴリを入れ忘れたことに気づくと、手直しの手間が増えます。

始める前に:タイムゾーンを確かめる

予約投稿でいちばん多い失敗が、時刻のずれです。WordPressのタイムゾーン(どの国の時刻で動くか)が日本になっていないと、「朝8時に予約したのに、夕方5時に公開された」といったことが起きます。

  1. WordPressの管理画面の左のメニューから「設定」→「一般」を開く
  2. 「タイムゾーン」の欄を見る
  3. 「東京」または「UTC+9」になっていなければ、選び直す
  4. 画面のいちばん下の「変更を保存」を押す

タイムゾーンの欄の近くに、今の時刻(現地時間)が表示されます。手元の時計と同じになっていれば大丈夫です。

レンタルサーバーで最初に作ったWordPressは要注意

レンタルサーバーの簡単インストールで作ったWordPressは、最初からタイムゾーンが日本になっていることが多いですが、海外向けの手順で作った場合や、古いサイトを移した場合は「UTC+0」のままになっていることがあります。予約投稿を始める前に、一度だけ確かめておきましょう。

方法1:ブロックエディタで1記事ずつ予約する

いちばん基本の方法です。今のWordPressの標準の編集画面(ブロックエディタ)での手順を説明します。

  1. 管理画面の「投稿」→「新規投稿を追加」(または予約したい下書き)を開く
  2. 題名と本文を入れる
  3. 画面右側の設定欄で、カテゴリ・タグ・アイキャッチ画像・スラッグ(URLの末尾)を入れる
  4. 設定欄にある公開日時の項目(最初は「今すぐ」と表示されています)を押す
  5. カレンダーが出るので、公開したい日付と時刻を選ぶ
  6. 未来の日時を選ぶと、右上の「公開」ボタンが予約の表記に変わるので、それを押す
  7. 確認の画面が出たら、日時を見直して、もう一度押す

これで記事は「予約済み」になります。投稿一覧に戻ると、記事の横に予約の日時が表示されます。

「公開」を押す前に日時を選ぶ

日時を選ばずに右上のボタンを押すと、その場で公開されてしまいます。公開日時の項目が、選んだ日時に変わっていることを確かめてから押してください。間違えて公開してしまったら、すぐに状態を「下書き」に戻せば、公開は取り消せます。

クラシックエディタの場合

クラシックエディタ(昔の編集画面)を使っている場合は、右側の「公開」の枠にある「すぐに公開する」の横の「編集」を押すと、日時を入力できます。日時を入れて「OK」を押すと、「公開」ボタンが「予約投稿」に変わります。ブロックエディタとの違いは、ブロックエディタとクラシックエディタの違いの記事で説明しています。

方法2:投稿一覧の「クイック編集」で日時を入れる

すでに下書きが何本もたまっている場合は、記事を1本ずつ開かなくても、投稿一覧の画面から日時を入れられます。

  1. 管理画面の「投稿」→「投稿一覧」を開く
  2. 予約したい下書きの題名にマウスを合わせると、下に小さなメニューが出る
  3. 「クイック編集」を押す
  4. 日付の欄に、公開したい年・月・日・時・分を入れる
  5. 「状態」を「予約済み」にできる場合は選び、「更新」を押す

日付を未来にして更新すると、記事は予約された状態になります。うまく「予約済み」にならない場合は、記事を開いて、方法1の手順で予約し直してください。

一括編集では日時を変えられない

投稿一覧で複数の記事にチェックを入れて「一括編集」を使うと、カテゴリや状態はまとめて変えられますが、公開日時は記事ごとに変えられません。日時をずらして予約したいときは、クイック編集で1本ずつ入れるか、このあと説明する方法を使います。

