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Googleマップで上位表示する方法|順位が決まる3つの要素と、ホームページ側の対策

公開日: / カテゴリ: AI検索対策 / 執筆: エラバレル

Googleマップで上位表示する方法|順位が決まる3つの要素と、ホームページ側の対策

「『近くの〇〇』で検索しても、自分の店が地図に出てこない」「Googleマップの順位を上げたいけれど、何をすればいいのか分からない」。店舗や事務所を営む方から、こうした相談をよくいただきます。

先に結論をお伝えします。Googleマップの順位は、Googleが公式に説明している「関連性」「距離」「知名度」の3つで決まります。 このうち距離は店の場所で決まるので変えられませんが、関連性と知名度は、Googleビジネスプロフィールの設定、口コミへの対応、そしてホームページの情報の整え方で高めることができます。

見落とされがちなのが、ホームページ側の対策です。選ばれるAI診断が22業種・2,296件の公式サイトを診断したところ、店や会社の情報が構造化データに十分入っていないサイトが97%ありました。この記事では、3つの要素ごとにやること、Googleビジネスプロフィールで今日やる設定、ホームページ側の対策、やってはいけないことまでを説明します。

この記事でわかること

  • Googleマップの「上位表示」とは何か
  • 順位が決まる3つの要素(関連性・距離・知名度)
  • 要素ごとに、自分でできること
  • Googleビジネスプロフィールで今日やる設定の手順
  • ホームページ側でそろえる情報と、構造化データ
  • やってはいけないことと、AIによる概要とのつながり

Googleマップの「上位表示」とは?

Googleマップの上位表示とは、「地域名+業種」や「近くの〇〇」で検索されたときに、地図の検索結果の上のほうに自分の店が表示されることです。

地図の検索結果が表示される場所は、主に2つあります。

  1. Google検索の地図の枠:Google検索で「〇〇市 歯医者」などと調べたときに、検索結果の上のほうに地図と3件ほどの店が表示される枠です。「ローカルパック」とも呼ばれます。
  2. Googleマップのアプリ・サイト:Googleマップで直接検索したときに表示される、店の一覧です。

どちらも、店の情報のもとになっているのはGoogleビジネスプロフィール(Googleに店や会社の情報を登録する無料のサービス)です。地図の検索で上位に出るための取り組みは、MEO(Map Engine Optimization、地図エンジン最適化)とも呼ばれます。

地図の枠に入るかどうかで、見られ方が大きく変わる

Google検索の地図の枠には、数件の店しか表示されません。その数件に入ると、検索結果の上のほうで、店の名前・評価・営業時間・電話のボタンがまとめて目に入ります。地域で探されることの多い店や事務所にとって、地図の枠に入るかどうかは、ホームページの検索順位と同じくらい大事です。

順位が決まる3つの要素

Googleは、ローカル検索(地域の店を探す検索)の順位について、主に次の3つの要素を組み合わせて決めていると説明しています。

要素意味自分で変えられるか
関連性検索された言葉と、店の情報がどれだけ合っているか変えられる(情報を詳しく正確に書く)
距離検索した人の場所や、検索に入れた地域から、店までの距離ほぼ変えられない
知名度店がどれだけ知られ、評価されているか変えられる(口コミ、ウェブでの知られ方)

Googleは、お金を払って順位を上げる方法はないとも説明しています。つまり、地図の順位は、店の情報の正しさと詳しさ、そして実際の評判で決まるということです。

要素1:関連性を高める

関連性は、検索した人が探しているものと、店の情報がどれだけ合っているかです。「〇〇市 整骨院 土曜」と検索した人には、整骨院で、土曜に営業していることが分かる店が合っています。

カテゴリを正しく選ぶ

Googleビジネスプロフィールでは、店の業種を「カテゴリ」として選びます。メインのカテゴリは、店の業種をいちばん正確に表すものを1つ選びます。そのうえで、追加のカテゴリで、ほかに提供しているサービスを補います。

たとえば、整骨院が整体やマッサージも行っているなら、メインを整骨院にして、追加のカテゴリに関連するものを足します。ただし、実際にしていないサービスのカテゴリを足すのは避けてください。

説明文・サービス・属性を埋める

ビジネスの説明文には、店が何をしているか、どんな人に向いているか、どの地域に対応しているかを書きます。サービスや商品の欄、「駐車場あり」「予約可」「バリアフリー」などの属性も、当てはまるものはすべて埋めます。説明文の書き方は、Googleビジネスプロフィールの説明文の書き方の記事で、業種別の文例とあわせて説明しています。

