Googleドキュメントの目次の作り方|見出しの設定・更新の手順と、WordPressに貼るときの注意
公開日: / カテゴリ: WordPress入稿 / 執筆: エラバレル

「Googleドキュメントで長い原稿を書いているので、目次を付けたい」「ドキュメントで作った目次をWordPressに貼ったら、リンクが動かなかった」。ブログやオウンドメディアの原稿をGoogleドキュメントで書いている方から、こうした声をよく聞きます。
先に結論をお伝えします。Googleドキュメントの目次は、本文の見出しに「見出し1」「見出し2」などの段落スタイルを設定しておけば、メニューから1回の操作で自動で作れます。 ただし、その目次をWordPressにそのまま貼るのはおすすめしません。 ドキュメントの目次のリンクは、ドキュメントの中でしか働かないからです。WordPressでは、テーマの目次機能かプラグインに目次を作らせるのが正しい方法です。
選ばれるAI診断が22業種・2,296件の公式サイトを診断したところ、見出しの構造に問題があったサイトが53%ありました。目次は、正しい見出しがあって初めて作れるものです。この記事では、ドキュメントの見出しの設定から目次の作り方、WordPressに入稿するときの注意までを、順番に説明します。
この記事でわかること
- Googleドキュメントの目次の仕組み(見出しのスタイルから作られる)
- 見出しの設定のしかたと、WordPressに合わせた見出しの選び方
- 目次の挿入・更新・削除の手順
- 目次に見出しが出ない・消えたときの直し方
- ドキュメントの目次をWordPressに貼ると、リンクが切れる理由
- WordPressで目次を出す3つの方法
Googleドキュメントの目次とは? 見出しから自動で作られる
Googleドキュメントの目次は、本文の中で「見出し」のスタイルを設定した行を集めて、自動で一覧にする機能です。目次の項目を押すと、その見出しの場所に移動できます。
自分で目次の文字を打ち込むのとは違い、本文の見出しを書き換えたり、見出しを増やしたりしても、更新の操作をすれば目次に反映されます。長い原稿ほど、全体の流れをつかむのに役立ちます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目次の元になるもの | 段落スタイルが「見出し1」〜「見出し6」の行(「タイトル」「サブタイトル」は入らない) |
| 作り方 | メニューの「挿入」から「目次」を選ぶ |
| 更新 | 目次を選んで、更新の操作をする(自動では更新されない) |
| リンク | 目次の項目から、ドキュメントの中の見出しへ移動できる |
目次づくりは「見出しのスタイル」がすべて
文字を大きく・太くしただけの行は、見た目が見出しでも、目次には入りません。目次に載せたい行には、必ず段落スタイルの「見出し」を設定してください。 これは、WordPressに入稿したときに見出しとして正しく伝わるかどうかにも関係します。
手順1:本文の見出しを設定する
目次を作る前に、本文の見出しを設定します。
- 見出しにしたい行の中をクリックする(行全体を選ばなくても大丈夫です)
- 画面上のツールバーにある、段落スタイルの欄(ふだんは「標準テキスト」と表示されている欄)を開く
- 「見出し2」「見出し3」など、見出しのレベルを選ぶ
メニューの「表示形式」から「段落スタイル」を開いて選ぶこともできます。キーボードでは、Windowsなら「Ctrl」と「Alt」を押しながら数字(2なら見出し2)、Macなら「⌘」と「Option」を押しながら数字で設定できます。
WordPressに入稿するなら「見出し2」から始める
ブログの原稿をGoogleドキュメントで書くときは、本文の大きな見出しを「見出し2」、その下の小見出しを「見出し3」にするのがおすすめです。
| Googleドキュメント | WordPress | 使い方 |
|---|---|---|
| タイトル(または見出し1) | 記事のタイトル(h1) | 記事の題名。WordPressでは記事のタイトル欄に入る |
| 見出し2 | 見出し2(h2) | 本文の大きな区切り |
| 見出し3 | 見出し3(h3) | h2の中の小さな区切り |
| 見出し4 | 見出し4(h4) | さらに細かい区切り(多用しない) |
WordPressでは、記事のタイトルがh1(いちばん大きな見出し)として表示されるテーマがほとんどです。本文の中で「見出し1」を使うと、h1が2つになり、ページの構造が分かりにくくなります。
見出しの構造の調査(22業種・2,296サイトの診断)
- 見出しの構造(h1・h2の使い方)に問題があったサイトは53%
- 質問に答える形の見出しが足りないサイトは91%
- 見出しの直後に短い答えがないサイトは83%
- 見出しは、目次を作る元になるだけでなく、AIや検索エンジンがページの組み立てを理解する手がかりにもなる
見出しのレベルを飛ばさない
「見出し2」の次にいきなり「見出し4」を使うなど、レベルを飛ばすのは避けましょう。目次の字下げがおかしくなるうえ、WordPressに入稿したときも、ページの組み立てが分かりにくくなります。
手順2:目次を挿入する
見出しを設定したら、目次を入れます。
- 目次を入れたい場所(ふつうは本文の最初、導入文の後ろ)をクリックする
- メニューの「挿入」を開く
