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Articleの構造化データの書き方|ブログ記事の著者と更新日をAIに伝える【コピペ用コードつき】

公開日: / カテゴリ: 構造化データ / 執筆: エラバレル

Articleの構造化データの書き方|ブログ記事の著者と更新日をAIに伝える【コピペ用コードつき】

「ブログを書いているけれど、構造化データは何を入れればいいのか分からない」「記事に著者名と日付を出しているのに、診断で『著者と更新日が分からない』と言われた」。ブログやお知らせを更新している会社や店の方から、こうした相談を受けます。

先に結論をお伝えします。ブログ記事には、Article(または BlogPosting)の構造化データを入れ、その中に「誰が書いたか(author)」と「いつ公開・更新したか(datePublished・dateModified)」を入れます。 著者には、名前だけでなく、プロフィールページのURLも添えるのがポイントです。

選ばれるAI診断が22業種・2,296の公式サイトを診断したところ、記事のページとして判定された239件のうち、著者と日付の情報が十分だったのは31件(13%)だけでした。残りの87%は、著者の名前がない、プロフィールへのつながりがない、日付がない、または最終更新が1年半以上前、のどれかに当てはまりました。

この記事では、Articleの構造化データの役割、入れる項目、コピペで使えるコード、WordPressでの設定場所、よくある間違いと確認方法までを説明します。

この記事でわかること

  • Articleの構造化データとは何か、AI検索で大事な理由
  • Article・BlogPosting・NewsArticleの違いと選び方
  • 入れるべき項目(著者・公開日・更新日・見出し・画像)
  • そのまま使えるJSON-LDのコード(個人・会社・複数の著者)
  • WordPressでの設定場所と、プラグインが出すコードの直し方
  • よくある間違い7つと、確認の手順

Articleの構造化データとは?

構造化データとは、ページの内容を、検索エンジンやAIが間違いなく読み取れるように、決まった書式で書き添えるコードです。人が読む本文とは別に、「これは記事です」「書いた人はこの人です」「公開日はこの日です」と機械向けに整理して伝えます。くわしくは構造化データとは?の記事で説明しています。

Articleは、そのうち記事のページ用の型です。ブログ記事、お知らせ、コラム、ニュースなどのページに使います。

Articleの構造化データを入れると、検索エンジンやAIに、次のことをはっきり伝えられます。

  • このページは記事である
  • 記事の題名(headline)
  • 書いた人(author)と、その人のプロフィール
  • 公開した日(datePublished)と、最後に更新した日(dateModified)
  • 記事を代表する画像(image)
  • 記事を出している会社・サイト(publisher)

AI検索で、著者と更新日が大事な理由

AIは、答えを作るときに「誰が書いた情報か」「いつの情報か」を手がかりにして、信頼できる情報源を選ぼうとします。

  • 著者:その分野の専門家や、実際に経験した人が書いた記事は、信頼されやすくなります。税理士が書いた税金の記事、整体師が書いた体のケアの記事などです
  • 更新日:料金、制度、営業時間のように変わる情報は、新しい記事ほど正確です。AIは新しい情報を優先する傾向があります

Googleも、検索の品質を考えるうえで、経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)を大事にすると説明しています。著者がはっきりしていることは、その土台です。くわしくはE-E-A-Tを整える方法の記事で説明しています。

本文の表示と、構造化データの両方が必要

構造化データは、本文に書いてあることを機械向けに言い直すものです。本文に著者名と日付を表示したうえで、同じ内容を構造化データにも入れるのが基本です。本文にない著者や日付を、構造化データだけに入れるのは避けてください。

2,296サイトの診断で分かった、著者と日付の不足

選ばれるAI診断では、診断したページが記事の形(構造化データの型が記事、または記事の公開日時の情報がある)の場合に、著者と日付を判定しています。22業種・2,296件の診断のうち、記事のページとして判定されたのは239件でした。

記事のページ239件の判定結果

  • 著者と日付の情報が十分だった:31件(13%)
  • 一部不足(著者のプロフィールへのつながりがない、最終更新が古いなど):166件(69%)
  • 不足(著者の名前も日付もない):42件(18%)
  • 参考:無料ブログサービスで作られた43件では、著者と更新日の判定がすべて不足または一部不足だった