ホームページの内容も、関連性の判断材料になる

Googleビジネスプロフィールには、ホームページのURLを登録できます。Googleは、登録されたホームページの内容も、店がどんなサービスを提供しているかを理解する材料にしていると考えられます。ホームページに、サービスごとの説明、対応地域、料金の目安が文字で書かれていれば、検索された言葉と店の情報を結びつけやすくなります。

要素2:距離は変えられないが、正確に伝える

距離は、検索した人の現在地や、検索に入れた地域名から、店までの距離です。店の場所は変えられないので、この要素で順位を上げることはできません。

ただし、住所が正確に登録されていることは大事です。ピンの位置がずれていたり、建物名や番地が抜けていたりすると、正しい距離で判断されず、来店しようとした人が迷う原因にもなります。

出張や訪問で仕事をする業種(出張整体、リフォーム、清掃など)は、Googleビジネスプロフィールで、店の住所を表示せずに「サービス提供地域」を設定する方法があります。対応する市区町村を設定しておくと、その地域で探している人に、店の情報が届きやすくなります。

要素3:知名度を高める

知名度は、店がどれだけ知られ、評価されているかです。Googleは、口コミの数と評価、ウェブ上の情報(リンク、記事、店舗の一覧など)をもとに判断するとしています。また、ウェブ検索でのホームページの順位も、知名度の判断に使われると説明しています。

口コミを集め、すべてに返信する

口コミの数と評価は、知名度の大きな要素です。満足してくれたお客さんに、口コミを書いてもらえるようお願いしましょう。会計のときに声をかける、口コミを書くページにつながるQRコードを店内に置く、といった方法があります。

書いてもらった口コミには、良いものにも厳しいものにも、すべて返信します。返信は、これからお客さんになる人も読んでいます。返信の書き方は、Googleの口コミへの返信例文の記事で、場面別の例文とあわせて紹介しています。

口コミと引き換えに割引や特典をつけない

「口コミを書いてくれたら10%引き」のように、特典と引き換えに口コミを頼むことは、Googleのポリシーで禁じられています。違反すると、口コミが削除されたり、店の情報の表示が制限されたりすることがあります。お願いは、特典をつけずにしてください。

ウェブ上での知られ方(サイテーション)を整える

地域の情報サイト、業界団体の名簿、紹介・予約のサイトなどで、店の名前・住所・電話番号が書かれていることを「サイテーション」と呼びます。こうした情報が多く、しかも正確にそろっていることは、知名度の手がかりになります。詳しくはサイテーションとは?の記事をご覧ください。

写真と投稿で、情報を新しく保つ

店の外観、店内、スタッフ、商品やサービスの写真を登録しておくと、店の様子が伝わります。Googleビジネスプロフィールの「投稿」で、お知らせや季節のメニューを発信するのも、情報が新しく保たれている店であることを伝える方法です。

写真は、明るく、店の様子がそのまま伝わるものを選びます。外観の写真は、お客さんが初めて来るときの目印になるので、入口が分かる角度で撮っておきましょう。お客さんが投稿した写真も表示されるので、店の側からも定期的に新しい写真を足して、今の店の様子が伝わるようにしておくと安心です。

Googleビジネスプロフィールで今日やること

ここまでの内容を、今日からできる手順にまとめます。

  1. オーナー確認を済ませる。 Googleビジネスプロフィールの管理画面に入れる状態にします。まだなら、店の情報を登録し、確認の手続きを進めます。
  2. 店の名前を、看板と同じ正式な名前にする。 地域名や業種を足して長くしないでください(理由は後で説明します)。
  3. 住所とピンの位置を確かめる。 地図上のピンが、実際の入口の位置にあるかを見ます。
  4. 電話番号・ホームページのURLを確かめる。 ホームページのURLは、トップページか、その店舗のページにします。
  5. 営業時間・定休日・特別営業時間を入れる。 祝日や年末年始の営業時間も、決まったらすぐに入れます。
  6. カテゴリを見直す。 メインのカテゴリと、追加のカテゴリが合っているかを確かめます。
  7. 説明文・サービス・属性を埋める。 空欄がなくなるまで埋めます。
  8. 写真を10枚以上登録する。 外観・店内・スタッフ・商品やサービスの写真を入れます。
  9. まだ返信していない口コミに返信する。