- 「目次」を選ぶ
- 表示の形式を選ぶ(ページ番号の付いた形や、青いリンクの形など、いくつかの種類があります)
これで、設定した見出しの一覧が、目次として入ります。目次の項目を押すと、その見出しの場所へ移動できます。
ページ分けなしの形式では、ページ番号が出ない
Googleドキュメントには、紙のようにページで区切る「ページ」形式と、区切らずに続けて表示する「ページ分けなし」形式があります。ページ分けなしの形式では、ページ番号の付いた目次は作れず、リンクの形の目次になります。印刷や PDF で配るならページ形式、画面で読むだけならページ分けなしで十分です。形式は、メニューの「ファイル」の「ページ設定」で切り替えられます。
画面の左の「アウトライン」も便利
目次を本文に入れなくても、画面の左側に、見出しの一覧(アウトライン)を表示できます。書いている途中で全体を見渡したいときは、本文に目次を入れるより、こちらを使うほうが手軽です。アウトラインも、見出しのスタイルを設定した行から作られます。
手順3:目次を更新する・消す
目次を更新する
見出しを書き換えたり、増やしたりしても、目次は自動では変わりません。
- 目次の中をクリックする
- 目次の近くに表示される、更新のボタン(丸い矢印のマーク)を押す
これで、今の見出しに合わせて目次が作り直されます。目次を右クリックして、更新のメニューを選ぶこともできます。
目次の見た目を変える
目次の文字の大きさや色は、目次の部分を選んで、ふつうの文字と同じように変えられます。ただし、目次を更新すると、変えた見た目が元に戻ることがあります。見た目を整えるのは、見出しがすべて決まって、最後に更新したあとにするのが効率的です。
形式(ページ番号付きか、リンクの形か)を変えたいときは、目次を消して、「挿入」→「目次」からもう一度入れ直します。
目次を消す
目次の中をクリックし、表示されるメニューから削除を選ぶか、目次全体を選んで削除キーを押します。
共同編集のときの注意
複数の人で同じドキュメントを編集していると、ほかの人が見出しを足したり消したりしても、目次は自動では変わりません。原稿を確認に回す前や、最終の版にする前に、必ず目次を更新してください。更新されていない目次のまま確認すると、「目次にある見出しが本文にない」といった混乱が起きます。
目次に見出しが出ない・おかしいときの直し方
目次がうまく作れないときは、ほとんどが見出しの設定の問題です。
| 症状 | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 見出しが目次に出ない | 文字を大きく・太くしただけで、見出しのスタイルになっていない | 段落スタイルを「見出し2」などに設定し、目次を更新する |
| 本文の文章まで目次に出る | 本文の行に、見出しのスタイルが付いている | その行を「標準テキスト」に戻す |
| 目次が古いまま | 見出しを直したあと、更新していない | 目次を選んで更新する |
| 目次の字下げがおかしい | 見出しのレベルを飛ばしている | 見出し2→見出し3の順に直す |
| 空の項目が目次に出る | 見出しのスタイルが付いた空の行がある | 空の行を消すか、標準テキストに戻す |
とくに多いのが、ほかの文書からコピーして貼った文章に、見出しのスタイルが残っているケースです。見出しが目次に出すぎるときは、本文の行を選んで「標準テキスト」に戻してください。
目次が読みやすくなる見出しの付け方
目次は、見出しをそのまま並べたものです。つまり、見出しの付け方が、そのまま目次の読みやすさになります。 長い原稿を書くときに気をつけたい点をまとめます。
見出しだけで、内容が分かるようにする
「はじめに」「ポイント」「その他」のような見出しは、目次に並んだときに、何が書いてあるのか分かりません。「料金の目安」「予約の方法」「よくある失敗と直し方」のように、見出しを読むだけで中身が想像できる言葉にします。
読者の疑問を、そのまま見出しにする
「料金はいくらですか?」「土日も対応していますか?」のように、読者が実際に持つ疑問を見出しにすると、目次を見ただけで「自分の知りたいことが書いてある」と分かります。AIも、質問の形の見出しと、そのすぐ下の短い答えを、回答の材料として使いやすいとされています。2,296サイトの診断で、質問に答える形の見出しが足りなかったサイトが91%あったのは、先に紹介したとおりです。
見出しの数と長さの目安
| 項目 | 目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 見出し2の数 | 1記事に5〜10個 | 少なすぎると目次の意味がなく、多すぎると目次が長くなる |
| 見出し3の数 | 1つの見出し2の中に0〜4個 | 目次の字下げが深くなりすぎない |
| 見出しの長さ | 15〜30字前後 | 目次の1行に収まり、内容も伝わる |
ライターに書いてもらう場合は、見出しのルールを先に決める
外部のライターに原稿を頼む場合は、「見出しは段落スタイルで設定する」「本文の大きな見出しは見出し2」「文字を大きくしただけの見出しは使わない」といったルールを、最初に伝えておきます。原稿を受け取ってから見出しを1つずつ直すより、ずっと手間が減ります。構成案の段階で見出しを決めておくと、目次の形もそこで確定します。構成案の作り方は記事の構成案テンプレートの記事で紹介しています。