1週間分をまとめて仕込む段取り

1本ずつの予約でも、段取りを決めておけば、1週間分をまとめて仕込むのはそれほど大変ではありません。

ステップ1:公開する日時を先に決める

まず、公開の予定表を作ります。表計算ソフトやメモ帳で十分です。

公開日時記事の題名カテゴリ状態
10月13日(月)8:00〇〇の選び方基礎知識原稿済み
10月14日(火)8:00〇〇の費用の目安料金原稿済み
10月15日(水)8:00〇〇でよくある失敗基礎知識画像待ち
10月16日(木)8:00〇〇の事例紹介事例原稿済み
10月17日(金)8:00〇〇のよくある質問よくある質問執筆中

公開の時間をそろえておくと、読者にも「この時間に更新される」と覚えてもらいやすくなります。

公開の曜日と時間の決め方

公開の時間に「これが正解」という決まりはありません。読者がいつ記事を読むかを考えて決めます。

  • 仕事の合間に読まれる記事(会社の担当者向けなど):平日の朝や昼休みの前
  • 家で読まれる記事(暮らし・趣味など):夜や週末
  • お店の告知(セール、イベントなど):告知したい日の数日前の朝

最初は1つの時間に決めて続け、アクセス解析で読まれる時間帯が分かってきたら、少しずつ調整すれば十分です。

公開の間隔も大事です。書きためた記事を一度に何本も公開するより、1日1本、2日に1本のように間隔を空けたほうが、新着の一覧やSNSでの告知で1本ずつ目に留まりやすくなります。予約投稿は、この「間隔を空けて出す」ためにいちばん役立つ機能です。

また、1本目は今日か明日にしておくのもコツです。予約がちゃんと動くかを最初の1本で確かめておけば、残りの記事も安心して任せられます。

ステップ2:原稿と画像をそろえる

予約する前に、原稿・画像・アイキャッチ・カテゴリ・スラッグを、全部の記事でそろえます。途中で「画像がまだ」の記事があると、そこで作業が止まります。

ステップ3:1本ずつ入稿して、すぐ予約する

入稿(WordPressに記事を入れる作業)が終わった記事から、その場で予約します。全部を下書きで入れてから最後にまとめて予約しようとすると、予約し忘れが出やすくなります。

ステップ4:投稿一覧で並びを確かめる

全部入れ終えたら、投稿一覧で「予約済み」の記事を見て、日時の抜けや重なりがないかを確かめます。投稿一覧の上にある「予約済み」の表示を押すと、予約した記事だけを表示できます。

ステップ5:プレビューで見た目を確かめる

予約済みの記事も、編集画面の「プレビュー」で、公開されたときの見た目を確かめられます。特に次の点は、公開後に気づくと直すのが面倒なので、予約の段階で見ておきます。

  • 見出しの大きさ(見出し2・見出し3)がそろっているか
  • 表が横にはみ出していないか(スマホの表示でも確かめる)
  • 画像が表示されているか、大きすぎないか
  • 記事の中のリンクが、まだ公開されていない記事を指していないか

まだ公開されていない記事へリンクすると、公開までの間、読者がリンクを押しても「ページが見つかりません」になります。関連記事へのリンクは、相手の記事が公開されてから足すか、公開の順番を入れ替えて対応してください。

予約する前のチェックリスト

  • タイムゾーンが「東京」または「UTC+9」になっている
  • 公開日時が、予定表と一致している(午前・午後の取り違えがない)
  • カテゴリ・タグ・アイキャッチ・スラッグが入っている
  • 記事の中のリンク先が、公開前の記事になっていない
  • プレビューで、見出し・表・画像の崩れがない

1週間分の入稿にかかる時間の目安

入稿の手間は、原稿の形によって大きく変わります。Googleドキュメントやワードの原稿をコピーして貼り付ける場合、見出しの付け直し、画像の入れ直し、表の作り直しが必要になることが多く、1本ごとに時間がかかります。この入稿の部分が、まとめて予約するときのいちばんの負担です。入稿の時間を短くするコツは、WordPressの投稿時間を短くする方法の記事でまとめています。