判定の中身を、もう少し詳しく見てみます。

  • 十分(31件):著者の名前に加えて、プロフィールページやSNSのURLがあり、公開日か更新日も入っている
  • 一部不足(166件):著者の名前はあるがプロフィールへのつながりがない、日付がない、または最終更新が1年半以上前、のいずれか
  • 不足(42件):著者の名前も、公開日・更新日も、機械に伝わる形で入っていない

「一部不足」がいちばん多く、著者の名前は入っているけれど、それがどんな人かを確かめる手がかり(プロフィールページやSNSのURL)がないというケースが目立ちました。SEOプラグインが自動で出すArticleの構造化データでは、著者がWordPressのユーザー名だけになっていることがよくあります。

また、最終更新が1年半以上前の記事も「一部不足」に入ります。ブログを始めた頃に何本か書いて、そのあと更新が止まっているサイトは珍しくありません。トップページから古い記事しかたどれない状態だと、AIは「この会社の情報は新しいのか」を判断しにくくなります。

記事を書いている会社は、まだ少ない

そもそも、2,296件のうち診断したページが記事の形だったのは239件で、多くの小さな会社の公式サイトは、トップページが会社や店の紹介になっています。ブログやコラムで役に立つ情報を発信している会社自体が少ないので、著者と日付をきちんと整えた記事は、それだけで目立ちやすいと言えます。

Article・BlogPosting・NewsArticleの違い

記事の型には、主に次の3つがあります。

型使う場面小さな会社での例
Article記事全般コラム、解説記事、事例紹介
BlogPostingブログの記事スタッフブログ、店長日記、ブログ形式のお知らせ
NewsArticleニュースの記事報道機関のニュース(一般の会社ではあまり使わない)

BlogPostingとNewsArticleは、Articleの仲間(より細かい種類)です。Googleは、どれを使っても記事として扱います。迷ったら、ブログならBlogPosting、それ以外はArticleで十分です。

入れるべき項目

Googleの説明では、Articleの構造化データに「必ず入れないといけない項目」はなく、次の項目を入れることが推奨されています。

項目意味書き方の例
headline記事の題名"確定申告の準備は何から始める?"
author書いた人Person(個人)またはOrganization(会社)
author.name著者の名前"山田 太郎"
author.url著者のプロフィールページ"https://example.com/about/yamada/"
datePublished公開日時"2026-10-09T09:00:00+09:00"
dateModified最終更新日時"2026-10-20T10:30:00+09:00"
image記事を代表する画像のURL"https://example.com/img/kakutei.jpg"
publisher記事を出している会社・サイトOrganization(会社名・ロゴ)

日付は「日本時間」を明記する

日付は、ISO 8601という決まった形で書きます。2026-10-09T09:00:00+09:00 のように、日付と時刻のあとに +09:00(日本時間)を付けます。+09:00 がないと、世界標準時として読まれ、9時間ずれて解釈されることがあります。

更新日は「中身を直したとき」に変える

dateModifiedは、記事の中身を実際に直したときに変えます。誤字を1文字直しただけで更新日を新しくしたり、何も変えていないのに日付だけ新しくしたりするのは避けてください。読む人にとって、更新日は「この記事の情報はいつ時点のものか」を知る大事な手がかりです。

そのまま使えるコード

個人(代表者やスタッフ)が書いた記事の場合

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "BlogPosting",
  "headline": "確定申告の準備は何から始める? 個人事業主が12月までにやること",
  "image": ["https://example.com/img/kakutei-prep.jpg"],
  "datePublished": "2026-10-09T09:00:00+09:00",
  "dateModified": "2026-10-20T10:30:00+09:00",
  "author": {
    "@type": "Person",
    "name": "山田 太郎",
    "jobTitle": "税理士",
    "url": "https://example.com/about/yamada/",
    "sameAs": ["https://www.instagram.com/〇〇/"]
  },
  "publisher": {
    "@type": "Organization",
    "name": "山田税理士事務所",
    "url": "https://example.com/",
    "logo": {
      "@type": "ImageObject",
      "url": "https://example.com/logo.png"
    }
  },
  "mainEntityOfPage": "https://example.com/blog/kakutei-prep/"
}
</script>