見出しの直し方の例
直す前:「1. 料金について」「2. ポイント」「3. その他」
直した後:「料金はいくら? コース別の目安」「予約の前に確認したい3つのこと」「キャンセルや日程の変更はできる?」
目次に並べたとき、直した後のほうが、読む人が自分に関係のある部分を探しやすくなります。
ドキュメントの目次をWordPressに貼ってはいけない理由
ここからは、Googleドキュメントで書いた原稿をWordPressに入稿するときの話です。
ドキュメントの目次をそのままコピーして、WordPressの編集画面に貼ると、見た目は目次のように表示されます。ところが、項目を押しても見出しへ移動しません。
理由は、ドキュメントの目次のリンク先が、そのドキュメントの中の見出しを指しているからです。リンク先には、ドキュメントの見出しごとに付けられた目印(「#heading=h.」から始まる文字列)が入っています。WordPressの記事の中には、その目印を持つ見出しがないため、リンクが働きません。
| 貼ったときの問題 | 起きること |
|---|---|
| リンクが働かない | 項目を押しても、見出しへ移動しない |
| 見出しを直しても目次が変わらない | 目次はただの文字とリンクなので、手で直す必要がある |
| テーマの目次と二重になる | テーマが自動で入れる目次と、貼った目次が両方表示される |
| ページ番号が残る | ページ形式の目次を貼ると、意味のない数字が入る |
入稿前に、ドキュメントの目次は消しておく
WordPressに入稿する原稿では、ドキュメントの目次は書いている途中の確認用と割り切り、入稿の前に消すか、目次の部分を除いてコピーしてください。 目次はWordPress側で作らせるのが確実です。
WordPressで目次を出す3つの方法
WordPress本体には、見出しから目次を自動で作る機能は標準では入っていません。次のどれかの方法を使います。
方法1:テーマの目次機能を使う
日本でよく使われているテーマには、目次を自動で入れる機能が付いているものがあります。たとえば、CocoonやSWELLでは、設定画面で目次の表示をオンにすると、記事の見出しから目次が作られ、最初の見出しの前などに自動で入ります。目次を出す見出しのレベル(h2とh3まで、など)も設定できます。設定の場所や名前はテーマによって違うので、テーマのマニュアルで確認してください。
方法2:目次のプラグインを使う
テーマに目次機能がない場合は、目次を作るプラグインを入れます。「Easy Table of Contents」などがよく使われています。テーマの目次機能と両方をオンにすると、目次が二重になるので、どちらか一方にしてください。
方法3:目次を出したい場所に、ショートコードを書く
テーマやプラグインによっては、[toc] のような短い記号(ショートコード)を書いた場所に目次を出せるものがあります。記事ごとに目次の位置を決めたいときに便利です。
〇〇整体院のブログ記事の場合
原稿:Googleドキュメントで、見出し2を5つ、見出し3を8つ使って書いた。書いている途中は、ドキュメントの目次とアウトラインで全体の流れを確認した。
入稿:ドキュメントの目次を消してからWordPressに貼った。テーマ(Cocoon)の目次機能をオンにし、h2とh3を目次に出す設定にした。
結果:見出しを直すたびに、WordPressの目次も自動で直るようになった。
Googleドキュメントから、崩さずに入稿する方法
目次の問題に限らず、Googleドキュメントからコピーして貼る入稿では、ほかにも崩れが起きがちです。
- 余計な文字の色や大きさの指定が残る
- 画像がドキュメント側の一時的な場所を指したままになる
- 空の段落が大量に入る
- 表の見出し行が、ふつうの行になる
これらは、貼ったあとに1つずつ直せば解決しますが、記事が増えると時間がかかります。手作業で入稿するときの細かい手順は、GoogleドキュメントをWordPressの記事に変換する方法の記事と、Googleドキュメントの表をWordPressに貼る方法の記事で説明しています。
入稿を自動にしたい人へ
入稿の回数が多いなら、ドクポスを使う方法もあります。GoogleドキュメントのURLを貼ると、見出し・太字・リンク・箇条書き・表・画像・蛍光ペンを、WordPressのブロックに変換して記事を作るウェブサービスです。画像はWordPressのメディアライブラリにアップロードした状態で入り、空の段落は入りません。
目次については、ドキュメントの本文で目次を入れたい場所に [目次] と書いておくと、Cocoon・SWELLの目次のショートコードに変換されます。ドキュメントの目次をコピーする必要はありません。作った記事は、下書き・予約・公開から状態を選べます。
WordPressに入稿する前のチェックリスト
- 本文の大きな見出しは「見出し2」、小見出しは「見出し3」になっている
- 本文の中で「見出し1」を使っていない
- 見出しのレベルを飛ばしていない
- 文字を大きくしただけの「見た目だけの見出し」がない
- ドキュメントの目次を消した(または目次の部分を除いてコピーする)
- WordPress側で、テーマの目次機能かプラグインのどちらか一方だけをオンにしている
よくある質問
Googleドキュメントの目次に、見出し3まで出して見出し4は出さない、という設定はできますか?