方法3:まとめて予約できる仕組みを使う

10本、20本と量が増えてくると、1本ずつ入稿して予約するのは大変です。そんなときは、入稿の段階で公開日時まで一緒に入れる方法を考えます。主な方法は3つです。

方法どんな方法か向いている人気をつけること
CSVで読み込む表計算ソフトで作った記事の一覧(題名・本文・日時など)を、プラグインで読み込む本文が短い記事、商品紹介など同じ形の記事が多い本文に見出しや画像を入れるには、HTMLで書く必要がある
REST APIで送る自分でプログラムを書いて、WordPressに記事を送るプログラムを書ける人作るのにも、直すのにも手間がかかる
Googleドキュメントから送るGoogleドキュメントの原稿を、変換するサービスでWordPressに送る原稿をGoogleドキュメントで書いている人原稿の先頭に、設定を書く決まりがある

CSVで読み込む方法

記事の題名・本文・カテゴリ・公開日時などを、表計算ソフトで1行に1記事ずつ並べ、CSVという形式で保存して、WordPressに読み込む方法です。WP All Importのような、CSVを読み込むプラグインを使います。

同じ形の記事を大量に作るときには便利ですが、本文の見出しや表、画像は、表計算ソフトのセルの中にHTMLで書く必要があります。普通のブログ記事を入れるには、準備の手間が大きくなりがちです。詳しくはCSVでWordPressに記事を投稿する方法の記事で説明しています。

REST APIで送る方法

WordPressには、外から記事を作ったり書き換えたりするための窓口(REST API)があります。プログラムを書ければ、原稿のファイルを読み込んで、公開日時を付けて送ることができます。仕組みはWordPress REST APIで記事を投稿する方法の記事で説明しています。

Googleドキュメントから予約まで一度に送る方法

原稿をGoogleドキュメントで書いているなら、ドキュメントからWordPressに変換して送るサービスを使う方法もあります。私たちが運営しているドクポスは、GoogleドキュメントのURLを貼るだけで、WordPressの記事(下書き・予約・公開)を作るウェブサービスです。

ドキュメントの先頭に、次のように書いておくと、記事の設定として入ります。

原稿の先頭に書く設定の例

タイトル:〇〇の選び方|失敗しない3つのポイント
スラッグ:erabikata
カテゴリ:基礎知識
タグ:初心者向け
アイキャッチ:1枚目
メタディスクリプション:〇〇の選び方を、初めての人向けに3つのポイントで解説します。
ステータス:予約
公開日:2026-10-13 08:00

「ステータス:予約」と「公開日」を書いておけば、WordPressに入った時点で予約済みになります。見出し・太字・リンク・箇条書き・表・画像もWordPressのブロックに変換され、画像はメディアライブラリにアップロードされた状態で入ります。1回で最大50本までまとめて送れるので、1週間分、1か月分の記事を一度に予約できます。

WordPressとは、WordPressの標準機能のアプリケーションパスワードでつなぐので、ログインのパスワードを渡す必要はありません。アプリケーションパスワードの作り方はアプリケーションパスワードの記事で説明しています。ログインはGoogleアカウントで、5記事まで、カード登録なしで試せます。

ドクポスを無料で試す

もちろん、記事が月に数本なら、方法1・方法2の標準機能で十分です。量が増えて、入稿と予約の作業が負担になってきたら、自動にする方法を考える、という順番で検討してください。

予約が失敗するときの原因と直し方

予約した時間を過ぎても記事が公開されず、投稿一覧に「予約投稿に失敗しました」のような表示が出ることがあります。

原因1:WordPressの予約の仕組みが動かなかった

WordPressの予約投稿は、「WP-Cron」という仕組みで動いています。これは、サイトに誰かがアクセスしたときに、予約の時刻を過ぎた記事がないかを確かめて公開する仕組みです。そのため、アクセスがほとんどない時間帯に予約すると、公開が遅れたり、失敗したりすることがあります。

直し方は次のとおりです。

  • すぐ直す:失敗した記事を開き、もう一度「公開」する
  • 予防する:レンタルサーバーの管理画面で、WordPressの予約の仕組みを定期的に動かす設定(cronの設定)ができる場合がある。サーバーの説明書を確認する
  • 予防する:予約の失敗を自動で公開し直すプラグインを使う
  • 予防する:アクセスが少ない深夜や早朝ではなく、ある程度アクセスがある時間に予約する