著者の url には、その人の紹介ページ(代表者紹介、スタッフ紹介など)のURLを入れます。資格や経歴が書かれたページがあると、AIが「どんな人が書いたか」を確かめられます。代表者の紹介ページの作り方は、士業の代表者プロフィールの書き方の記事が参考になります。個人の構造化データ(Person)についてはPersonの構造化データの記事で説明しています。

会社として書いた記事の場合

担当者の名前を出さず、会社として記事を出す場合は、authorにOrganizationを入れます。

"author": {
  "@type": "Organization",
  "name": "株式会社〇〇工務店",
  "url": "https://example.com/company/"
}

ただし、専門的な内容の記事では、できるだけ書いた人や監修した人の名前を出したほうが、読む人にもAIにも信頼されやすくなります。

著者が複数いる場合

"author": [
  {"@type": "Person", "name": "山田 太郎", "url": "https://example.com/about/yamada/"},
  {"@type": "Person", "name": "佐藤 花子", "url": "https://example.com/about/sato/"}
]

著者が複数なら、それぞれを分けて配列([ ])で入れます。1つの name に「山田 太郎・佐藤 花子」とまとめて書かないでください。

業種別:著者の書き方の例

税理士事務所:著者は所長の税理士。url は所長の紹介ページ(登録番号・所属税理士会・経歴を記載)。
整体院:著者は院長。url は院長紹介ページ(資格・施術歴を記載)。
工務店:施工事例の記事は、担当した設計士や現場監督。url はスタッフ紹介ページ。
美容室:スタイルの記事は担当のスタイリスト。sameAs にスタイリスト個人のInstagram。

構造化データのコードを手で書くのが不安な場合は、入力欄に書き込むだけでコードを作れるツールもあります。

構造化データ作成ツールを使う(無料)

WordPressでの設定場所

WordPressでは、SEOプラグインやテーマが、記事のArticle(またはBlogPosting)の構造化データを自動で出していることが多いです。まず、自分のサイトで何が出ているかを確かめ、足りない部分を設定で埋めます。

手順1:今出ている構造化データを確かめる

  1. 公開済みのブログ記事のURLをコピーする
  2. Googleの「リッチリザルト テスト」を開き、URLを貼って調べる
  3. 結果に「記事」が出ているか、著者(author)と日付が入っているかを見る

手順2:著者のプロフィールを埋める

SEOプラグインの多くは、WordPressの「ユーザー」の情報から著者を作ります。

  1. 管理画面の「ユーザー」→「プロフィール」を開く
  2. 「ブログ上の表示名」を、記事に出したい名前(本名や屋号)にする
  3. 「ウェブサイト」の欄に、著者の紹介ページのURLを入れる
  4. 「プロフィール情報」に、資格や経歴を短く書く
  5. SEOプラグインによっては、SNSのURLを入れる欄が追加されているので、埋める
  6. 「プロフィールを更新」を押す

ユーザー名が「admin」のような管理用の名前のまま表示名になっていると、構造化データの著者も「admin」になってしまいます。必ず確かめてください。

手順3:記事の画面に著者と日付を表示する

テーマの設定で、記事に「投稿者」「公開日」「更新日」を表示する項目があるか確かめます。表示しない設定になっていると、構造化データと本文の内容がそろいません。

プラグインとテーマで二重に出ていないか

SEOプラグインとテーマの両方が記事の構造化データを出していると、同じページに著者や日付が違うArticleが2つ出ることがあります。リッチリザルト テストで記事が2つ検出されたら、どちらか一方の出力を止めてください。止め方はプラグインやテーマの設定画面にあることが多いです。プラグインを使わずに足す方法はWordPressに構造化データをプラグインなしで入れる方法の記事で説明しています。

よくある間違い7つ

よくある間違いどうなるか直し方
著者が「admin」やログイン名誰が書いたか伝わらないユーザーの表示名を本名・屋号にする
著者の名前だけで、url がないどんな人か確かめられない著者紹介ページのURLを入れる
name に肩書きや会社名を混ぜる名前として読み取れないname は名前だけ。肩書きは jobTitle に
日付に +09:00 がない時刻が9時間ずれて解釈される日本時間の +09:00 を付ける
更新日が公開日より前日付の信頼性が下がるdateModified は公開日と同じか後にする
本文と構造化データの日付が違うどちらが正しいか分からない本文の表示と同じ日付にする
中身を直していないのに更新日だけ新しくする読む人の誤解につながる実際に直したときだけ変える