目次に出す見出しのレベルを細かく選ぶ設定は、使える種類が限られています。見出し4を目次に出したくない場合は、その行を見出しにせず、太字の標準テキストにする方法もあります。WordPress側では、テーマやプラグインの設定で、目次に出す見出しのレベルを選べることが多いです。
目次のリンクを押しても移動しません。なぜですか?
Googleドキュメントの中で移動しない場合は、目次が古い可能性があるので、更新してみてください。WordPressに貼った目次が動かない場合は、リンク先がドキュメントの中の見出しを指しているためです。貼った目次は消し、WordPress側で目次を作ってください。
目次は、記事のどこに入れるのがいいですか?
ブログ記事では、導入文の後ろ、最初の見出し2の前に入れるのが一般的です。読む人が、記事の全体を見てから読み進められます。テーマの目次機能も、多くはこの位置に自動で入れます。なお、見出しが2〜3個しかない短い記事なら、目次がなくても困りません。テーマの目次機能には、「見出しが〇個以上あるときだけ目次を出す」設定があるものも多いので、それを使うと便利です。
目次があると、検索やAIに有利になりますか?
目次そのものが評価を大きく変えるわけではありません。ただ、目次の元になる見出しが正しく設定されていると、ページの組み立てが伝わりやすくなります。見出しを「質問の形」にして、すぐ下に短い答えを書くと、AIが答えとして使いやすくなります。
WordPressのブロックエディタで、目次を手で作ることはできますか?
見出しのブロックにアンカー(移動先の名前)を付け、リストのブロックからそのアンカーへリンクすれば、手で作ることもできます。ただ、見出しを直すたびに目次も直す必要があるので、テーマかプラグインに任せるほうが手間がかかりません。ブロックエディタの基本はブロックエディタの使い方の記事で説明しています。
スマホのGoogleドキュメントアプリでも目次は作れますか?
スマホのアプリでも、見出しのスタイルを設定することはできます。ただ、目次の挿入や更新は、画面の広いパソコンのブラウザで行うほうが確実です。スマホで書いた原稿も、見出しのスタイルさえ設定しておけば、あとからパソコンで目次を入れられます。
目次の項目の文字だけを変えることはできますか?
目次の文字は、元の見出しの文字から作られます。目次の文字を直接書き換えても、更新すると元の見出しの文字に戻ります。目次の表記を変えたいときは、本文の見出しのほうを書き換えて、目次を更新してください。
まとめ
Googleドキュメントの目次の作り方と、WordPressに入稿するときの注意をまとめます。
この記事のまとめ
- Googleドキュメントの目次は、段落スタイルが「見出し」の行から自動で作られる
- 作り方は「挿入」→「目次」。見出しを直したら、目次の更新を忘れずに
- WordPressに入稿する原稿は、本文の見出しを「見出し2」から始め、レベルを飛ばさない
- ドキュメントの目次のリンクはドキュメントの中を指しているので、WordPressに貼ると働かない
- WordPressの目次は、テーマの目次機能かプラグインのどちらか一方に作らせる
- 2,296サイトの診断では、見出しの構造に問題があったサイトが53%あった
Googleドキュメントで書いた原稿を、見出しや表を崩さずにWordPressへ入稿したい方は、ドクポスを試してみてください。5記事まで、カード登録なしで試せます。
ドクポスを無料で試す参考にした資料
調査の方法:見出しの構造に関する割合は、2026年10月に選ばれるAI診断(2026年10月2日に見直した採点基準)で、22業種の公式サイト2,296件を診断し、「不足」または「一部不足」と判定されたサイトの割合です。個別のサイト名と点数は公開していません。