始めたばかりのブログは、アクセスが少ないため、この失敗が起きやすい傾向があります。予約した時刻の少しあとに、自分でサイトのトップページを開いてみると、それがきっかけで予約の確認が動き、記事が公開されることもあります。予約投稿を始めた最初の数回は、公開の時刻のあとに投稿一覧を見て、「公開済み」になっているかを確かめる習慣をつけておくと安心です。

原因2:タイムゾーンがずれている

予約の時刻と実際の公開の時刻が、ちょうど9時間ずれている場合は、タイムゾーンが「UTC+0」のままになっている可能性が高いです。「設定」→「一般」で確かめてください。

原因3:キャッシュやセキュリティのプラグイン

ページを速く表示するためのキャッシュのプラグインや、セキュリティのプラグインの設定によっては、予約の仕組みがうまく動かないことがあります。予約が続けて失敗する場合は、プラグインを一時的に止めて試すと、原因を切り分けられます。

症状考えられる原因確かめること
予約時刻を過ぎても公開されないWP-Cronが動いていないその時間帯のアクセス、サーバーのcronの設定
ちょうど9時間ずれて公開されたタイムゾーンが日本でない「設定」→「一般」のタイムゾーン
毎回のように失敗するキャッシュ・セキュリティのプラグインプラグインを止めて試す
予約したはずが下書きのまま予約のボタンを押し忘れた投稿一覧の「予約済み」に入っているか

よくある質問

予約した記事は、公開前に直せますか?

直せます。予約済みの記事を開いて直し、保存すれば、予約の日時はそのままで内容だけ変わります。公開日時を変えたいときは、公開日時の項目を押して選び直します。

予約をやめたいときは、どうすればいいですか?

記事を開いて、公開日時を「今すぐ」に戻すか、状態を下書きに切り替えます。投稿一覧のクイック編集で、状態を「下書き」にしても予約は取り消せます。

何日先まで予約できますか?

日付の上限は特にありません。ただ、何か月も先の記事は、公開までに内容が古くなることがあります。料金や日付が入る記事は、公開の直前に見直すようにしてください。

予約投稿にすると、検索エンジンに不利になりますか?

不利にはなりません。予約した日時に、普通の記事と同じように公開されます。むしろ、決まった間隔で更新が続くことは、読者にとっても分かりやすくなります。

同じ時刻に複数の記事を予約してもいいですか?

できます。ただ、同じ時刻に何本も公開すると、新着の一覧で埋もれやすくなります。1日1本、または時間をずらして公開するのがおすすめです。

予約した記事は、検索エンジンにいつ知らされますか?

公開された時点で、サイトマップなどを通じて検索エンジンが見つけられるようになります。予約中の記事は公開されていないので、検索エンジンにもAIのクローラーにも読まれません。早く見つけてほしい記事は、公開後にSearch Consoleでインデックス登録をリクエストする方法もあります。

スマホからでも予約投稿はできますか?

できます。スマホのブラウザで管理画面を開けば、パソコンと同じ手順で予約できます。ただ、画面が小さく、日時の入力を間違えやすいので、入れたあとに投稿一覧で日時を確かめてください。

まとめ

WordPressで記事をまとめて予約投稿する方法をまとめます。

この記事のまとめ

  • 予約投稿はWordPressの標準機能。公開日時を未来にして「予約」にするだけ
  • 始める前に「設定」→「一般」でタイムゾーンが日本になっているか確かめる
  • 下書きがたまっているなら、投稿一覧のクイック編集で日時を入れられる(一括編集では日時は変えられない)
  • 1週間分を仕込むときは、公開の予定表を先に作り、入稿したらすぐ予約する
  • 量が多いときは、CSV・REST API・Googleドキュメント連携など、入稿と同時に予約できる方法を検討する
  • 予約の失敗は、WP-Cron・タイムゾーン・プラグインの3つを順に確かめる

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参考にした資料