確認の手順

構造化データを入れたら、次の順番で確かめます。

  1. リッチリザルト テスト:記事のURLを入れ、「記事」が検出されるか、エラーや警告がないかを見る
  2. スキーマ マークアップ検証ツール:BlogPostingなど、型の中身を細かく確かめる
  3. ページのソース:ブラウザでページを右クリックして「ページのソースを表示」を選び、"author" や "dateModified" で検索して、中身を目で見る

ツールの使い方は構造化データの確認方法の記事、入れたのに反映されないときは構造化データが反映されないときの記事で説明しています。

Articleの構造化データのチェックリスト

  • 記事のページに、BlogPosting または Article の構造化データがある
  • author に、本名または屋号の名前が入っている(adminではない)
  • author の url に、著者の紹介ページのURLが入っている
  • datePublished と dateModified が、+09:00 付きで入っている
  • 本文にも、著者名・公開日・更新日が表示されている
  • 構造化データが二重に出ていない
  • 1年半以上更新していない記事は、内容を見直した

よくある質問

Articleの構造化データを入れると、検索結果の見た目は変わりますか?

大きく変わるとは限りません。Googleは記事の題名や画像、日付をより正しく理解するために使うと説明しています。見た目の変化よりも、「誰がいつ書いた記事か」を検索エンジンとAIに正しく伝えることが目的だと考えてください。

お知らせのページにも入れたほうがいいですか?

お知らせが記事の形(題名・本文・日付がある)なら、入れてかまいません。営業時間の変更や休業のお知らせは、日付が大事な情報なので、datePublished を正しく入れておくと、AIが古いお知らせと新しいお知らせを区別しやすくなります。

著者を本名で出したくない場合はどうすればいいですか?

屋号や、ふだん使っている名前でもかまいません。大事なのは、その名前の紹介ページがあり、どんな経験や資格を持つ人かが分かることです。会社として出す場合は、author に Organization を入れます。

古い記事は、更新日を新しくしたほうがいいですか?

中身を見直して直したときだけ、更新日を新しくしてください。料金や制度が変わった記事は、内容を今の情報に直したうえで更新日を変えます。内容が今も正しい記事は、無理に日付を変える必要はありません。

トップページにもArticleを入れるべきですか?

入れません。トップページには、会社や店を表す Organization や LocalBusiness を入れます。Articleは、ブログ記事などの記事のページだけに使います。会社の構造化データはOrganizationの構造化データの記事で説明しています。

無料ブログサービスでも入れられますか?

サービスによっては、構造化データを自分で足せないことがあります。その場合は、本文の最初か最後に、著者の名前と紹介、公開日・更新日を文字で書いておくだけでも、読む人とAIへの手がかりになります。

まとめ

Articleの構造化データで、著者と更新日を伝える方法をまとめます。

この記事のまとめ

  • ブログ記事には BlogPosting(または Article)の構造化データを入れる
  • 大事なのは、著者(author)と、公開日・更新日(datePublished・dateModified)
  • 著者には、名前だけでなくプロフィールページのURLを入れる
  • 日付は +09:00 付きで、本文の表示と同じにする
  • 2,296サイトの診断では、記事のページ239件のうち、著者と日付が十分だったのは13%だけ
  • WordPressでは、ユーザーの表示名とプロフィールを埋め、二重の出力がないか確かめる

まずは、自分のブログ記事で著者と日付がどう伝わっているかを確かめてください。選ばれるAI診断なら、記事のURLを入れるだけで、22項目の判定と理由を無料で確認できます。

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参考にした資料

調査の方法:2026年10月、選ばれるAI診断で、工務店・税理士事務所・歯科医院・クリニック・整体院・美容室・行政書士事務所・不動産会社など22業種の公式サイト2,296件(重複を除く)を、2026年10月2日に見直した採点基準で再診断しました。著者と日付の項目は、診断したページが記事の形と判定された239件を対象に、著者の名前・プロフィールのURL・公開日または更新日・最終更新からの期間を確認した結果です。無料ブログサービスの43件は、別に集計しています。個別のサイト名と点数は公開していません。