整骨院の場合の設定例

店の名前:〇〇整骨院(看板と同じ。地域名は足さない)
メインのカテゴリ:整骨院。追加のカテゴリ:実際にしている施術に合うものだけ
説明文:〇〇駅から徒歩3分の整骨院です。交通事故のけが、スポーツのけが、ぎっくり腰の施術を行っています。柔道整復師の国家資格を持つ院長が担当します。土曜は17時まで受付。駐車場3台あり。
属性:予約可、駐車場あり、など当てはまるもの

ホームページ側の対策

Googleマップの順位というと、Googleビジネスプロフィールの設定だけを考えがちですが、ホームページの整え方も、関連性と知名度の両方にかかわります。

ホームページ側の調査の結果(22業種・2,296件)

  • 店や会社の情報が構造化データに十分入っていないサイト:97%
  • 構造化データ(JSON-LD)がない・壊れているサイト:59%
  • 会社概要・店の情報の中身が不十分なサイト:48%
  • 問い合わせ先が見つからないサイト:13%

Googleビジネスプロフィールと、店の情報をそろえる

ホームページに書いている店の名前・住所・電話番号・営業時間が、Googleビジネスプロフィールと同じかを確かめます。移転や営業時間の変更のあと、片方だけ直して、もう片方が古いままになっていることがよくあります。表記のそろえ方は、NAP(名前・住所・電話)の統一の記事で説明しています。

店の情報を、構造化データで伝える

構造化データは、ページの情報を、AIや検索エンジンが間違いなく読み取れる決まった書式で書いたものです。店や事務所なら、LocalBusiness(地域の店や事務所を表す型)を使い、店の名前・住所・電話番号・営業時間・地図の位置を書きます。業種ごとのコードは、LocalBusinessの構造化データの書き方の記事で紹介しています。

入力欄に書き込むだけで、コードを作れる無料ツールもあります。

構造化データ作成ツールを使う(無料)

地域とサービスを、文字で書く

ホームページに「〇〇市〇〇町の整骨院」「〇〇駅から徒歩3分」「対応エリア:〇〇市・〇〇市」のように、地域とサービスを文字で書いておきます。写真や画像の中にだけ書かれていると、検索エンジンにもAIにも伝わりません。

アクセスのページには、住所に加えて、最寄り駅からの道順、駐車場の有無、目印になる建物も書いておくと、お客さんにも親切です。Googleマップの地図をページに埋め込んでおけば、来店する人がそのまま道順を調べられます。

ホームページの検索順位も、知名度の判断に使われる

Googleは、ウェブ検索でのホームページの順位も、地図の知名度の判断に使うと説明しています。ホームページの内容を充実させ、検索で評価されることは、地図の順位にもつながります。地図とホームページは、別々ではなく、つながっていると考えてください。

やってはいけないこと

順位を早く上げたいからといって、次のことはしないでください。Googleのガイドラインに反し、表示が制限されるおそれがあります。

やってはいけないこと例
店の名前に、地域名や宣伝の言葉を足す「〇〇整骨院|〇〇駅 腰痛 肩こり 交通事故」
実際に営業していない住所で登録するバーチャルオフィスや、店舗のない住所で登録する
特典と引き換えに口コミを頼む「口コミで次回500円引き」
自分や家族、従業員が口コミを書く店側の人が、お客さんのふりをして書く
同じ店を何件も登録する支店でもないのに、別の名前で重ねて登録する

店の名前に言葉を詰め込むのは、いちばんよく見かける違反です。看板や名刺と同じ、正式な名前にしてください。また、「必ずマップで1位にします」とうたう業者の提案は、こうした違反の方法を使っていることがあるので、中身をよく確かめてください。

自分の店の順位を確かめる方法

対策を始める前と後で、自分の店がどのくらいの位置に出ているかを確かめておくと、変化が分かります。

検索する場所と言葉を決めておく

地図の順位は、検索する場所によって変わります。確かめるときは、店から少し離れた場所(最寄り駅、近くの大きな交差点など)を決め、毎回同じ場所、同じ言葉で検索します。言葉は、「〇〇市 整骨院」「〇〇駅 整骨院」「整骨院 土曜」のように、お客さんが実際に使いそうなものを3〜5個決めておきます。

ふだん使っているGoogleアカウントで検索すると、自分の検索の履歴が結果に影響することがあります。ブラウザのシークレットモード(履歴を残さない画面)を使うと、より普通のお客さんに近い結果を見られます。

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」を見る

Googleビジネスプロフィールの管理画面には、「パフォーマンス」の項目があり、店の情報が表示された回数、電話のボタンが押された回数、ルート検索の回数、ホームページへのクリック数などを確かめられます。順位そのものではありませんが、月ごとの変化を見ることで、対策の効果をつかめます。どんな言葉で検索されて店が表示されたかも分かるので、関連性を高めるときの参考になります。

月に1回、記録をつける

検索した言葉、順位(地図の枠に入ったかどうか、何番目か)、口コミの数と評価、パフォーマンスの数字を、月に1回、表に記録します。一度の結果で一喜一憂せず、数か月の流れで判断してください。

AIによる概要・Geminiとのつながり

GoogleのAIによる概要や、AIモード、Geminiで「〇〇市でおすすめの整骨院は?」と聞くと、地図の情報をもとに店が紹介されることがあります。このときの材料も、Googleビジネスプロフィールの情報、口コミ、ホームページの内容です。

つまり、Googleマップの順位を上げるための取り組みは、そのままAIに正しく紹介されるための取り組みにもなります。Googleビジネスプロフィールの情報がAIの回答にどう使われるかは、GoogleビジネスプロフィールとAI検索の記事で詳しく説明しています。

Googleマップ対策のチェックリスト

  • Googleビジネスプロフィールのオーナー確認が済んでいる
  • 店の名前が、看板と同じ正式な名前になっている
  • 住所・ピンの位置・電話番号・営業時間が正しい
  • メインのカテゴリが、店の業種をいちばん正確に表している
  • 説明文・サービス・属性に空欄がない
  • 口コミにすべて返信している
  • ホームページの名前・住所・電話番号・営業時間が、Googleビジネスプロフィールと同じ
  • ホームページに、LocalBusinessの構造化データが入っている

よくある質問

Googleマップの順位は、お金を払えば上げられますか?

Googleは、お金を払って地図の順位を上げる方法はないと説明しています。検索結果に「スポンサー」として表示される広告はありますが、それは通常の順位とは別のものです。

設定を直してから、順位が変わるまでどれくらいかかりますか?

情報の更新は比較的早く反映されますが、順位の変化は、口コミやウェブ上の情報の積み重ねにも左右されます。数週間から数か月の単位で見てください。

口コミの評価が低いと、上位に出られませんか?

評価は知名度の要素の一つですが、それだけで順位が決まるわけではありません。厳しい口コミにも誠実に返信し、改善した点を伝えることで、読む人の印象は変わります。口コミの数を少しずつ増やしていくことも大切です。

店舗がない出張型の仕事でも、Googleマップに出られますか?

店の住所を表示せずに、サービス提供地域を設定して登録する方法があります。対応する市区町村を設定し、ホームページにも対応エリアを文字で書いておきましょう。

検索する場所によって、順位が違うのはなぜですか?

順位の要素に「距離」があるためです。検索する人の現在地や、検索に入れた地域名によって、近い店が上に出やすくなります。自分の店の近くで検索すると上位に出ても、少し離れた場所では出ないのは、このためです。

移転したら、順位はリセットされますか?

移転すると、住所が変わるので距離の条件が変わります。口コミは、同じ店として住所を変更すれば引き継がれるのが一般的です。新しい店舗として別に登録し直すと、口コミや写真が引き継がれないことがあるので、移転のときは、今の登録の住所を変更する方法を選んでください。ホームページやほかのサイトの住所も、あわせて直しましょう。

ホームページがなくても、Googleマップで上位に出られますか?

Googleビジネスプロフィールだけでも地図には出られます。ただ、ホームページの内容や検索での評価も知名度の判断に使われるため、ホームページがあるほうが有利です。AIに店を詳しく紹介してもらうための材料にもなります。

まとめ

Googleマップで上位表示するための考え方と、やることをまとめます。

この記事のまとめ

  • Googleマップの順位は、関連性・距離・知名度の3つで決まり、お金で上げる方法はない
  • 関連性は、カテゴリ・説明文・サービス・属性と、ホームページの内容で高める
  • 距離は変えられないが、住所とピンの位置を正確にしておく
  • 知名度は、口コミとその返信、ウェブ上での知られ方、ホームページの検索での評価で高める
  • ホームページ側では、店の情報をそろえ、LocalBusinessの構造化データを入れ、地域とサービスを文字で書く
  • 店の名前に言葉を足す、特典つきの口コミ依頼などの違反はしない

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参考にした資料

調査の方法:2026年10月、選ばれるAI診断で、工務店・税理士事務所・歯科医院・クリニック・整体院・美容室・行政書士事務所・不動産会社など22業種の公式サイト2,296件を、2026年10月2日に見直した採点基準で再診断した結果です。割合は「不足」または「一部不足」と判定されたサイトの割合です。個別のサイト名と点数は公開していません。